表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

43/45

恋バナ大好き3人組 前編

「いや〜、とうとう水崎先生にも高嶋さんの恋がバレてしまいましたね〜♪」


「はい、そうですね♪ これはかなりの一大事だと思います♪」


「ちょっとそこ! 実況と解説をしないの!」


 水崎先生にも私の恋心がバレてしまったのを見て、中村さんと北原さんが超ノリノリで実況と解説をしていたので、私はすかさず2人にツッコミを入れていたの。


「あはは、ごめんね♪ ちょっと面白かったからつい♪ そういえば今回は潔くすぐに自分の恋を認めたね♪」


「言われてみれば確かにそうですね♪」


 私があっさりと自分の恋心を認めたことに、中村さんと北原さんはとても気になってたみたいなの。


 まあ……、そりゃやっぱり気になっちゃいますよね〜……。あはは……。


「えぇ〜……。だってもしまた否定したら、どうせツンデレっちゃったとか言ったりして実況と解説をしようとしてたでしょ?」


「「あっ、バレちゃった?」」


「ほらやっぱり! むぅ~!」


 そして私が理由を話すと、2人は自分たちのやることが私にバレたことにどこかトボけた仕草をし、それを見た私はプク顔をしながら2人にプンスカと怒っていたの。


 私の予想通り、否定したら2人はや〜っぱり私をからかおうとしていたわね! ハァ〜……、今回はすぐに認めて良かったよ〜……。もしまた否定したら、きっと私はあまりの恥ずかしさにより爆死していたかも……。流石にその手には乗らないんだから♪ ニヒッ☆!


「へぇ〜、そんなことがあったんだ♪ 先生も北原さんと中村さんの実況と解説いつかちゃんと聞いてみたいな♪」


「なっ!? ちょっと水崎先生、2人の実況と解説に興味を示さないでくださいよ!」


「「もちろん喜んで♪」」


「もぅ〜! 2人もノリノリで水崎先生に了承しないでよ! むぅ~!」


 それから続けて水崎先生が何と2人の実況と解説に興味を示し、2人も2人でそのことにノリノリでとても喜んでおり、私はその光景を見てさっきと同じようにプク顔をしながらプンスカと怒っていたの。


 ハァ〜……、3人の世界が何だかとてもカオスに感じて頭がクラクラしちゃいそうだよ〜……。


 

「あっ! もしかして高嶋さんがあの時大声を出してたのって、今井くんと同じチームになれなかったことにショックを受けたのが理由でしょ♪」


「はみゃっ!?」


「そういえば確かに大声を出していましたね♪」


「うんうん♪ それでその後、水崎先生に注意されてみんなが爆笑していたんだよね♪」


「そうそう♪ 突然急に大声を出したもんだから、何事かなと思ってつい高嶋さんに注意したんだよね♪ あの時は先生もびっくりしちゃったな♪ でも今にして思えば、大好きな人と一緒のチームになれなかったのが理由だと分かったの♪ そりゃ、そのショックでつい心の声が出ちゃうのも当然よね♪ どう、高嶋さん? 先生の推理完璧でしょ♪」


「うぐっ……! はっ……、はい……。正にその通りです……」


「やった♪」


 次に水崎先生は、私があの時大声を出してしまった理由をこれまでの流れから推理して1つの結論を述べ、それを聞かれた私はそのあまりの完璧すぎる答えに動揺や恥ずかしさなどのいろんな感情が交錯しながらも渋々はいと答えたの。


 うぅ〜……。まあそりゃ……、私の恋心を知ったらそう考えるのが普通よね……。といっても、みっくんには恥ずかしさから来るツンデレぶりを披露してそのことを否定しちゃったんだけどね♪ ハァ〜……、今みたいにみっくんにも素直にそのことを肯定すれば良かったな……。私のバカ……。


「なるほどね♪ だからあの時大声を出して叫んでいたんだね♪ それなら納得かも♪ 好きな人と一緒のチームになれないショックはとても絶大だからね♪ うんうん♪」


「あの時の大声にはそんな辛い思いが込められていたのですね……。好きな人と一緒のチームになれないなんて何と残酷なのでしょう……! 運命の悪戯で引き裂かれてしまった2人……! 全ての歯車が狂い出してしまい、やがてそれは争いの火種となるのでした……!」


「ぐっ……! 一応学校側で決めたとはいえ、女子同士・男子同士のチームにしか出来ないルールにしたことを今更ながらとても後悔です……! グスン……」


「こら〜!! ちょっとそこの恋バナ大好き3人組!! 私の恋愛事情で勝手に盛り上がらないでよ!! あと北原さんが微妙にキャラ変してるよね!?」


「あっ、言われてみれば確かにそうでした♪ テヘッ♪」


「テヘッ♪じゃな〜い!! むぅ~!」


 水崎先生の完璧な推理に私が認めたことで、みんなは私に関する恋バナで勝手に盛り上がっているのを見て、私は顔を真っ赤にして恥ずかしながらも再びプク顔を作ってみんなにプンスカと怒っていたの。


 みんな私の恋バナに興味津々過ぎるでしょ!? 恥ずかしさの破壊力で私のメンタルがこれ以上持たない気がするんだけど! というか私……、何度もプンスカと怒っているよね……? うぅ〜……、これ以上怒ると肌が荒れること間違いなしだよ〜……。しくしく……、ぴえん……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ