大規模な視聴覚室
「そういえばこの学校の視聴覚室って、見たところやっぱりとっても広いですね♪」
「そうなの♪ ここ月桜高校の視聴覚室は他の学校の視聴覚室と比べて、特別に広く造られているのが特徴なの♪」
するとここで、北原さんが視聴覚室の辺りを見渡しながらこの教室がとても広いことを話し、水崎先生がそのことについて詳しく説明してくれたの♪
「へぇ〜、そうなんだ♪ それによく見てみると、スクリーンもとても大きいかな♪ まるで映画館みたい♪」
「あっ、それ私も思った♪ もしかしたら大迫力映像が見られるかも♪ そう思うと何だかとってもワクワクしてきた☆! それによく見てみると、冷暖房もしっかり完備されているから快適な気分も味わえちゃうね♪ ある意味うってつけの場所です☆! エッヘン☆!」
それから続いて私も中村さんもそのことに共感し、更にまるで映画館にあるようなスクリーンのあまりの大きさに圧倒されていたの。
冷暖房のことももちろんそうだけど、更にそれだけじゃなく、大学の教室みたいに長机の数もかなり多いからそのスケールのデカさを改めて実感しちゃうんだよね……。さっき水崎先生が言ってたように、流石特別に広く造られてるだけあるわね……。月桜高校恐るべしです……。
そういえば映画館って言ったら、みっくんとよく一緒に映画館に行ったりしてたよね♪ 私にとってはどれもすっごくすっごく楽しい思い出なの♪ フッフ〜ン♪ そりゃ大好きな人と一緒に映画を観に行ってるんだもん♪ そんなの楽しくて当然だよね♪ ニヒッ♪
確か中学の卒業記念の時もみっくんと一緒に映画館に行ってたんだよね……。あの時も凄く楽しかったな……。私はデートのつもりで映画を観に行って楽しんでたけど、みっくんはそうじゃなかったんだよね……。だって私のことを「あんな奴、全然好きなタイプじゃないから」って言ってたしね……。その影響で私はこうして高校デビューをすることになったわけだけど……。うぅ〜……、今思い出しても何だかとっても辛い気持ちだよ〜……。それに心もズキズキとしちゃうしね……。いつかみっくんと本当のデートが出来たらいいな……。
「いや、何で高嶋さんが偉そうになっちゃうのよ〜♪ 自分で造ったわけじゃないのに〜♪ このこの〜♪」
「エヘヘ〜、何でか急にそんな気分になっちゃって〜♪」
「もぅ〜、何ですかそれ〜♪ でも確かに気持ちは分かるかも♪ なぜかつい自慢したくなっちゃいますよね♪ それと高嶋さんの面白い一面が見られて、私はとっても嬉しい気持ちで凄く満足しています♪」
「確かに♪ 私も北原さんと同じ気持ちかな♪」
「もぅ〜! ちょっとそれどういう意味よ!? むぅ~!」
テンションが上がったせいからか、なぜか私は自分で造ったわけじゃないのに視聴覚室を偉そうに自慢していて、2人をそれを見てどうやら凄く面白いと思ったみたいで、私はそれを聞いてあまりの恥ずかしさにプク顔をしてつい怒ってしまっていたの。
うぅ〜……、私の黒歴史がさらに増えてしまったよ〜……。私のあんな一面……、みっくんには絶対見せられないよ〜……。
「ふふっ♪ みんなの仲良しな一面が見られて先生とっても嬉しいわ♪ それじゃ、本題に入るわね♪ ここ視聴覚室で行うゲームは……、じゃ〜ん☆! このルービックキューブになります♪」
「「「ルービックキューブ?」」」
「そう♪ ルービックキューブだよ♪」
それからしばらくして、水崎先生が自らここ視聴覚室で行うゲームが何なのか明かしてくれたんだけど、そのゲームはどうやらルービックキューブだったみたいなの。
改めて思うけど、教室とやるゲームって本当に全然関係ないよね……。あはは……。




