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長い戦いを終えて

「何とか無事にクリアすることが出来たね♪」


「本当その一言に尽きるね♪ もしかしたら高嶋さんは勝利の女神かも♪」


「エヘヘ〜、ありがとう♪ って、そうじゃなくて! 2人共さっきからずっと私に頼りすぎなんだからね! むぅ~!」


「「ごっ、ごめんなさい!」」


 加藤先生の絵を見事奇跡的に正解し喜びを分かち合った後、私は2人に対してあまりにも私を頼りすぎなことにプンスカと怒りプク顔をしていたの。


「大体、私に全てを任せるのはどうかと思います! これじゃ私の負担がとても大きすぎてメンタルが持ちません! いくらなんでもあんまりです! むぅ~!」


「「ごっ……、ごもっともです……」」


「なので、次からは2人にゲームを完全に任せようかなと思います♪ クリアを目指してぜひ頑張ってね♪ といっても、私も協力するから安心してね♪」


「うっ……! でっ……、でも……」


「いくらなんでもそれは……」


「良いよね……?」


「「ヒッ……!」」


「へ・ん・じ♡」


「「ハッ、ハイ……!!」」


「うん、よろしい♪」


「「ホッ……」」


 それから私は、2人にも自力でゲームをクリアしてもらうように笑顔で圧をかけて説得し、何とかその条件を受け入れてくれたの。


 この場合、笑顔ほど怖いものはないからね♪ といっても、ノリでやってるようなものだから別に本気で怒ってるわけじゃないんだけどね♪ ニヒッ♪


「うぅ〜……、何か高嶋さんが物凄く怖く感じたんだけど……。その……、途中から笑顔で話してたから余計にね……」


「そうですね……。それと高嶋さんはとびっきり可愛いのでその分ギャップがあって更に怖さが増してたような気がします……。あと不吉な黒いオーラを纏っているような感じもしました……。それを見て、何だか凄く申し訳ない気持ちでいっぱいです……」


「うん……、そうだね……。とりあえず言えることは可愛い子を怒らせてはいけないことだね……。あとで絶対にマズイことになるから……」


「えぇ……、ですね……」


「ん? 何か言った?」


「「ううん!! 何も言ってないです!!」」


 その後、2人は私を見て何やらコソコソと話していたので、私は再び笑顔の圧をかけて何を話しているのか気になって聞いてみると、2人は全力で首を横に振ったり手をブンブンと振ったりして何も言ってないと誤魔化してしたの。


 う~ん……、2人を怖がらせすぎたかな……? 流石にちょっとやりすぎたかも♪ てへっ♪



「それじゃ、そろそろ2つ目のスタンプを貰いに行こう♪」


「うん、そうだね♪」


「ぜひそうしましょう☆!」


 それからしばらくして、私たちは気を取り直して加藤先生から2つ目のスタンプを貰いに行くことにしたの♪


「加藤先生♪」


「ん?」


「「「スタンプお願いします☆!」」」


「おぅ、そうだな! 高嶋たち、クリアおめでとうな!」


 ポンッ♪


 そして私たちはスタンプカードを加藤先生に見せて、そのカードに2つ目のスタンプを押してもらったの♪


 それにしても……、2つ目のスタンプをゲットするのにかなり苦労しちゃったよ〜……。だけどその分、達成感があって凄く嬉しい気持ちです♪

 

「やった〜☆! 無事に2つ目のスタンプをゲットだよ〜……♪」


「これであと3つだね♪ それにしてもとても大変だったよね……」


「うん……、そうですね……。もぅ〜……、何だか物凄く疲れちゃいましたぁ〜……」


 加藤先生からスタンプを貰った私たちは、やっと念願の2つ目のスタンプをゲットしたことに喜びを噛み締めていたの。


 絵を当てるという凄くシンプルなゲームだったのに、私たち全員なぜかとても疲弊しちゃってたから、このクリアで少しでも疲れが吹き飛んでくれたらいいな♪


 ちなみに、一応正解したとはいえその絵のどこにオムライス要素があるのか気にはなるけど、敢えてここはスルーして聞かないことにします♪ だって、聞いてしまうとまた恐ろしい事実を知ってしまうことになるしね……。あはは……。それにこれ以上ダメージを受けたくないし、精神的に削られるのも嫌なんだもん……!



「それじゃ加藤先生、私たちはこれで失礼します♪」


「うむ! みんなお疲れ様。最後に一応確認しておきたいが、先生の絵はやっぱり凄く下手だったか?」


「「「はい、凄く下手です♪」」」


「ガーン……!! そっ……、そうか……。先生の絵はやっぱり凄く下手だったんだな……。分かってたとはいえ……、面と向かって言われるととても辛いものだな……。グスン……。改めて痛感させられるぜ……」


「「「あっ……、あはは……」」」


 大の大人が再び分かりやすく落ち込んでいるわね……。


 その後私たちが化学室を出ようとすると、加藤先生から自身の描いた絵がどうだったか聞かれたので、私たちは素直に下手だと笑顔で答え、それを聞いた加藤先生は分かってたとはいえ、人から言われるのはやっぱり凄くショックだったみたいでかなり落ち込んでとても嘆き、そしてその光景を見ていた私たちはどこか複雑な気持ちになって終始苦笑いを浮かべていたの。


 それにしても……、加藤先生のメンタルやっぱり豆腐並みに脆すぎるでしょ!? 流石にちょっと心配しちゃうんだけど!


  

「では改めて、私たちはこれで失礼します♪」


「「失礼します♪」」


「おぅ! みんな頑張るんだぞ!」


「「「は~い☆!」」」


 それからしばらくして、私たちは長い戦いを終えたこの化学室をようやく後にし、残り3つとなったスタンプを獲得するため次なる教室を目指したの♪


 何だかんだである意味凄くインパクトが残ったゲームになったよね……。あはは……。まあとにもかくにも、とりあえずこれでみっくんと並んだわね♪ よ~し☆! ここからは反撃の開始だ〜☆! 絶対に勝ってみせるから覚悟してよね♪

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