そして遂に……☆!
「「というわけで高嶋さん、お願いします☆!」」
「うっ……、うん……! わっ……、分かった……」
うぅ〜……、2人が目をキラキラと輝かせて私に期待の眼差しを向けてくるんだけど〜……。何だか凄くプレッシャーだよ〜……。
1つ目のゲームに続いて、結局今回も私が任されることになり、その重圧はかなり半端じゃないものでどこか押し潰されそうな気持ちになっていたの……。
そもそもの話……、化学室に行こうって決めたのは私自身だから仕方ないっちゃ仕方ないんだけどね……。それに見た感じ、2人は自信をなくして戦意喪失しちゃってるっぽいから、ここは私が2人のためにも何が何でも加藤先生の絵を当ててみせなくちゃね☆!
「う〜ん……」
といっても……、何を答えればいいのか全然分からないんだよね……。絵からかけ離れたものといっても、中村さんの言う通り数は無限大にあるからね……。となると方法はもう一つしかないよね……。
「その……、オムライスとかどうかな……?」
「「オムライス?」」
「うん、そう♪ オムライスだよ♪」
そして私は意を決して、今回の絵はオムライスと答えることを2人に提案したの。
「どうしてオムライスなのですか……?」
「それ私も気になる!」
「うっ……!」
まあやっぱり気になっちゃうよね……。
「えっ……、え〜っと〜……、女の勘かな……?」
「「あ〜……、なるほど〜……」」
「あっ……、あはは……」
よしっ……☆! 一応納得はしてくれたみたいね……♪
私がオムライスにした理由を女の勘だとちょっぴりあざと可愛く言ってみると、2人は何かを察したのかこれ以上何も言わずただただ納得していたの。
そう……。要するにただの当てずっぽうである……。だってだって、それ以外何も思い付かなかったんだもん! こんなのもう当てずっぽうで答えていくしかないじゃない!
うぅ〜……、それにしても2人を納得させるためだとはいえ、可愛いポーズを取って誤魔化そうとしたのは流石にとても恥ずかしすぎたかも……。その影響で顔が段々と赤くなっているし、頭の中も再びオーバーヒートしちゃってるんだけど……。こんな姿……、みっくんには絶対見せられないよ〜……。
「それじゃ、オムライスで行くとしますか☆!」
「うんうん☆! ここはオムライスで行きましょう☆!」
「そっ……、そうだね……。あはは……」
というか2人共、私のこと信頼しすぎでしょ!? あまりにも過大評価されててとてもびっくりなんだけど!! 一体私にどれだけの力があると思ってるのよ!? 私別にチートな能力を持っているわけじゃないんだからね!! むぅ~!
2人が私の解答にあっさり賛成したことに、私は2人に対して心の中でツッコミを入れていたの。
「「「加藤先生!」」」
「おっ! どうやら答えが決まったみたいだな!」
「はい♪ 無事に答えが決まりました♪」
そんなこんなで私たちは答えが無事に決まったことを加藤先生に伝えたの。
「それじゃ、早速その答えを聞かせてもらおうか」
「はい♪ それじゃ、せ〜の☆!」
「「「答えはオムライスです☆!」」」
そして覚悟を決めた私たちは、加藤先生が5問目に出した絵の答えをオムライスと解答したの。
うぅ〜……、どうか今度こそ答えが合っていますように……! というよりもマジのマジで答えが合っててほしいです……! だってもう負の連鎖のエンドレスループには二度と入りたくないんだもん……!
「ふむ、分かった。一応念のために聞くが、その答えで本当に良いんだな?」
「「「はい、もちろんです☆!」」」
「了解した。それじゃ、正解を発表するぞ!」
ゴクッ……。
そしていよいよ加藤先生から正解が発表されることになり、私たちは緊張した面持ちで固唾を呑んで見守ったの。
「正解は……」
「「「……!」」」
ドキドキ……。
お願いします……! 改めてどうか本当に正解でありますように……!
「正解は……、何とオムライスでした! 素晴らしい! 見事大正解だ!」
「「「やっ……、やった〜☆!!」」」
願いが届いたのか、5問目の答えはどうやら本当にオムライスだったみたいで、正解した私たちは嬉しさのあまりジャンプし、その後ハイタッチをしたりして喜びを分かち合ったの♪
やっと……、やっとこの閉じ込められた世界からようやく抜け出せることが出来るよ〜……♪




