緊急作戦会議☆!
「それより……、これからどうする……?」
「「う~ん……」」
描いた絵を当てるだけというシンプルなゲームながらその難易度は時空の遥か彼方までに及ぶレベルの超難題だったということもあり、現在完全に行き詰まっていた私たちは緊急で作戦会議を開いていたの。
「う〜ん……、あっ☆! 良い作戦思い付いたかも☆!」
「「えっ、本当?」」
するとここで、私はとある作戦を1つ思い付いたの。
「うん、本当だよ♪ 今までのやり方だと、加藤先生が描いた絵を見てその絵に一番近いものを答えていたよね?」
「うんうん!」
「言われてみれば確かにそうですね……」
「でしょ? だからここからはあえてその絵から一番遠ざかっているものを答えてみるのはどうかな?」
「「なっ……、なるほど〜☆!」」
私の考えた作戦、それは絵を見て一番近いと思ったものを答えるのではなく、逆に一番遠いと思うものを答えるという凄くシンプルなものだったの。
「確かにそれはアリかも☆! 高嶋さん、良いアイデアだね♪」
「私も高嶋さんが考えた作戦に賛成です☆! このゲームをクリア出来るベストな方法だと思います☆!」
「フッフ〜ン♪ 良い作戦でしょ♪ ニヒッ♪」
私の作戦を聞いて、中村さんと北原さんはすぐに賛成し、私はどこか誇らしげに笑顔でピースサインを作ったの♪
というより……、クリア出来る方法がもうそれしか思い付かなかったから、ある意味苦肉の策になるんだけどね……。あはは……。
「お待たせしました加藤先生☆! 次の問題をお願いします☆!」
「「お願いします☆!」」
「おぉ〜、やっとか。全く、待ちくたびれたぞ。待つのがあまりにも退屈だったから、問題に出す絵をこんなにも描いちまったぞ」
「「「はっ……、はあ……」」」
いや、にしても描きすぎでしょ!? 少なくとも20枚以上はあるんだけど!?
作戦会議を終えた私たちは次なる問題に挑戦しようとすると、加藤先生は待っている間にどうやら大量の絵を描いてみたいで、それを見た私たちは終始唖然としていたの。
何というか……、相変わらずおぞましい絵だね……。
「それじゃ、行くぞ! 5問目の絵はこれだ!」
ジャンッ!
「「「どれどれ〜……、あ〜……、なるほど〜……」」」
そして加藤先生が5問目に出した絵も相変わらずやっぱりとてつもなく下手なもので、それを見た私たちはただただ苦笑いを浮かべていたの。
何というかもう……、慣れたからか全く驚く気にもなれないよね……。
「まあ何ていうか……、やっぱり予想通りだったね……」
「えぇ……。ある意味期待を裏切らなかったですね……」
「相変わらず見事なまでの低空飛行なクオリティぶりだけど、もはやここまで来ると逆に尊敬に値するかも……。よし☆! 気持ちを切り替えて、今度こそ加藤先生が描いた絵を絶対に当ててみせるぞ〜☆!」
「「「オ〜☆!」」」
そして私はほっぺたを叩いて気合いを入れると、中村さんと北原さんと一緒に拳を突き上げ、今度こそ加藤先生が描いた絵を絶対に当ててみせることをここに誓ったの♪
ここまで来たら例えどんなに難しい壁でも絶対に当ててみせたいし、それに何よりみっくんには絶対に負けたくないんだからぁ〜☆!




