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まさかの答え

「う〜ん……、とりあえずこれ何だと思う……?」


「さあ……、全く見当がつかないですわね……」


「うん……、もう何が何だかさっぱり分からないよね……」


 私たちは加藤先生が描いた絵が何なのか考え始めていたけど、そのあまりの下手さに何を描いているのか全く分からず頭を悩ませていたの。


 ごめん……、正解出来る気が全くしないんだけど……。


「う〜ん……、あっ☆! ねぇねぇ、2人共これ見て!」


「ん、どうしたの北原さん?」


「もしかして何か分かったの!?」


「うん☆! とりあえずこの紐を見て☆!」


「「この紐……? う~ん……、あっ!」」


 加藤先生が描いた絵を繰り返し見ていると、北原さんがあることに気付き、私と中村さんもそれを見てみると、そこにはぐるぐる巻きになっている紐が描かれていたの。


「この紐、ぐるぐる巻きになってる☆!」


「でしょでしょ!? この絵に描かれている紐はなぜかぐるぐる巻きになっているの☆!」


「紐がぐるぐる巻きになっているってことは……、もしかしてこれってホースのことなんじゃ……?」


「あっ、そうかも♪」


 紐がぐるぐる巻きになっていることに気付くと、中村さんはこれはホースなんじゃないかと推測したの。


「うんうん、中村さんの言う通り多分絶対そうだと思う☆! それにあとここも見て♪」


「「ここも? どれどれ〜……、あっ☆!」」


 そして続けて北原さんからここも見てほしいと言われ、それを見てみると、そこには丸いのが2つ連続して描かれていたの。


「これって、もしかしてタイヤのことじゃない?」


「うんうん、これはどう見てもタイヤだね♪」


「でしょ? 実は私もそうだと思うの♪ それにここは梯子っぽいのもあるしね♪」


「あっ、本当だ♪」


「以上のことから察するに……、答えはズバリ消防車だと思うの♪」


「「なるほど〜☆!」」


 これまでに気付いたものを察するに、北原さんは消防車だと予想し、私も中村さんもそれに納得していたの♪


「北原さんの言う通り、答えはもうそれしかないよね♪」


「うん、そうだね♪ 私も絶対に消防車だと思う♪」


「でしょ♪ それじゃ、まずは加藤先生にその答えを伝えなくちゃね♪」


「そうだね♪」


 答えが消防車だと分かり、私たちは早速加藤先生にそのことを伝えることに決めたの♪


「おっ、どうやら答えが分かったみたいだな!」


「はい☆! 加藤先生が描いたこの絵の答えはせ〜の――」


「「「消防車です☆!」」」


 そして私たちは、この絵の答えが消防車であることを加藤先生に伝えたの。


 うぅ〜……、お願い! 答えがどうか合っていますように!


「ふむ、その答えでいいんだな?」


「はい、もちろんです♪」


「分かった……。それじゃ正解を発表するぞ! 正解は……」


 ドキドキ……。


 うぅ〜……、何だか凄く緊張してきたんだけど……。改めてどうか本当に正解でありますように!


「正解は……、犬でした! というわけで残念!」


「「「えっ……、ええええぇぇぇぇ〜っっ!?」」」


 私たちは自信満々でこの絵を消防車だと思ったのも虚しく、答えは何とまさかの犬で、それを聞いた私たちはとても衝撃を受け、その驚きのあまり愕然としてしまったの。


 もぅ〜、この絵のどこに犬の要素があるのよ!? 原型があまりにも無さすぎるじゃない! これ本当にクリア出来るのか凄く不安になってきたよ〜……。

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