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化学室に行く前に

「そろそろ化学室だね♪」


「そうだね♪」


「どんなゲームが待っているのか凄く楽しみです☆!」


 私たちのチームは現在、次の目的地である化学室へと向かっていたところなの♪


「そういえば高嶋さんがさっきやったきゅんです♪ポーズ、あれ今井くんに見せたりしないの?」


「ふぇっ!?」


「そうですね、凄く気になります☆!」


「えっ……、えぇ〜……?」


 私がさっきやったきゅんです♪ポーズをみっくんには見せたりしないの?と、中村さんと北原さんに聞かれた私はその動揺からか目がグルグルと回り、頭の中がパニック状態になっていたの……。


 うぅ〜……、どんな答えを期待しているのか知らないけど、何か2人の目が凄くキラキラと輝いているよ〜……。


「ムリムリ、そんなの絶対に無理! みっくんには私のあんな姿見せらんないよ〜……」


「えっ、どうして? 凄く可愛かったじゃない♪」


「そうですそうです☆! あんなにとびっきり可愛い姿を好きな人に見せないのはとてももったいないです!」


「うぅ〜……、だってだって! みっくんにそんな姿を見せたら私……、恥ずかしくてドキドキすること間違いなしだもん……」


「「あっ……、あ〜……」」


 私がみっくんにきゅんです♪ポーズを見せたくない理由、それはあまりの恥ずかしさでドキドキすること間違いなしだと思ったからなの。


 もしみっくんにきゅんです♪ポーズを本当に見せてしまったら、多分私の顔は真っ赤になること間違いなしで頭の中は絶対にオーバーヒートしちゃうよ〜……。


「……ん?」


 ポカ〜ン……。


「なっ……、何よ……? 2人共口を開けたままポカ〜ンとしちゃって……」


 私が理由を話すと、2人共なぜか口を開けたままポカ〜ンとしていたの。


「いやその……、何だか可愛いなと思って……」


「可愛い……?」


「そうそう♪ 恥ずかしくてドキドキしちゃうっていうところが、何だかピュアで凄く可愛らしいなと思ったの♪」


「なっ!? ちょっとそれどういう意味よ!?」


 2人は口を開けたままポカ〜ンとしていた理由として、私が話していたことにどこかピュアだと感じて可愛いと思ったからなの。


「北原さんの言う通りだね♪ そういう気持ちになるってことにどこかピュアですっごく可愛らしいなと思ったし、あとその光景をイメージしただけで何だかとても尊いなと思ったんだよね♪」


「えっ、そうなの……?」


「そうそう♪ それはもうキュンを通り越してもはやギュンなの♪」


「嘘、そこまでのものなの!?」


 それから2人は私がそう思っていたことを分かると、どんな感じになるのかその光景を浮かべてイメージしてくれたみたいで、どうやらそれは尊さやキュンの最上級であるギュンとした気持ちになるみたいなの♪


 つまり中村さんも北原さんもその光景をイメージしたから口を開けたままポカ〜ンとした感じになっていたんだね♪ それなら納得かも♪ それにちょっぴり嬉しいかな♪


「ふ〜ん、そっかそっか♪ そういう風に思ってくれたんだね♪ ふふっ、とっても幸せかも♪」


「おっ、また顔がニマニマとしているね♪ ひょっとして私たちがそう思っていたことにとても嬉しかったりして♪」


「フッフ〜ン♪ そんなのもちろん嬉しいに決まってるじゃん♪ ニヒッ♪」


 2人にそう思われて幸せな気持ちでいっぱいだった私はつい顔をニマニマとしちゃって、それに気付いた中村さんからはそれぐらいとても嬉しかったんだと聞かれ、そんなの嬉しいに決まってると手を後ろに組んで振り向きながらとびっきりの笑顔で素直にそう答えたの♪


「おっ、今回はやけに素直に答えたね♪」


「当たり前じゃん♪ 2人にはもう私の恋心がバレているんだし、それにここで否定する意味もないしね♪」


「確かにそれもそうだね♪」


「でしょ♪ そんなことより早く化学室に行こう♪ 早くしないとみっくんたちのチームに更にリードを広げられそうだから♪」


「それもそっか♪ それじゃなるべく急ぐとしますか☆!」


「わっ、私も賛成です☆!」


 そして私たちはみっくんたちのチームにこれ以上リードを広げられないよう、急いで化学室へと向かったの。

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