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ツンデレっちゃった私

「うぅ~……、どうしよう……」


「どうした愛莉? そんなに暗い顔して」


「あっ、みっくん」


 私がとても落ち込んでいると、みっくんが私の所にやって来たの。


「そっ……、そんなに暗い顔してたかな私……?」


「あぁ。とっても暗い顔だったぞ。大丈夫か?」


「うっ、うん、大丈夫! 全然平気だよ♪」


 私の顔が暗くなっていることにみっくんは心配してくれたけど、私は慌てて誤魔化し、みっくんに全然大丈夫であることを伝えたの。


 だって、暗くなっていた理由がみっくんと一緒のチームになれないことだなんて、そんなの言えるわけないもん!


「そうか……。ならいいけど……。にしても、愛莉がいきなり大声で叫んだ時はかなりびっくりしたな。あれは中々の傑作だったぜ!」


「ちょっ、ちょっとやめてよもぅ~! すっごく恥ずかしいんだから~!」


 私が慌てて上手く誤魔化すと、次にみっくんは私がついさっき大声で叫んでいたことを話題にしてきたの。そして、そのことを話題にされた私は顔が真っ赤になって、凄く恥ずかしくなってしまい、その話題をしてきたみっくんに対して怒り、その後頬を膨らませたの。


 何が傑作よ! みっくんのバカ! もぅ~、みっくんなんか知らない! ふ~んだ!


「ごめん、悪ぃ悪ぃ! つい怒らせちまって!」


「むぅ~……、それ絶対に反省してないでしょ……?」


「あはは、バレたか!」


「ハァ~……、やっぱりね……。まあ、いいけど……」


 みっくんは私を怒らせてしまったことに謝ってくれたけど、明らかに反省してなさそうな顔をしていたので、そのことを問い詰めてみると、どうやら本当に反省していなかったみたいで、それを聞いた私は内心とても呆れていたけど、仕方なく許すことにしたの。


 まあ、よくやるいつものやり取りだしね♪ それにこのやり取り、少し楽しかったりするんだよね♪


「それにしても、私とみっくん一緒のチームになれないんだよね……」


「そうだな……。もしかして、俺と同じチームになれなかったことに落ち込んでいたとか?」


「えっ!? ハッ、ハァ~!? 何言ってんの!? そんなわけないでしょ!」


「おっ……、おぅ……」


 って、私ったら何ツンデレちゃってるのよ~!? もぅ~、私のバカバカバカバカ~!


 私はみっくんと一緒のチームになれないことを話すと、みっくんからそれが原因で落ち込んでいたのかと聞かれ、動揺してしまった私はついツンデレってしまい、そのことにかなり後悔していたの……。


 ハッ……! でもこれって、ある意味チャンスなんじゃない? 私がツンデレったことによって、きっとみっくんは私にドキドキするはずだよね♪


「あはは、そうだよな! そんなわけないよな!」


 って、全然効果がないじゃない! もぅ~、みっくんのバカ! せめてちょっとはドキドキしてもいいじゃない……。


 私はついツンデレってしまうと、もしかしたらこれを見てみっくんが私にドキドキするんじゃないかと少しだけ淡い期待を抱いていたんだけど全く効果がなく、私はかなりショックを受けていたの。


「お~い、今井。俺たちと一緒にチームを組もうぜ!」


 私とみっくんで少し話し合っていると、ここでクラスメイトの男子2人がみっくんをチームに入れようと誘ってきてくれたの。


「おぅ、いいぜ! じゃあな、愛莉。またオリエンテーションでな!」


「うん♪ じゃあね~みっくん♪」


 そしてみっくんは、その男子2人と一緒にチームを組むことにし、それから私と別れ、そのままその男子2人のいるところへと向かったの。

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