砂礫(されき)の姫と潤いの公子〜イェラース国に咲く花〜
イェラース王国の王女であるシャンティラは十七歳になる。砂漠のど真ん中の国で育った彼女にある日、縁談が来た。お相手は隣国のスーラ公国の皇太子であるルークハド。五歳ほど上の彼に嫁ぐように父王に言われる。最初は渋った彼女だが。結局、父に頼み込まれて引き受けることに。かなりの美丈夫だというルークハドを凄いと思いながらもうんざりとするシャンティラ。
政略結婚は覚悟していたが。それでもルークハドの妃となる為にスーラ公国に向かう事になったが--?
政略結婚は覚悟していたが。それでもルークハドの妃となる為にスーラ公国に向かう事になったが--?