世の中はだれのためにあるのだろうか
初めてなのでご指摘などよろしくお願いします
…子供の頃誰もが思ったことがあると思う、辛いときになんでだれも助けてくれないの?と。
いつかヒーローが笑顔で空からやってきて僕の敵を倒して僕を救ってくれると。
だがしかし現実はそんなに甘くない、空想やおとぎ話出てくるヒーローや王子様を期待した分だけ現実をしったときの虚しさはとてつもなく胸に刺さる。
そうして大人になっていく、現実なんか糞食らえ?
あぁ全くそのとうりだ現実なんか糞食らえだ
ヒーローが言う未来は変えられる?冗談じゃない未来なんて変わらないんだよそもそも未来なんて今から作っていくものなんだから変える変えないの問題じゃないそもそもがないんだ
まさに矛盾だと思わないか?
ヒーローが未来を変えてやると君を救ってやると
ふざえんなよ何がヒーローだよお前が俺を救ったら自分自身を救えなかった俺はなんなんだ。
救う、守る、助ける、この言葉を放つ奴らが嫌いだ例外なくすごく嫌いだ。
「ご飯できたよーーーーおきてないのーー?おにぃーー」
…
「おーーーにーーーーいーーーー!!!!!」
「ウルセェ!!朝っぱらからでかい声出すなよ!!」
猛暑とゆうには少し涼しいくらいの夏の日、妹の怒涛で目が覚めた。
なんとも騒がしい妹だ。
容姿端麗成績は…少しいやかなり悪いこの女な子は倉木鈴香俺の妹だ。
母譲りの金髪に天真爛漫な性格そして整った顔立ちに白く、掴んだら折れるんじゃないかと思うほど細い腕そして唯一父の…いや日本人のDNAがあるんだと確信できるであろう黒い瞳。
頭も良ければ間違いなくこいつが通っている中学で学校ナンバーワン美少女であると断言できる我が自慢の妹だ。
そんな妹とは対象的なこの俺、倉木鷹羅は名前こそ厳ついが黒髪黒目顔も平均、唯一過去のいや前世の記憶を持っていること以外普通の男子高校生だ。
母はアメリカ人で父は日本人でなんで俺には容姿的な部分がアメリカのアの字もないのでしょうか?くそったれ容姿のステータス全部妹に振りやがったなクソ神様まったく泣きそうだよこっちは。
おっと俺の愚痴に話がいってしまった、そう容姿は関係なく問題は俺が前世の人間、黒崎武田の記憶があるとゆうことだ事だ。
いつからあるのかとゆうと生まれた時からつまりこの性格もこの考え方も体以外全てそのままなのだ、この体で生まれてからずっとこの記憶がある。
一応黒崎武田の身の上話を大雑把に説明すると家でもいじめられて学校でもいじめられていた、まぁよくあるやつだ、だからといって別に自殺したわけじゃない。
そこそこ濃い人生を歩んで30歳にぽっくり死んだ、変に長生きするよりその方がいいと俺は思ってる、そして目が覚めたら赤ん坊だったてだけの話しだ。
「あれ?そういやお父さんとお母さんは?」
「おにぃまた話聞いてなかったでしょー」
「きっ聞いてたってあのーあれだろアメリカに帰ったんだろ」
「そうだよーお母さんの親戚?がどうたらこうたらって…なんだっけ」
「お前こそ忘れんじゃねーか」
「ほら早くしないとおにぃ遅刻するよ」
「お前もだろ、とっととしろ」
「はいはーい」
急いでトーストを口の中に放り込んで牛乳で流し込だそして二人は家を出た。
少しだけ一緒に歩き交差点で別れるのが俺たちのいつもの通行ルートだ。
「私こっちだから先いくね」
「あぁ気をつけてな」
そう言って交差点を渡り切った時、鈴香が振り向いて大声で叫んだ
「帰ったらお皿洗ってねおにぃーーー!!」と。
周りの人は少し驚いてるがそんなことを気にするような奴でわない、そして満面の笑みを浮かべ走っていった。
「俺に拒否権なんてないのはわかってるだがなぜケータイでメールせずに叫んだんだよあのアホは…」
愚痴をこぼしながら交差点を渡りしばらく歩くと新しく建ったかのような大きく綺麗な建物が見えてきた、俺の通う私立新羅王政高校だ。
私立にして学費免除がある珍しい高校で別に最近建ったわけでわなくただ生徒たちが日々綺麗にしているのと自分たちで壁を塗ることもするからだろう、それは別にしたくてしてるわけではなく役員になったものがするのだ。
漫画とかでよくある生徒会が異常に強いとかはない少しだけ偏差値が高めの高校だ。
武田の時の最終学歴は中卒、高校らしいところは行ったのだがいろいろあって高卒ではない、だからこそこの世界に来て1番の目的は高校に入ることだった。
「でもまぁ入ってみると普通だな、小学校の時に死ぬ気で勉強して小6になる頃には高3のドリルやってたっけか」
そんなことを思い出しながら校門近くになると後ろから
「とーーめーーてーーギャァァァァァ」
白の白衣にメガネが似合う女性が自転車で突っ込んできた
「ブレーキ壊れてるーーぎゃぁぁぁ止まらないよーーー」
止めてと言われると止めたくなくなる、とゆうかとてつもなくスピード出ているのに止めてとか自殺行為に等しいので華麗にスルーした。
(ドガガガバギドガガガ)
すごい音が校門前で響き渡った。この学校でここまで騒がしい人は限られてくるそして俺には誰かわかっている目あったし、目があったとゆうことでいやいや声をかけてみる。
「何してんですか佐々木先生」
「何してるんですかじゃないでしょぉぉぉ!!」
このいかにも保健室の先生が溢れている女性はそのとうりいじめられっ子のオアシス保健室の女神
保健室の先生佐々木春子先生だ。
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