私詩(わたし)の宝物
お日様の光に照らされて
キラキラ光る夏の海
裸足で砂浜歩いてみれば
波がざぶんと歓迎するよ
足跡さらっていく波が
代わりに貝がら置いてった
真っ白い三角帽子の貝がらは
夏の海からの贈り物
広い広いこの海で
見つけた素敵な宝物
いつまでもこの景色を
忘れないよう離さない
日が暮れて海も空も顔が変わる
変わらずに耳に届くは波の音
囁くように波はひき
騒ぎ立てるように波が立つ
繰り返し繰り返す
休むことなく繰り返す
誰のために美しくある海か
何のために美しくある海か
沢山の命を支えているこの海から
貰い貰うを繰り返す
守りたい守らねば
この景色の全てが宝物