プロローグ
建物は崩れ、死体が転がり、近くで泣いている妹の声。俺は、その目の前に広がっている光景が理解できないでいた。否、理解したくなかった。俺の目の前に紅く染まった屍。その屍はもとは俺の両親だった。
「なんで、こんな…。俺達はただ平和に暮らしていたかっただけなのに…。こんな力のせいで…」
「お兄ちゃん…(グスッ)パパとママが…(ヒック)」
つられて涙が出そうになったが、グッとこらえる。
(ダメだ、俺が泣いたらダメだ。これからは、両親の代わりに彩葉を世話しないといけないんだから。こんなところで俺まで泣いたら彩葉がもっと不安になる!)
「大丈夫だ。お兄ちゃんがいるからな…」
そういいながら彩葉を抱きしめる。
(俺はもう二度と大切な人を死なせない…。そのためならこの力だって利用してやる…!)
とりあえずプロローグを書いてみたんですけど、どうでしょうか?あらすじにも書きましたが、これは完璧なる趣味なので続けるかどうかもわかりません。でも、もしこれを一人でも面白いと思ってくれる方がいたら続けようと思います!皆さんぜひコメントなどをしてほしいです!よろしくおねがいします。