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天命の誘い  作者: 龍那
8/43

第8話 告白

 週末は那美との勉強を止めにした。いつまでも那美に甘える訳にもいかないと思い、自分で勉強をした。日曜日は久しぶりに囲碁の番組を観ながら碁石を並べた。ネット碁も少しだけやり、休日を堪能した。

「おはよ」

「おはよう。勉強はどうだった?」

「がっつりは出来なかったけど、進んだよ」

「そっか」

「那美のお陰で順調。ありがとな」

 那美は柔らかな笑顔を見せ、「うん」と言った。

「もうすぐでゴールデンウィークだな」

「そうだね」

「どっか行こうよ。今度は何も無しで、遊びに」

「良いよ」

 那岐は少し緊張しながらも那美を誘った。

「じゃぁ、ブルーメの丘はどう?」

「いいよ」

 那美が希望を言うかどうか分からなかったので、定番スポットを言ってみた。

「いつにしようか――4日か5日辺りにしようか」

「私はどっちも行けるよ」

「じゃぁ、4日で。また細かい事はLimで送るよ」

「分かった」

 午前の授業をしっかり受け、今日も学食に行った。久しぶりに真一も一緒で、3人で昼を食った。

「那岐、土日は何してたんだ?」

「家に居たぞ」

 隼人にそっけなく答えた。

「は? 多賀と一緒に居なかったのか?」

「那美だって俺ばかりに構う訳にもいかないだろ」

「遊びに行くとか、しないのかよ」

「今回は1人でゆっくり過ごそうと思ったんだよ。全然考えてなかった」

「ふーん。良い感じの所で一歩引くとは、どっかで違う勉強でもしたのか?」

 隼人が口元を緩ませて言った。

「そんな事、一切考えて無いから」

「成程。無意識的にやっているんだな」

「こういう話になると面倒臭いな。口に椅子突っ込むぞ」

 那岐は笑いながら言った。

「ちょっと待て。那美って――どういう事だよ」

 真一が驚いていた。

「那美がそう呼んで欲しいって言ったから、馴染んだんだよ。修正するのが面倒臭い」

「そうか」

 真一はそれで納得した。

「ゴールデンウィーク、遊びに行こうぜ。6日しか空いてないんだけど、行けるか?」

「あぁ」

「俺も行けるぜ」

 那岐も真一も即答した。

「じゃぁ後は任せろ」そこで話しが終わるかと思ったら、「で、那岐は多賀と2人で何処か行かないのか?」と訊いてきた。

「別に」

 那岐はここで言うと、また色々と煩いと思って嘘を吐いた。

「何でだよ。誘ってみろよ」

「理由が無いだろ」

「そうか?」

「冷めてるなー。多賀の事、気になってないのかよ」

 今度は真一が絡んできた。

「気になってない訳じゃないけど」

「なら、誘うべきだと思うぞ」

「はぁ――分かったよ」

 那岐はそう言って、その場を凌いだ。


 お昼が済んだ後、珠々葉が「ゴールデンウィーク、どこか遊びに行こうよ」と言った。

「良いよ。いつにするの?」

 伊雪が真っ先に反応した。

「空いてる日は?」

「私は、3日と、5日と、6日空いてるよ」

 那岐と遊びに行く日以外は全て空いている。特に神社の仕事には支障が無い。

「私は――5日と6日」

「それじゃぁ6日にしよっか。何処に行こうかなー」

 少しばかり沈黙があった後、伊雪が口を開いた。

「大津でよくない?」

「うーん――そだね」

「私も、大津で良いと思う」

 那美も賛成した。

「じゃ、決定。でさ、那美」

 珠々葉が顔を寄せて来た。なんだろうか。

「何?」

「那岐君とは、何処か行くの?」

「えっと4日に、ブルーメの丘に行くよ」

「定番だー」

 伊雪のテンションが上がった。

「今度は普通にデートなんでしょ?」

「うん」

 那美は照れながら頷いた。

「頑張れー」

「珠々葉はさー人の事ばかり言ってるけど、最近どーなのよ?」

 伊雪が珠々葉に訊いた。

「え? 私?」

「うん。好きな人居ないの?」

「今は特に居ないかな」

「ほんとにー?」

「ほんとだよ。それに、伊雪だって居ないじゃん!」

「うるさいな」

「何だとー!」

 珠々葉と伊雪がちょっとした言い合いを始めた。那美はそれを横で見て笑っていた。

 その日の夕方、那美は母の千沙子から料理を教わろうと思い、声を掛けた。

「お母さん。私に料理教えて」

「何? 急に。もしかして、好きな人でも出来た?」

「ん、うん」

 那美は正直に答えた。

「じゃぁ、お母さんが手取り足取り教えてあげる」

 こんなにも気合の入った千沙子の顔を見た事が無かった。

 それから毎日教えてもらい、少しずつ料理を作った。父の一之助にも褒めてもらい、益々自信が付いた。

 那美はデートまでにある程度の事は出来るようになろうと、頑張った。


 待ち合わせの最寄り駅に向かった。今回も早めに行ったが、那美が先に着いていた。

「ごめん。また待たせたな」

「良いよ。まだ時間前だし」

「じゃ、行こうぜ」

 電車を1回乗り継ぎ、最寄り駅まで行った。そこからはバスが出ている。

「久しぶりに行くなぁ」

「私も」

「そういやさ、その荷物何?」

 少し大きな荷物だったので、気になっていた。

「お弁当、作ってみたの」

 那美は照れたような笑顔で言った。

「マジで? 凄いじゃん。この前は苦手って言ってたのに」

「お母さんに教えてもらったんだ」

「あーだから手に絆創膏してたんだな」

 那美はデートの約束をした次の日から、絆創膏をしている事が増えた。最初は気にしなかったのだが、あまりにも頻度が多いので訊いた事があったが、「ちょっと怪我をしただけ」としか返って来なかった。だから、それ以上訊かないようにしていた。

「うん」

「ありがとな」

 那岐はそう言って、まだわずかに傷が残っている那美の左手に手を添えた。すると那美は一瞬驚いた。

「あっ。一応味見はしたけど、口に合わなかったら、ごめん」

 今度は不安そうな顔をした。

「大丈夫でしょ。楽しみにしてる」

 那岐が笑顔でそう言うと、那美は笑顔で頷いた。

 バスを降り、中に入ると目の前に様々な色のチューリップが咲いていた。

「わぁ」

「おー。結構綺麗だな」

「うん」

「那美は花好きか?」

「好きだよ」

「俺も好きかな。自分で育てたりはしないけど、やっぱこういうの見るのは良いな」

「そうだね。私、桜が1番好き。綺麗だけど、あっという間に散っちゃう所が何か良いな」

「俺も同じだな。綺麗だよな。あの小さな葉が出始めた時なんか特に俺は好きだよ」

「そうだね」

「あっち行こうぜ」

「うん」

 ブルーメの丘には色々な動物も居るので、一緒に見に行った。

「こんにちは」

 那美はウサギに話し掛けていた。

「おーい」

 那岐も声を掛けてみたが、何故か見向きもしてくれなかった。

「俺には寄らないんだけど」

「ふふふ――」

 那美は那岐の嫌われように笑った。

「畜生。こいつらオスか?」

 那美はウサギを抱いているので、那美に近付いてみた。

「お前だけか。俺に心を許してくれるのは」

 那岐は那美に抱かれたウサギを撫でた。

「可愛いね」

「そうだな。那美は動物も結構好きなんだな」

「うん。うちじゃお世話出来ないから飼ってないけどね」

「そっか。那美は、犬と猫どっちが好き?」

「どっちも好きだけど、どっちかと言われたら犬かなぁ」

「俺も犬かな。遊んでくれるし、一緒に居て楽しいと思うんだよね」

「そうだよね」

「次見てみようよ」

「うん」

 那美と一緒に色んな動物と触れ合った。

 行く先々の動物は、那岐にあまり関心を持たなかった。正確に云えば、那美に引き寄せられていた。

 一回りした後は軽く身体を動かした。時間を確認していないが、お腹が空いてきた。

「那美、そろそろご飯にしようよ。俺のお腹がお昼の時間って言ってる」

「ん……うん」

 那美は軽いボケに対して、拾ってくれなかった。笑顔にすらなっていなかったので、相当緊張しているように見えた。

 テラスに座り、荷物を広げた。中身は普通のお弁当だ。定番の物が詰まっていた。

「頂きます」

 那美は何も言わず、那岐の動向を伺っていた。

「そんなに見られると、食べづらいんだけどな」

「あ、ごめん」

「いいよ。じゃ、これから」

 ほうれん草の胡麻和えに手を伸ばした。口に運び、じっくり味わう。ほうれん草の歯ごたえがしっかりしていて、胡麻の香りと塩気のバランスが丁度良かった。

「どうかな?」

「美味しいよ。丁度良い味付」

「良かった――」

 那美は安堵したようだ。

「那美も見てないで、食べようぜ」

「うん」

 一口ずつ食べてみたが、全部上手に出来ていた。

「相当頑張ったんだな」

「うん――」

 那美は嬉しそうにしながらも、少し恥ずかしそうな顔をした。

「この前は全然出来ないって言ってたのに、ここまで出来るなんて凄いな」

「ありがとう」

 定番の玉子焼も、唐揚げも美味しく出来ていた。ご飯は食べ易いように小さい俵型のおにぎりにしていた。那美の気配りを改めて感じた。那美の性格が良く分かるお弁当だった。

「ふぅ。ご馳走様」

「お粗末様でした」

「美味しかった。ありがとな」

「私こそ、ありがとう。量多くなかった?」

「そうだな――でもあれくらいなら大丈夫だよ」

「ちょっとゆっくりする?」

「うん」

 お腹はかなりいっぱいになった。その位、那美の気合が量にも出ていた。那岐はこの機会に、もうちょっと那美の事を訊いてみようと思った。

「那美ってさ、休みの日って何してるの?」

「神社の仕事もあるけど、いつもある訳じゃないから本を読んだり、時々遊びにも行くよ」

「本か――本って、どんなの?」

「小説とか、漫画とか色々読むよ」

「そっかー俺も漫画は読むけど、小説は全然読まないな。後は遊びに行くか、家でゴロゴロしてる位だよ。あと、碁もやってるんだ」

「ご? 囲碁?」

「うん。意外だろ」

「ちょっと」

 那美が驚いた。

「親の影響でさ。碁盤もあるんだけど、俺はネットで対戦する方が多いよ。そんな強くは無いんだけど」

「そうなんだ。実は――私もやってるんだ」

「え、マジで?」

 那岐はめちゃくちゃ驚いた。

「うん。私もネットで対戦してるよ」

「じゃぁID教えてよ。時間ある時打とうよ」

「うん」

 互いにスマホを取り出し、ネット碁で使っているIDをLimの送信欄に打って送信し合った。

「このIDって、那美なんだ」

「え?」

「結構俺達、打ってたんだな」

「そうみたいだね」

「先日はどうも」

「あれはちょっと悔しかったな――」

 先日の対局を思い出し、暫く意見を言い合った。気付けばお腹が落ち着いていた。

「結構落ち着いてきたよ。次は――そうだな。迷路行ってみよう」

「うん」

 そう言って立ち上がり、那美と一緒に向かった。

「やった事ある?」

「私は無いなぁ」

「俺も無い。結構苦戦するかもな――」

 こういうものは、どう攻略すれば良いのだろうか。とりあえず那美と一緒に進んでみた。

「行き止まりか――」

「難しいね」

 この迷路は道幅がそんなに無いので、那美と結構近かった。那岐の心臓が少し騒がしかった。

「えーまたか」

 ことごとく行き止まりに当たった。那岐はリードするのを諦め、那美に訊いてみる事にした。

「次はどっちだと思う?」

「分からないけど、こっち行ってみる?」

「じゃぁ、そっちだ」

 那美の勘に従って進んでみると、ほとんど壁に当たらなくなってきた。

「なんか、進んでるっぽいな」

「そうみたいだね」

「じゃぁ次も頼むな。今日は俺だとダメみたいだ」

 俺は軽く笑いながらそう言った。

「うん」

 そんな那岐を見て、那美も笑った。那美の勘が良いのか、前半とは違って後半はすんなり進み、ゴールに辿り着いた。

「あー着いた。日が暮れるかと思ったぞ」

「こういうの苦手なの?」

「どうだろう。適当に進めてりゃ、いずれ辿り着くと思ったんだ。こういう所の迷路なら何とかなると思って」

「考えるより、先に動くタイプなんだ」

「そうかも」

 那美との距離が自然と離れた。先程までの距離感をまた感じて居たくなり、那岐の方から近付いた。

「ちょっと疲れたし、休憩しようよ」と言い、那美の手を握って移動した。那美は手を握られて「あっ」と声を出したが、それだけだった。嫌がる事もなければ、それ以上は特に何も言わずに着いてきてくれた。

 那岐の心臓は跳ね上がっていた。顔が少し熱い。恥ずかしさを隠す為に、行く方向だけを向いて那美を見ずに引っ張った。今までこんな強引な事をした事が無かった。でも、那美は受け止めてくれた。その事が嬉しかった。

 那美の手は小さくて、柔らかくて、温かかった。

「ここに座ろうよ」

 花畑が見える良い所にベンチがあったので、そこに座った。

「うん」

「よっと――」

「お茶、飲む?」

「お、ありがと。」

 那美が麦茶を注いで、渡してくれた。那岐は受け取り、ぐっと飲んだ。

「ふぅ――」

 那美も自分の分を注いで飲んだ。

 那岐は暫く目の前の花畑を眺めつつ、今日のデートを頭の中で振り返った。

 那美の気遣いと優しさを、改めて感じたデートだった。料理は全然出来ないと言っていたのに、あんな上手なお弁当を作ってきてくれた事には驚かされた。何よりも、一緒に居て楽しかった。

「楽しかったな」

「うん」

 そう返してくれた那美の顔を見て、那岐の気持ちが固まった。

「那美――」

「何?」

「好きだ」

「え――」

 那美は驚いた顔をした。那岐はそんな反応を無視して、一気に思いを伝えた。

「那美ってさ、凄く優しいよな。勉強みてくれて……俺が何回つまづいても教えてくれたし。隼人も言ってたんだ。那美の事、凄く褒めてた。だから、段々気になってたんだ。映画のデートも楽しかった。多分あの頃から好きになってた。映画の時は料理がまだそんなに出来ないって言ってたのに、今日は美味しいお弁当、作って来てくれて凄く嬉しかった。怪我しても頑張ってくれた事も嬉しかった。ありがとな。今日もいっぱい話して、ずっと過ごして、楽しくて……これからも一緒に居たいって思った。だから――俺と付き合ってほしい!」

 那岐はこれまでにあった事を思い出しながら、自分の気持ちを那美にぶつけた。

 那美の反応を待つ僅かな間が長く感じた。那岐は恥ずかしくなってきてしまい、思わず顔を背けた。

「那岐君、ありがと」

 そんな那美の声を聞いた瞬間、答えを聞くのが怖くなり、つい目を固く閉じた。

「私で良ければ」

「え――」

 那美の答えに咄嗟に反応出来なかった。那岐は目を開いて那美の顔を見た。

「うん」

 しかし、那美の笑顔で状況を把握した。

「あ――良かった」

 那岐はOKを貰えた安心感で気が抜けた。

「はぁ――何か、喉渇いたな」

「はい、どうぞ。まだあるよ」

 那美が微笑みながら飲み物を注いでくれた。那岐は、お茶を一気に飲み干した。

「ありがとな」

「どうしたしまして」

「これからも宜しくな」

「こちらこそ、お願いします」

 那美は礼儀正しくお辞儀した。

「はは。何か、調子狂うな」

「うん――」

 那美は嬉しそうな顔をしていた。

「じゃぁ、そろそろ帰ろうか」

「そうだね」

 閉園時間にはまだ早いが、一通り済んだので帰ろうと思った。今度は不意打ちなどせず、ちゃんと那美の手を握った。

 バスに乗り、電車を乗り継いで最寄り駅まで帰って来た。

「家まで送るよ」

「ありがと」

 那岐は再び那美の手を握り、歩き始めた。

「この連休中、他に予定あるの?」

「あるよ。6日に3人で大津に行くの」

「俺も6日、隼人と真一でどっか行くよ。多分、隼人の事だから大津だよ」

「当日会うかもね」

「天が導いてくれるかもな」

「そうだね」

 鳥居を潜り、家の前まで一緒に歩いた。

「じゃぁ、またな」

「うん。またね」

 別れの挨拶を済ませたのだが、もう少し傍に居たい気持ちがあり、手が離れなかった。

「那岐君?」

「あ、ごめん」

 那岐は手を離して、少し距離を置いた。

「良いよ。私はもう那岐君の彼女なんだから」

 那美は恥ずかしそうに――しかし笑顔でそう言ってくれた。そんな事を言われると思ってなかったので、那岐は一気に顔が熱くなった。

「じゃ、またな!」

 那岐はあまりの恥ずかしさに、走って神社を出た。神社を出た後は歩き、頭を冷やそうとゆっくり歩いた。しかし、5月の空気はぬるく、那岐の頭を冷やす事は出来なかった。

 那岐は帰宅後すぐに、自分の部屋のベッドにダイブした。那岐はさっきまでの事を思い返し、思わずベッドの上で身悶えた。しかし、このままでは良くないと思い、スマートフォンをつけて那美にLimを送った。

「今日はありがとな。さっきは急に帰ってごめん。恥ずかしかっただけなんだ。これからも宜しく」

 打っては消し、打っては消しを繰り返して、結局正直かつ短くまとめ、送信した。

「はぁ――」

 那岐は大きな溜息を吐き、ベッドに伏した。暫くすると、Limの通知音が鳴った。

「私こそありがとう。大丈夫だよ。手、繋いでくれて嬉しかった。始めはあまり積極的になれないかもしれないけど、宜しくね。私も頑張るから」

 何でも努力しようと頑張る、那美の姿勢に感心した。

「じゃ、また月曜日に。ひょっとしたら日曜日だけど。おやすみ」と打ち、送信した。

 少しすると、那美から返事が来た。

「おやすみ」

 那岐は既読だけ付けてスマートフォンの画面を消した。

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