第81.5話「お年玉」
作者「皆さまあけましておめでとうございます! おなじみ中二病です。正月特番のノリでお届けする新年1発目、お察しのとおり、本編の更新ではなく作者の与太話をお届けさせていただきます。とはいえ僕ひとりではさすがにアレなのでゲストにこの方をお招きしております、どうぞ!」
飴宮さん「……」
作「あ……はい、どうも、作者です。よろしくお願いします」
飴「な、なんですか、この徹子の部屋みたいな空間は。誰なんですかあなた」
作「はい、改めまして作者です。何を隠そう今回は、本作のヒロインにして裏主人公の飴宮薄荷さんについて語ってみようのコーナーでございまして」
飴「……恥ずかしいんですけど。あと、私って主人公だったんですか?」
作「はい、まぁ。本作は一見、孤羽くんが主人公の日常ものですが、コミュ症の飴宮さんが勇気を出して孤羽くんに話しかけて、友達になり、歪んでしまった自分を少しずつ変えていくという成長物語を密かに展開させていました」
飴「やめてください、冷静に解説するの。もう帰っていいですか?」
作(……と思わせておいて、歪んだ心が解れていっているのは、実は孤羽くんの方なんですけどね。飴宮さんの成長物語のさらにその裏で、ひねくれぼっちの孤羽くんが11部もかけてやっと本当の友達になってくれましたよ骨が折れるぜホント)
作「さて、こんな機会なので、飴宮さんの初期設定とか掘り返してみましょうかね♪」
飴「いらないです」
作「本人の了承も得たところで、飴宮さんは今でこそ物腰柔らかいですが、実は、初期の頃は結構やさぐれてたんですよ。クリスマス回でイルミネーションを信号機と揶揄したのを見て思い出したのですが、あれを数倍過激にした感じで、当然敬語キャラでもなく、孤羽くんより口悪かった気がします」
飴「……えぇ」
作「まぁ結局『口悪い奴ふたりもいらねえ』ってことで飴宮さんは今や真逆の性格ですが」
飴「ふたりもいらない、ということは、私がやさぐれ枠の可能性もあったわけですか?」
作「俗に言う『逆だったかも知れねェ』ってやつです。可能性もあるといえば十分ありました」
飴「危ないところでした」
作「設定といえば、実は『飴宮薄荷』という名前は、もともとはストーリーの問題で構想の段階でボツになったクラス転移ものの味方キャラのひとりのものです。ぼっちで主人公の朽縄独歩くんは毒を創り出す能力なんですけどそれはまた別の機会に」
飴「『朽縄』は蛇の別称の『口縄』、『独歩』はぼっちキャラと『毒』の音でもかけたんですかね」
作「さて、勘のいい飴宮さんにここでクイズ。『飴宮薄荷』の能力は『他人の意識に侵入すること』なのですが、名前の由来はズバリなんでしょう?」
飴「むむ……あ、他人の意識に侵入することと、パソコンに忍びこむハッカーをかけたんですか?」
作「ご名答。『飴宮』のほうは薄荷といえば飴だ! 程度のノリで、中身は確かネットスラングしか喋らないスマホ中毒の働きたくない星人でした。飴宮薄荷という超ハイセンスな名前をこのままボツにするのも惜しいと思いながら、泣く泣く闇に葬りました」
飴(なんかもう早く帰りたいな)
作「それから少し経った頃。甘いけどどこかクセがある本作のヒロインの名前を探していたら、まさにそのイメージに最適な名前を過去に生み出していたことを思い出し、そのまま採用としました」
飴「私の名前にそんな背景が……てっきりお母さんがつけてくれたものだとばかり」
作「いや設定的にはそうよ? ていうかその通りです。いや、お父さんが名前つけたのかもしれないけど。まぁそれはさておき、文字数がちょうどいいのでそろそろ終わりましょうかね」
飴「想像していたより飽きるの早いですね」
作「皆さまいつも本作を読んでいただきありがとうございます。今僕がのびのびとこんなことをしているのも、ひとえに読んでくれている皆さまのおかげです。11部でストーリーパートが完結したので、来週からもこれまで通りひたすら日常を垂れ流すつもりです。展開などについて意見があればぜひ感想で教えてください。こう見えて闇の中を手探りで書き進めているので、変な方向に進んでいたら教えてください」
飴「あと、毎日ネタ切れと戦っているので、何かアイデアがあれば、それもぜひ教えてあげてください。本作の更新頻度が遅いのは、作者が遅筆なだけでなくネタ探しに苦闘しているかららしい、ので」
作「それでもなんとかやっていけているのは、キュートでどこか危なっかしい不思議ちゃん系コミュ症ヒロインの飴宮さんあってこそです。いつも本作を支えてくれてありがとうございます」
飴「……わ、分かればいいんですよ」
作「さて、最後まで読んでくれてありがとうございます。そんなあなたに」
飴「ネタバレ情報が!?」
作「最大限の感謝を贈りたいと思います! そして、今年もよろしくお願いします!」
飴「……」
作「さてさて、長々と好き勝手やってきましたが、お相手は中二病と」
飴「飴宮薄荷でした。近いうちに私のなんらかの秘密が明らかになるらしいです。お楽しみに」




