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1話 【ホール・ワールド・オンライン】

日向(ひなた) (あきら)、24歳。

職業 ----ニート。

親の金で一切を賄い、寝る時間以外を全て【ホール・ワールド・オンライン】に捧げてきた

典型的なパラサイト。

親が裕福なおかげで課金もし放題、なのに放置してくれているという悠々自適な環境。

本当はこんなんじゃダメダメとわかってるんだけどね。

自堕落だってのは誰に言われずともわかっている。

なんて思いながら今日もスマホで【ホール・ワールド・オンライン】にログインしている。


「さて、今日もPKエリアで狩りといきますかーー」


ゲームの中では俺は「キーア、聖騎士(パラディン)」として活動している。

聖騎士といっても回復と攻撃を両方できるからやっているだけで、やっていることはPK。

対人を相手にした「狩り」だ。

今のところ俺に勝てる相手がいないので巷では【堕天王(ルシフェル)】なんて二つ名がついている。


「ふぅ、これで丁度1000人目か?ここまで狩れたのは初めてだな…」


とその時、通知音と共にスマホが光りはじめ、俺の身体を光が飲み込み始める。


「な…!?」


光がおさまり、段々と目が周りの情景をとらえ始める。


「ここ…は?」


どう見ても俺の部屋ではない。

目に入った光景は日本のそれではない---が、この情景は知っている。


「【リスタの街】…!?どういうことだ?」


リスタの街はファリス城下に広がる【ホール・ワールド・オンライン】の最初の街。

目の前に大きな剣士の銅像があることからおそらく大広場か…?

そして手にしているのはウインドランス、全容は見えないが着ているのはブラッドメイルのようだ。

どちらもキーアの愛用装備だが。


「俺は夢を見ているのか…?」


混乱している俺のもとに大きな馬に乗った一人の男性が近寄ってくる。


「お待ちしておりました、堕天王・キーア様ーー」




初めまして、ライズ・ライトです!

仲間に触発されて書いてみた処女作ですが、まだ始まってすらいません^^;

ありきたりになるかもしれませんが、キーアがどうなっていくのか自分自身楽しみではあります。

よかったら感想お聞かせください!ちょっとありきたりでごめんなさいですが。

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