表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

悪役令嬢になってしまった元婚約者

私が産まれた時アナリスの父親は、現れなかった。


「アナリス…うっ…ごめんなさい…せめて、男の子であったなら…」アナリスの母は、社交会では、我が儘であるから、恥ずかしくて、参加させられないと、アナリスの父から聞かされていた。


なのに…なんて事だ!我が儘とは、程遠い……母が優しすぎて、アナリスにしてしまった事が罪だと言われている様で…


あの時は……根暗で地味な顔のアナリスより、華やかで明るい優しいミリアの方が好みだった。結婚して、あの根暗で性格の悪そうな顔を毎日見ると思うと…アナリスの婚約が煩わしくて…


アナリスを処刑した。あの時、私に掴み掛かってきた男がいた。アナリスの母方の叔父だった『何故だ!あの子があんな…母子そろって…』


『母子?あの女の母親は、我が儘で大変だったと聞いている。』


『何を言っているんだ!妹は大人しくて、控えめな、優しい性格だった。アナリスの母は、私の父親にあの男を押し付けられただけだ!あんな…母子そろって…いや…私の妹の方が、まだ、ましだった。毒殺では、あったがな…』


毒殺?侯爵は病死だったと言っていた。


『その時と今回は、外交に出ていた。胸騒ぎがして、急いで引き返して…来たのに…うっ…』


確か侯爵は、アナリスの処刑が決まった時、『私が甘かったのだ迷惑をかけて、すまない』と言っていた。ミリアに優しく話しているのも聞いている。


だから、あの時は、意味が別らなかった。私の父親は、私を愛してくれていたから、アナリスも当然そうだと、こんな事はら、アナリスの母がいつ亡くなったのか調べておけば、よかった…


侯爵は私と顔を合わせるたび汚物でも見る様な目で、私を見ていた…鏡を見たら、普通の容姿でそこまで、不細工では、なかった…


そして、「あら、ブランチナ侯爵たら…本当に嘘つきですわね!」


今目の前に私の元母親がいる…叔父が外交に行って直ぐに元生家からの招待状が届いた。元生家は公爵だったので、侯爵が断れるはずなく、


「……?」母が困惑した表情に…私もアナリスの母と会った事がない…


「実は、(わたくし)の息子が、貴女を助けて欲しいとお願いしてきたのよ?」


……母の死を知っている………!?



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] ありがとうございます。勉強になります。
2019/10/15 05:06 退会済み
管理
[気になる点] ・アナリスト ・花やか→華やか 視点というか時間の切り替わりがよくわからない モノローグにしてもまとまりがなくてよくわからない 二周目に切り替わってるのはわかるんだけど、わざわざ作者…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ