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吾輩はジャンガリアン

作者: eXs

吾輩の一日

 吾輩は騎士ジャンガリアン、偉大なるハムスターの戦士。聖剣マチバリの担い手なり。


 吾輩は主を守るため、日夜トレーニングに励んでいる。腹筋、背筋はもちろんランニングも欠かせないのである。


 騎士は食べることも仕事である。ほほをパンパンにしても、ひまわりの種を食す。


 食事の後は睡眠である。運動、食事、睡眠が騎士の体を作るのである。


 以上の行動を一日に数回ローテーションするのである。しかし、本番はこれからである。



 夜こそが我が真の戦場、悪魔は夜にやってくるのである。


 主が寝静まった深夜、吾輩は宿舎を抜け出して、マチバリを構える。


「チュー!!(そこだ!!)」


 ――吾輩の手から解き放たれたマチバリは、矢のような勢いで正確に、主の枕元に忍び寄っていた黒い悪魔を射止めたのだ。


 しかし、油断してはいけない。……悪魔の生命力は強大で、この程度では死なないのである。


 吾輩はもがく悪魔に歩み寄ると、大きく口を開き、悪魔に躍りかかるのだった。



 今日も主は、よく眠れたようである。宿舎から眺める主は実に幸せそうで、吾輩は騎士としての充実感に浸るのであった。

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