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さくら舞羽(まう)その季節(とき)

掲載日:2016/03/01

神聖きよき乙女の純潔に 光の鎧をまとわせて

故国の盾となれ 戦巫女いくさみこ

無垢むくなるその御手みてで 聖龍刀せいりゅうとうを掲げ揚げ

護国の騎士となれ 戦巫女よ


水晶桜すいしょうざくら精霊神かみに祈ったんだ

祖国の 未来に幸福さちあらんことを

だけどね 一度だけでいいんだ、そう

恋に 落ちてみたかったんだ


さくらさくら舞い踊躍おどれ 春の息吹身をまかせ

戦雲の天穹てんきゅう、迫撃の嵐 破邪の光で護りたまえ

さくらさくら舞い躍踊れ 風の剣輪舞ロンド魅せたまえ

運命の十字架しれん背負うとも ひじり白刃やいば斬撃るいたまえ


灼熱あつき乙女のたましいに 炎の鎧をまとわせて

万里の長城かべとなれ 戦巫女いくさみこ

うるわしきその御手みてで 鳳天戟ほうてんげきを掲げ揚げ

気高き武者となれ 戦巫女よ


水晶桜すいしょうざくら精霊神かみに願ったんだ

あの人 守護まも神器ちから授けたもうと

だけどね 一度だけでいいんだ、そう

愛に 生きてみたかったんだ


さくらさくら舞い天翔あがれ ほむらの翼であの空へ

暗黒の冥夜めいや、襲来の妖魔あやし たける炎で滅したまえ

さくらさくら舞い天翔れ 鳳凰ほうおうが如く羽ばたきたまえ

因果の煉獄囚われても 孤高の尖刃とがり刺突つらぬきたまえ


深淵ふかき乙女の哀しみに いかりの鎧をまとわせて

不落の砦となれ 戦巫女いくさみこ

可憐なその御手みてで 金剛鎚こんごうついを掲げ揚げ

無敵の戦士となれ 戦巫女よ


水晶桜すいしょうざくら精霊神かみに誓ったんだ

我が身を すべてささたてまつると

だけどね 一度だけでいいんだ、そう

彼方あなたと 逢瀬おうせかさねたかった


さくらさくら舞い散華ちらせ 飛泪ひるいの宝玉にその姿うつ

死霊の騎兵、戦慄せんりつの悪魔 とどろいかづちで撃ちたまえ

さくらさくら舞い散華せ 鬼神きじん心に宿したまえ

宿命さだめ混沌カオスに呑まれても 憤怒ふんぬ鋼塊はがね破砕くだきたまえ


さくらさくら舞い降頽りて だまり薫りいだかれる

森緑しんりょくの木洩れこもれび妖精ニンフ円舞ワルツ いやしの泉でみそぎたまえ


さくらさくら今ふわり 焦がれの記憶おもい喪失わすれたまえ

忘却の風にそよぐ絹髪きぬかみ 頬のしずくは波紋の円花まどか


さくらさくら咲き誇凛ほこれ 清き抜身のその肌で

婚衣の羽衣はごろも星垂火ほたるびの聖歌 精霊神かみの世界へいざないたまえ


さくらさくら今はらり 契りの季節ときいろどりたまえ

金色こんじき日輪にちりん昇る祖国よ 永遠とわの平和を護持たもちたまえ


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