さくら舞羽(まう)その季節(とき)
神聖き乙女の純潔に 光の鎧を纏わせて
故国の盾となれ 戦巫女よ
無垢なるその御手で 聖龍刀を掲げ揚げ
護国の騎士となれ 戦巫女よ
水晶桜の精霊神に祈ったんだ
祖国の 未来に幸福あらんことを
だけどね 一度だけでいいんだ、そう
恋に 落ちてみたかったんだ
さくらさくら舞い踊躍れ 春の息吹身をまかせ
戦雲の天穹、迫撃の嵐 破邪の光で護りたまえ
さくらさくら舞い躍踊れ 風の剣輪舞魅せたまえ
運命の十字架背負うとも 聖の白刃を斬撃るいたまえ
灼熱き乙女の魂に 炎の鎧を纏わせて
万里の長城となれ 戦巫女よ
麗しきその御手で 鳳天戟を掲げ揚げ
気高き武者となれ 戦巫女よ
水晶桜の精霊神に願ったんだ
あの人 守護る神器授けたもうと
だけどね 一度だけでいいんだ、そう
愛に 生きてみたかったんだ
さくらさくら舞い天翔れ 焔の翼であの空へ
暗黒の冥夜、襲来の妖魔 猛炎で滅したまえ
さくらさくら舞い天翔れ 鳳凰が如く羽ばたきたまえ
因果の煉獄囚われても 孤高の尖刃で刺突きたまえ
深淵き乙女の哀しみに 雷の鎧を纏わせて
不落の砦となれ 戦巫女よ
可憐なその御手で 金剛鎚を掲げ揚げ
無敵の戦士となれ 戦巫女よ
水晶桜の精霊神に誓ったんだ
我が身を すべて贄げ奉ると
だけどね 一度だけでいいんだ、そう
彼方と 逢瀬を重ねたかった
さくらさくら舞い散華せ 飛泪の宝玉にその姿を現し
死霊の騎兵、戦慄の悪魔 轟く雷で撃ちたまえ
さくらさくら舞い散華せ 鬼神心に宿したまえ
宿命の混沌に呑まれても 憤怒の鋼塊で破砕きたまえ
さくらさくら舞い降頽りて 陽だまり薫り抱かれる
森緑の木洩れ陽妖精の円舞 癒しの泉で禊たまえ
さくらさくら今ふわり 焦がれの記憶喪失れたまえ
忘却の風にそよぐ絹髪 頬の滴は波紋の円花
さくらさくら咲き誇凛れ 清き抜身のその肌で
婚衣の羽衣、星垂火の聖歌 精霊神の世界へ導いたまえ
さくらさくら今はらり 契りの季節を彩りたまえ
金色の日輪昇る祖国よ 永遠の平和を護持ちたまえ




