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命あるかぎり感情があるのに!  作者: 羽森ハル


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3/6

ゆらゆらと降り立ったところは、海の中だった

ゆらゆらと降り立ったところは

海の中だった


どうやら俺はここで

人を波に誘って食らうらしい


へへ、楽しそうな仕事だ


俺が息を吸い込めば

ちっちゃなプランクトンからおっきなサメまで

すべて俺の腹の中



でもね、聞きなさい

君がいくら魚を吸い込もうと

君の腹は満たされません


腹を満たすにはただ一つ

人間を食らう必要があるのよ



そんなの知らなかった

俺は魚を吸いまくって

でもお腹はすいてくる


人間、こねーかなー


待てど、待てど、かからない

人間はついに一匹も来なくて


俺は餓死した



ばかな子ね

魚が次々に消えていく危険海域に

人間が来てくれるはずがないわ


せいぜい調査団は派遣されるかと思ったけど

船の上の人間は

水につかってないから吸えない


ばかな子ね

見飽きたわ


また次の子でも、見繕いましょうか

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