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彼との彩食  作者: 日戸 暁
第1章 出会いの冬
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それぞれの飯事情


年末年始はそれぞれ用事があって顔を合わせなかったけれど。正月明けに挨拶に行って以来、1月も半ばの今、気付けば彼の家に寄って夕飯を食って自宅へ帰る生活が続いている。


今日は外回り後、直帰できた。

久々に自分の家で夕飯にしようか。毎日彼の家に押しかけるのも悪いし。


俺は自分の家の冷蔵庫を開けてぎょっとした。

あまりにスカスカ。

 食べ物は、使いかけの調味料と、パウチに入ったウズラの煮卵。

 いつ炊いたか判らない冷凍ご飯。コンビニでだいぶ前に買った冷凍野菜。そのくらいしかない。


それらを解凍して丼に盛り、マヨネーズをぶっかけて掻き込む。


ふとスマホに目を遣る。彼の晩飯、何だろな。


別に彼は何とも思っていないだろうけど、一応、メッセージを送っておいた。

『今夜はそっち行かない』





【それぞれの飯事情 side:料理番】


目の前に、手付かずのままの食事。

彼奴が呼ぶところの“うちのハンバーグ定食”。付け合わせは毎度、人参のグラッセといんげんのマスタード和え。それに野菜をもう1品とスープ。そう決めているから“定食”だそうだ。今日はほうれん草のゴマ和えとコーンスープ。

二人分拵えてから、トークアプリの通知に気がついた。


何だ、奴、今夜は来ないのか。

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