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九十八話誰よこの巨乳美少女は、って俺!?

一章と二章の間に行っていた世界のお話です。

「ぷはー!!」


なぜか俺は段ボールの中にいた

どこに転送してんねん女神さん


しかもこれみかん箱やないか、俺みかんちゃうぞ

体からみかん臭がするけど……


そんなことよりも体にものすっごい違和感を感じるような?


なんか胸が邪魔やな


ってでかくなってるーーー!?




いつの間に巨乳になったんや?毒キノコのせいか?

たぶんちゃうけど


それでぷにぷにしてる


……なんだこれ……


なんか気持ち悪いな、俺は貧乳派だというのに地獄かよ


さらに男にとって大事なものがなくなっているような


つんつん……


これは大ピンチだ、大事なアレがない……


ふと近くにあった鏡を見るとダサいみかんの絵が描かれた白Tを着る巨乳の美少女がうつっている


そしてそいつは俺の動きに共鳴している……


「うそやろ!?巨乳美少女になってるーーー!?」


これなら合法的に魔王様と……って違うわ!




「げほんげほん」


一度深呼吸で気持ちを整えた

それよりまずはパンドラちゃんを探さないとな!!


なんで女の子になってんだかようわからんしこの箱娘世界やっけ?この世界のこともよく知らんし

パンドラちゃんを見つけないと帰れへんしな




それで今いるのは倉庫みたいやな


たくさんの棚に物がたくさん置かれている

その中には段ボールの箱や謎のガチャマシンになんか物騒な鈍器やったり銃みたいなものまで置いてある


だけどパンドラちゃんはいないようだ


それよりこの世界はどんな世界なんだろうか

なんか嫌な予感がするけど一回外にでてみようか

明るいしたぶん外っぽいので古そうなドアを開けてみよう


「オープン、ぎぎー」


ちょっと錆びていてうるさいが開くようだ


「ガチャン」


すぐに閉めてしまった、間違いだと思いたい

けどちゃんと見ないといけない

向き合わないといけない


「ぎぎー」


ちょっと錆びたうるさいドアを再び開けると


薄暗い空にビル街が立ち並んでいる光景が

ただし謎植物に覆われた廃ビルっていう……


なんなんやこの世界、ひょっとして文明滅んでます?


そしてここの周りにもパンドラちゃんはいなさそうだ


どこにいったんやパンドラちゃんは?

それで俺はなにをしたらいいんや?


そうや!パンドラちゃんに聞こう


っていないんですよねー




とりあえず倉庫に戻った、外になんかありそうじゃなかったしね


さてどうしますか

まずは情報が必要だ、パンドラちゃんに聞こ……


いやパンドラちゃんがいなくても諦めるな!

男だろ!って巨乳美少女か……


まあとりあえず中を探索だ


おっ、俺が入っていた段ボールの中になにかのメモがある



箱娘の生態、箱の中でパワーを蓄積する



またメモが落ちている



ホーム画面のヘルプを読もう



はっ、と気づいた

そういえば、ここゲームの世界やったわ!


ホーム画面ってどこにあんねや?ってでてきたわ


まさか軽く念じるだけででてくるとは

さらにステータスのやつと同じ要領で操作できるみたいですねー、便利ですねー


クエスト、ショップ、ガチャ、レイド、プロフィール、設定、編成、強化、箱娘


色んな要素があるゲームやな

とりあえずヘルプを読もう

チュートリアルなかったし読まざるを得ない

読むの苦手だけど頑張りましょう


まあまず世界観を知るためにストーリーを読もう


(ストーリーとは)







「って空白やないかい!!」


つい突っ込んでしまった、ちゃんとかいとけよ女神

クソゲー認定すんぞ


ほんで他のところはちゃんとかいてるんか?

ここだけ忘れた可能性もちょっとはあるはず?



まあ次はこれやな


(箱娘とは)


箱娘十和箱尾擬人化氏他者出R


これは翻訳ミスかな、よく中○系ゲームのバグかなんかで中○語から日本語に変換し忘れってのがよくあるけどその類いか、いや読める読めるぞ



箱娘とは箱を擬人化したものであーる



よめたー、けどそれ知ってるーーー!!


ヘルプあるある、それ知ってるよ常識だもん発動


やないかい!


あとどういう変換ミスやねん、特にあーる部分

もうヘルプはええか、まともに書いてないし

たぶん女神がふざけて書いたとか、ありえーる



ところで俺はなんのキャラなんや?


段ボールん中にいたから俺もたぶん箱娘なんやろうけど


そうや!編成のとこみたら名前くらいわかるかも


「ぽちっ」




   なし




「なしってなんやねん!!」


まーたつっこんじゃったわ、俺は箱娘じゃないのか?

ただの段ボールに入ってた巨乳美少女?


いや俺、男やし……って男やんな?箱男?


「大丈夫じゃ、おぬしは男じゃ」


心の中の魔王様が俺を説得してくれた

魔王様大好き




さあ次は設定だな、設定は危険ゾーンだ


過去に設定ミスにより数々のアイテムや尊い大切な時間などが失われてしまったことがない……


なかったわ、ごめん


そして設定をスライドしているとある文言を発見した


バグ報告はこちらと


「ぽちっ」


ナイスナイス、女神マジファインプレーやでー


俺はバグの内容をすらすらと打ち込んでいく

平仮名入力できるからキーボード難民の俺でも楽々入力



>パンドラちゃんがいませんどうしたらいいですか?あと俺の体はどうなったのですか?

なんで女になってるんですか?返してください

あと帰してくださいetc……



なんて文章をたくさん打ち込んでやった


そして送信っと


……あれ?


ないんだが……


左上から右下の隅々までくまなく探すがあれがない


「送信ボタンがなーーーい!!」


OWATA!!

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