表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/122

新九話噴水の少女

顔面にべったりと馬糞がついているので蛇口に顔を突っ込んで洗う

まあだいたい落とせたでしょう


「すいませーん、終わりました」


「やっとヒヒーンか!?」


まあだいぶ時間かかったしな、って今馬被ったやろ

それだけ顔を見せたくないんやな


「って馬糞まみれヒヒーン!?」


しょうがない、服にべったりついてるやつは落とせないし


「よく頑張ってくれたようヒヒーンね、はい、ここに銅貨三枚置いていくから持っていくヒヒーン」


「ありがとうございました」


俺はなんとかクエストを達成?した?

もちろん銅貨三枚はもらった、これで銅貨三枚青銅貨七枚だ


『ゆうたさん、夜道は危ないので私がひかりますね』


「ひかる?」


『ぴっかりーん!』


「まぶしっ」


気のせいは白い光を出した、カメラのシャッターよりちょっと弱い光なので目は潰れなかった


『強すぎましたね、これくらいでどうでしょうか?』


「ちょうどいい、というか光れるって」


『私精霊ですから』


精霊だからとなぜか納得できてしまう自分がいる……


『それじゃあ暗いのでお家まで送っていきますよ』


「ありがとう」


こいつって意外と優しいのかもしれない




夜の中央広場は新鮮だ、噴水が暴走してる?ってぐらい水が吹き出ている

あれかな?月に引っ張られて水面が上がる的な


『ゆうたさん、噴水の中に少女がいますね』


「ん?」


少しずつ噴水に近づいていくと本当に少女がいる

俺と同い年くらいの青髪の少女だ、やばいやつかもしれないが話しかけてみよう


「なにしてんの?」


「わい?……しかおらんな、これは応急措置やで!」


「ちょっとよくわからんのやが……」


「実はスキルが暴走しておまたから汗が止まらへんねん!」


それは汗じゃない気がするんだが気のせいではないよね?


『はい、それはおしっこですね』


「違うわ、汗やし!ほらっ」


噴水から少し出てきた少女は四つん這いになっておまたから大量の水を吹き出している……って量多っ!!


「この量やしちゃうのわかるやろ!それより女神様呼んできて!これ止めてほしいし」


少女は再び噴水の中に戻った……その量の水を出しながら動けるのはすごいと思う


「というか女神様は呼べんよ」


誰やったらそんなすごいの呼べんねん


「え!?じゃあどないしたらええねん!」


「俺に聞かれても……」


俺にはこの水を止めることはできないんですよー

解決策も思い付かないんですよー


『あのー、その水を止めたいのですよね』


「そう!そやから女神様の力が必要なんや!」


まるでこいつ女神様の知り合いみたいなこと言うけどこいつはなんなんやろう?


『私、その水を止める方法を思い付きましたけどやりますか?』


「あんの!?なら頼むわ!」


「止める方法あんの?」


『はい、でもゆうたさんの協力が必要です、協力していただけますか?』


「もちのろん」


俺にできることならするよ、無職の俺にできることなら


『ではゆうたさん、彼女に弱体化スキルを使うのです』


「ん?」


まあよくわからないが使ってみよう、簡単やし


「〈弱体化〉」


『【気のせい】!!』




噴水の水がいつも通りになった気がする


「あれ?止まった……とまった?!よっしゃーーー!!」


止まって混乱している少女とハイタッチした、よく見たらこの子スライム狩ってた子や


『はあはあ……なんとかできましたね……』


「気のせいお疲れ」


気のせいはだいぶ疲れてるようだ、光ってないし


「ってかはよ帰らんと」


魔王様が待っているしな


「じゃあな」


俺は少女と気のせいを置いて帰宅した






「やっと帰ってきた、おかえりなのじゃ!?おぬしは一体なにしとったんじゃ!?」


魔王様はびっくりしている、予想通りだ

先にお風呂に入っていたのは予想外だったが


「色々あって馬糞にダイブしちゃいまして」


「まあとにかくすぐにお風呂に入るのじゃ、話はそれからじゃ」


馬糞にダイブと言った瞬間に魔王様が一歩下がったのを見逃さなかったぞ、まあ俺でもそうするが




「上がりました」


すっきりしたぜぇ~、お風呂の中でう○こなんてしてないですよ、ほんとですよ!!馬糞はばらまいたけど……


「晩御飯できてるし食べるぞ」


魔王様は食べずに待ってくれていたみたいだ悪いことしたかな……?、でもいいことしたし……まあイーブンかな?


「「いただきます」」


今日の晩御飯はいつもの白ご飯と焼きそばといつものキャベツか、ダブル主食やけどまあうまいしいいよね

もちろん焼きそばとキャベツにはマヨネーズを一巻き二巻きしましたよ




「さて、話してもらおうか、今日なにをしていたのか」


俺はおもしろおかしく今日のことを話した


「すまぬ、おぬしなにいっとるのじゃ、ハッハッハッハッハ!!」


こうは言ってるけどちゃんと伝わっている、笑ってるし


「馬の被り物して生活するやつなどおらんじゃろ!!」


「そこぉ!?」


魔王様が笑いすぎて話が全然進まなかった

結局馬糞を浴びたところまでしか話せなかった



「そろそろ寝る時間じゃな……今日は床で頼む、おぬしからほのかに馬糞のにおいがするんじゃ、すまぬ」


「え?においしますか?」


「する……」


「OH……」


これからは一緒に寝ようと言った日に別々に寝ることになろうとは……


「馬」


「やめろ!想像しちゃうからやめるのじゃ、げほげほ」


それと馬と言うだけで笑うようになってしまった魔王様……

まあおもしろいからいいや

うまっ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ