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新八十六話う○、これは海獣?

宮殿の食堂で食事を楽しんでいると


「ブーーーーーーーーー!!!!」


「「!?」」


何かの警報音が大音量で鳴り出した、びっくりして木のスプーン飲みこんじゃった……


「なんだなんだ!?」


ちょっと……猿さん、あなた国の重要な役割の人でしょ

なんでこの警報音の意味がわからんのですか?


「猿さん!!敵襲です、超大型のなにかが東から襲来、ここに向かって一直線です!」


「「楽園!?」」「なんだと!?」


なぜ楽園が猿さんに報告を、お前捕まったんじゃ?

えりちゃん……って動揺してる、楽園お前は一体なにを?


「帝国軍総団長に命ずる、全兵力を東に集結させ迎え撃て、ギアアーマーは使えるだけ全て使ってよい」


「ははっ!」


帝国軍総団長?いつの間にそんな上の身分に……

って昨日今日の話よな?なにがどうなってんの?

こいつマジでなにした?


っと俺たちに気づいた


「マスター、聞きましたか?」


「聞いたぞ、というかなにしたらそうなったん?」


「捕まったはずやんな?」


「説明は後です、急がないと国滅んじゃうんで」


「そんなやばいやつなん!?」


「はい、超大型海獣が大量に」


「「は!?」」


マジで国滅ぶやつやん……


「俺は準備してくるんで、マスターたちもよろしくお願いします」


「まあもちろん」


でかい、ということは強い敵ってことよ

燃えてくるぜ


「私の出番かな?」


「もちのろん、一緒に頑張ろう!」





宮殿から外に出て空から東を見てみる

あれはテイマーのドラゴンですねー、こっちに向かってきてますねー


「ゆうたこっち」


間違えた、こっちは東ではなかったか……!?


「ってなんじゃあれ!?」


茶色いので覆われている超大型海獣だ……その数三十体


「魔王、探しましたよ」


テイマーのドラゴンの上にはテイマーはもちろんとんがり頭、石化、血界、俺を睨んでいる土偶くんと石化の膝の上には砲台ちゃんがいる、よかったね


「ビッグボス、どうしますか?」


とんがり頭が聞いてきた、その呼び方はどうかと思うが緊急時なのでスルーする


「もちろん倒しに行くぞ」


「「了解!」」







東の城壁の上に到着した、あれ結構遠くにいるんやな……


「ボス、作戦は?」


「ない!!」


「「ごてっ」」


あるわけないでしょ、俺にそんなできる能力があるとでも?

みんなバラバラに戦うことになった、とりあえず俺は様子見だ、MPをちゃんと節約しないとね




テイマーがドラゴンを回している、まずは様子見だろう

しばらく飛んでいても攻撃してこないようなのでドラゴンはブレスをした


一瞬穴が空いてすぐ閉じちゃった

なんなんだあの回復力は、まるで俺の能力だ


テイマーとドラゴンは戻ってきた


「俺には無理やわ」


でしょうね、これなら石化も無理だろう


「なんかわかったことない?」


「あれ中身海獣っぽい」


いやー、なんか嫌な予想がありまして……あれは俺が倒したう○こマンが海獣に合体したやつではないかという予想です、はい


さらに嫌な予想がありまして……あのう○こ部分に海獣が苦手な物理攻撃が効かない可能性というものがありまして

それが本当かを検証してもらいます


「某の出番だぜ」


「頑張れ砲台ちゃん!」


「頑張るぜ【大砲】ドカーン!」


急に現れた大砲からとんでいった玉はう○こ超海獣に命中するも俺の予想通り効果なし……


「ゆうちゃん、一日に一度しか使えない某の大技を使っていいか?」


「いいですよ」


さあなにを見せてくれるのだろうか


「砲台ちゃん頑張れー!」

「わかったぜ【チャージ砲用意】」




「チャージ完了【チャージ砲】ドカーーーン!!」


大砲から緑に光る玉がう○こ超海獣に向かってものすごいスピードでとび直撃……いいや貫通した

さすがSランク冒険者だ



って倒せてないですけど……



どうやら海獣部分は本体ではないようだ

ということは本体はう○こ部分?ってあれ再生すんのにどうやって倒すねん


「ぴよっ」


おっ、ちょうどいいタイミングに女神から着信だ

あいつらの倒しかたを教えてくれるのか?それとも……


>そろそろえりちゃんと初めての○作りもできたじゃろ、みんなも待っておるし帰ってくるんじゃ


女神よ、この状況を見ろよ!!って返信できるようになってるので聞くか


>できてないですしそれよりヤバいやつがいるんです、う○この魔物なんですけど、俺みたいに自動再生するんです、これの倒しかたを教えてください


>それ没にしたやつなんじゃが……なんでおるんじゃ?それでそれは倒せぬぞ


倒せないーーー!?


>とにかくヤバいんですよ、超大型海獣と合体して俺のいるとこに攻めてきました


>なんじゃと!?すぐに行く


『ホントにおるのう……』


さすが女神、はやい


「どうするんですか?」


女神はパソコンを出してカチャカチャやり始めた


『よし、これで倒せるようになったはずじゃ、弱点は闇魔法で金色の核を壊せば倒せるぞ、では二人でゆっくり過ごすといい、あっ……』


「なんか今悪いこと考えましたね」


『まあよい、え○ちなお仕置き待っておるぞ』


まあいいや、それはいつも通りやし


「えりちゃん、聞いた?」


「もちのろん、やるで、せーのっ!」


「「【深淵大穴(いつもの)】」」

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