新八十一話高速仕事押し付けおばさん?
今はハママツで悪意のある巨乳なおばさんの提案で文化体験をやっている、えりちゃんにこのおばさんを倒してと伝えたんだが……
「ゆうた!直接においでいいで!!」
違うんですよ、あのおばさん倒してー、悪意すごいし
いや今問題を起こすのはダメか、警戒されてしまうし後にしよう
「夜にたっぷりにおわせてもらうな」
「予約完了やで!」
あれ?今日の夜って潜入するんやったけど……まあにおぐのは次の日にすればいいか
えりちゃんはう○こを被りなおした、屈んだときに乳首が見えなかった、これなら安心ですね
「では次ですね、このう○こクリームを全身に塗りましょう」
う○こクリーム、女神とか気のせいとかが好きそうやな
「それ中身はなんですか?」
「もちろん本物のう○こは一切使用しておりません、内容は泥パックみたいなものです」
怪しい、でもにおい的にう○このにおいはしないのでたぶん大丈夫だ
「ゆうた、塗ってあげる、代わりに私にも塗って」
えりちゃんの素肌に触れるのはいいんだが塗る物の名前が
「では私が高速で塗らせていただきます」
「「え?」」
「【高速】」
「「うぎゃーーー!!」」
おばさんに全身に高速でう○こクリームを塗られた
えりちゃんと塗り愛たかったのに……邪魔された
クソっ!!
「お次は海獣狩りを体験してもらいます、海獣の住処に行きましょう」
「「え……」」
海獣ってあの?でっかいの!?
この街の北の端っこに来た、岩場があり奥にはたくさんの海獣が見える
「この弓を貸し出します」
「「え!?」」
魔神の弓だ……
「あの海獣を倒してください」
まあ確かにこれなら倒せるが……
「ゆうた、このまま逃げよう」
それができたらいいんやが魔神の弓に鎖がついてて、それがあのおばさんにつながってんのよな……
「とりあえず海獣倒すぞ」
海獣がたくさんいるがまず俺が狙うはあのちょっと赤いのだ、たぶんボスだ、狙いを定め手を離す
「ドーーーーーーン!!」
命中した、この弓器用値関係ないからな
「なにしてるんですか!?なんでボスを倒すんですか!?大変なことになりますよ!?まあいいですけど」
いいんかい!!
というか大変なことってなんか嫌な予感がする……
「では次が最後の体験になります、あっちに移動します、その前に弓を回収します【高速】」
「あ……」
おばさんが弓を高速で回収して高速で置いてきた……
俺の魔神の弓……必ず後で取り戻す、待ってて
街外れにやってきた、ギリギリ平野部分だ
「最後は畑仕事を体験してもらいます、これをどうぞ」
俺とえりちゃんに鉄のくわを渡された
「ではここからあそこまで耕してもらいます」
「「ええー!!」」
広範囲……そして最初の契約書、もしかしてやられた?
「ういしょー!!ういしょー!!」
俺は手作業で地面を耕している、あともうちょっと
「【グランドドリル】どどどどどーん!!」
えりちゃんは魔法で一気に地面を耕している、よしっ
「「終わったー!!」」
「お疲れ様でした、これにて文化体験終了です」
「「……」」
おばさんは去っていった、今度はおじさんが来た
「君たち高速仕事押し付けおばさんに捕まったねー」
「高速仕事押し付けおばさん……」
そのまんまだ……誰やねん、ネーミングしたやつ
「でも君たちすごいねー、前に捕まった勇者と聖女さんは三日かかっていたよ」
とーちゃんとかーちゃんもか……親子共々やられてしまったのか、というか三日も逃げられなかったのか……
というかここに来てたんやな
まあ俺たちも頑張って逃げようとしたが高速で捕まった、えりちゃんの深淵大穴も高速で避けちゃったしなんなんあのはやい悪意しかないおばさんは……
それで結局やったほうが速そうやったしやったんや
「ゆうた、いつかやり返そうな」
「もちのろん」
俺たちはあのおばさんに復讐を誓った
「すごいなう○こクリーム」
「これ塗ってると汚れへんって何気に最強ちゃう?」
あんだけ畑仕事したのにちょっと払っただけで汚れがみんな落ちていった、すげークリームだ
買いたいですね、気のせいへのお土産に、いやみんなへのお土産にしようか、でも俺の分はいらないね
服着れないし、そしてお土産用に買いにきた
「ゆうた、う○こクリームたくさん買ったら割引してもらえた!」
「あの、えりちゃん……買いすぎちゃう?」
う○こクリームのビン百四十四本も……一本大銅貨二枚(二千円)で売ってるんだが百四十四本で金貨二枚(二十万円)やったから買っちゃったと
「ゆうた、これでお金尽きちゃった!」
えりちゃん……なにしてんのー?尽きちゃったー!じゃない
まあえりちゃんにおこづかいとして渡された銀貨一枚は持ってるので帰るまでは足りるはず
それでこのビンすかすかなんですけど……
「えりちゃん持ってみて」
「あれ?軽っ……」
「えりちゃん……」
騙されちゃったね
「ちょっと焼いてくる」
「ストーーープ!!今はまずい」
「確かにそうやな……?てかおかしくない!?なんでこの世界の人やのにこんな悪い人いるん!?」
「確かに……これバグ?」
この世界に悪い人はいないと女神が言ってたけれども……バグやんな?
「ゆうた、早く報告!」
「……」
まだ着信拒否中なんよな
「あっ!女神様忙しいんか……じゃあまあ帰ってからやな」
でもバグじゃない可能性が頭の中をよぎっている……嫌な予感がする、魔神の弓をゲットしたらすぐにここから逃げよう
夜中になりました、あのでかいう○こに潜入します
ちゃんといつもの黒い服に着替えましたよ
あの服はいらないので捨てました、もちろん頭に被ってたう○こもね、捨てるときになんかにおいがすごくなってた
次に風呂に入るときは頭を重点的に洗うことにしよう
「えりちゃん、どっから入る?」
もちろんひそひそ声で話しています
「正面しかないよな?鍵開けるし待ってて」
「へ?」
「【シャドウアーム】カチャッ」
「よし行こう」
その技ずるっ、今度使ってみよう




