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魔王様に俺を捧げたい! ~バグりまくった世界で女の子たちとハチャメチャ異世界生活、女神はバグ直せよ~  作者: 無理です逆バリアー
五章 ギア帝国編

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七十七話ギア帝国美術館

 

 ギア帝国美術館にえりちゃんと二人でやってきた。そして発見した、俺の魔王の杖を、その横には値札が


「誰が買えんねん!」


 まさか、美術館がこんなぼったくりだなんて、ハー勇世界にいたボッタクーリでもこんなぼったくりしないぞ。


 魔王の杖、白金貨無量大数女神枚


 入館料は良心的だった、大銅貨一枚(千円)だ。

 俺がいた世界では入館料だけで五千円くらいやったしな。


 でもこれは違う、こんなん誰も買えへんわ。


「どうする? 諦める?」


 普通の世界なら諦めるしかない、だがこの世界は女神の作った世界だ、絶対に入手法があるはずだ。


「交渉しよう」




──ロード中──


 ギア帝国美術館、アーマーギアを自慢するために作られた




「さっきから気になってたけどなんでロード画面挟まるんや?」


「バグやない? ゲームの美術館もロード画面こんなんやったし」


 そういやこの世界の原点のゲームってのがあるんやったな、それをおパクりした名残でここの部屋移動時にロード画面の世界に一定時間閉じ込められるんかな?


 ロード画面世界に永遠に閉じ込められるバグに遭遇しませんように、フリじゃないよ。


 数回のロードを挟み管理人室に到着した。


「コンコンコンコンコンコンコンコンコンコン」


 反応がない


「入ってみよ、ガチャ」


 えりちゃんは躊躇なく扉を開けた。


 そこにはおばさんがいた、ポスター作りに必死で俺たちのことに気づいていないようだ。


 ってあの子供がかいたようなポスターこのおばさんが書いてんのかい!


「あのう、すいません」


 おばさんはポスターをかいている。


「あのーー!」


「ゆうた違う、火事だぁーー!!」


「ぎゃーー!! 火事!? どこで!? なにが!?」


 おばさんはとんだ、そういやなにかあったとき助けてーー!! って叫ぶより火事だぁーー!! って叫んだほうが人が家から出てくるとか聞いたことあるしそれかな?


「なにが燃えてるの!! 急いで消さないと!!」


「火事なのは嘘です、いや燃やします【ミニファイアボール】【ウォーターシャワー】」


 おばさんがパニクっているのでえりちゃんがポスターを燃やしてすぐ消して落ち着かせた、ってなにしてんの……


「せっかくのポスターが! それで火事が嘘ってどういうこと!!」


 えりちゃんやりすぎ、今度は激おこだ。


「ゆうた、本題」


「ええーー」


 エッグいマイナスからのスタートですけどこんなんで交渉できんのか? まあ試すしかないけど


「実はあの魔王の杖、俺のなんです」


「それはないはずよ! だってあれ獣王国から正規ルートで輸入されたものよ!」


 まあそうなんですけどねーー


「じゃあ値下げできませんか?」


「では無量大数女神枚ひく一枚でどう?」


「それ買わせる気あります?」


「いいえ」


 買わせる気がないんかーー、やっぱなーー


「ゆうた、脅す?」


 えりちゃん、かわいい顔して脅すか聞くな

 俺は首を横に振る。


「それよりポスターの分を弁償しなさい、銀貨一枚よ」


「持ってません」


 えりちゃん……持ってるでしょ


「というかあんなポスターにそんな価値ないですよ」


 えりちゃん!!


「なんだって!? あなたあのポスターの価値が分からないの!?」


「あのポスターでお客さん来ましたか?  ここの美術館ガラッガラですよ、だからあんなポスターただのゴミです」


 ぎゃーーー!! えりちゃん言い過ぎーーー!!


「ぐっ、それはそうだけどあなたたちにこの美術館のなにがわかるの」


 なんか効いてる、俺が手をだすとただただひどいことになりそうだからやめておこう。


「わかりません、だけどあなたがこの美術館を愛していることだけはわかります、だからこの美術館を立て直しましょう、もし立て直せたら魔王の杖を譲っていただけませんか?」


 えりちゃん!? なんだこの戦略的な攻略法は?

 もしかしてえりちゃん天才? まあ実際そうなんやけど。


「もし立て直せたならいいでしょう、あの魔王の杖は客呼びのための道具に過ぎないから……」


 なんだこのストーリーは!?

 女神がこんなストーリー作れるはずが、ハッハッハわかったぞ

 女神がゲームのストーリーパクったな!!




 てことでおばさんの代わりにポスターを作ることになった。


「えりちゃん、この後ゲームやとどうすんの?」


「え? なんのこと?」


「え?」


 なんとゲームのストーリーではなかったみたい

 ではなぜなんだえりちゃん?


「ガラガラなところ盛り上げたらなんかすごいもんもらえるもんやん、テンプレやろ、まあこうなるように誘導したんや」


「ハハッ」


 さすが魔王えりちゃんだ、俺みたいな力ないけど脳筋なやつとは違う。


「それでえりちゃん絵描けたっけ?」


 えりちゃんが絵をかくイメージがない、もちろん俺は描けないぞ、棒人間とう○こ以外のほとんどがね


「描けへんかった、けど器用値あるし描けるんちゃう?」


 うん、描けるか? 器用値どうなんやろ?

 まあえりちゃんが描いてる間暇やし俺も描くぞ。

 紙はいくらでもあるのだからーー






「描けた」


「うーーーん……」


 えりちゃん、ピカソの方向にうまくならないで

 よくわからないし感想も出てこないし


「ゆうたはどう?」


「はい、これ適当に描いたやつ」


 俺が描いたのは落書きだ、う○この回りにたくさんの棒人間を並べました、あまりに適当に描いたので数人の棒人間の足と足の間に棒が生えているが気にしないでほしい。


「ゆうたホンマにう○こと棒人間大好きやな」


 違う、それしか描けないんですよ、女神じゃないけど


「あっ! こいつち○こ生えてる! あっ! こっちにもち○こ生えてるやつおるやん! って服着ろよ」


 えりちゃん、せっかく足と足の間に棒が生えたってぼかしたのに言っちゃったらダメでしょ……

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