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魔王様に俺を捧げたい! ~バグりまくった世界で女の子たちとハチャメチャ異世界生活、女神はバグ直せよ~  作者: 無理です逆バリアー
一章 この世界はバグだらけ編

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七話魔王様に惚れたのは気のせいではない


 シスターさんがナルシストということはわかった。まあ実際に顔がいいのはわかる、でもピンチな状況から助けてくれた魔王様に惚れちゃったからね……

 それだけじゃあシスターさんに惚れないですよ。


『では逆におぬしが魔王を惚れさせたらいいんじゃないか?』


「俺に惚れさせる? それは無理ゲーですよ、俺なんて転生しただけのニートなんで」


 できるのならやりたい、けれど俺には無理だ。


『そんなことはないぞ、おぬし顔はいいんじゃし頑張ればいけないこともないと思うぞ』


「そうですか?」


『そうじゃぞ、おぬしが魔王に惚れなければわらわがもらっていたかもしれんのに』


「え!?」


『って嘘でも言えるレベルじゃ、まあ嘘じゃないがな』


 どっちなん



『それで魔王を惚れさせる方法は簡単じゃ』


「簡単なんですか?」


『それは魔王より強くなることじゃ』


「それは無理ゲーでは?」


『そんなことないぞ、わらわが言っておるのはステータスのことではない、ここじゃ』


 シスターさんは拳を自分の胸にうちつけた。


「拳ですか?」


『ハートじゃ!』


「あーー、精神的に強くなればいいんですね?」


『違う、魔王のことを全力で愛すのじゃ』


「?」


『なにがあっても魔王のことを好きでいるのじゃ、そうすれば愛のパワーで惚れさせることができるはずじゃ』


 やっばい、この人なに言ってんのかわからん……


「というか魔王様のことが好きなのバレません?」


『バレていいじゃろ、だってあやつおぬしのことを夕方から朝までずっと探しておったぐらいなんじゃから、そんなことで捨てられることは絶対にないじゃろ? というかもしろおぬしに執着しておるかもしれんし、すでに好きなのかもしれん』


「それはそうかも……」


『それに……』


「ゆうた! 捕まえたぞ!」


『捕まっちゃいましたーー! ゆうたさーん助けてくださーい!』


 魔王様が緑の妖精さんを捕まえて戻ってきた。

 なんで俺を指名する……


『さあ、ゆうたよ、おぬしの気持ちを魔王に伝えるのじゃ』


「え?」


『愛じゃ、愛を伝えるのじゃ』


「わかりました」


 俺は決意を決めて


「ゆうた、どうしたんじゃ?」


「魔王様、俺、魔王様のことが好きです」


「わらわもおぬしが大好きじゃーー、ぎゅっ」


「????????????」


『子供っていいのう』


 なんかそれはズルい気がする……って魔王様って子供なの?


『あれ? 私解放されました?』






「すうーー、すうーー」


 あれ? 魔王様が俺にもたれかかって寝ている……重い!


『一晩中おぬしを探し回ったりそこのやつを追いかけ回して疲れたんじゃろう』


 重い!! シスターさんに顔で意思表示しているが気づいてもらえない……重い!!


『あーーそうじゃ、忘れておった』


 魔王様を支えてください!! うおーー!!


『女神様からのご褒美じゃ』


「助けて……」


 シスターさんは助けてくれた。



『限界ギリギリまで待ったがどうだ? わらわに惚れたか?』


「惚れるわけないです」


『それは残念じゃったな、それでこれは女神様からのご褒美じゃ』


「ありがとうございます」


 スライムとゴブリンのステータスの件のだろう

 う○ちでもわかる冒険者基礎という変な名前の薄い本を渡された、内容は……


 魔法はイメージで使いましょう、炎を出すイメージを正しくすればう○こと言っても炎を出す魔法を使うことができます。


 なんなんだ例えが汚いこの本は?

 あとこのページには魔法の汚いイメージ例が書かれている。


『たぶんその本はこの世界のガイドブック的なものなのではないか?』


 そうみたいだ、役に立つ情報が汚い例で書かれている。わかりやすいし文章が苦手な俺でも読める、例が汚いけど。


『面白い本ですねーー、これならゆうたさんでもわかりますね』


「そうやなってお前はなんやねん!」


 なんでこの緑の妖精さんは俺の名前知ってんのやろうか


『私? あっそういえばまだ名乗ってなかったですね、私は気のせい、気のせいの精霊です』


 妖精じゃなくて精霊なんか……ごめん違いが全くわからん


「それでお前はなにしてんの?」


『私ですか? 私は基本きまぐれなので、では名乗ったのでさようならーー』


 気のせいはどこかにとんでいってしまった。


『あやつはなんだったんじゃろ?』


「さあ?」


 本当になんなんだろう、いつの間にかおるし


『それで魔王を起こさねばならぬな、ぶおーーー!!』


「うぎゃーーー!! ここは? 教会か……」


 シスターさんはまた法螺貝を吹いて魔王様を起こした。


『それじゃあまたのう』


「「さようならーー」」






 ゆっくりと帰宅し帰ったときには夕方になっていた。

 魔王様はふんふん言いながら料理をしている。


 その間に俺はこの薄い本を読むとするか

 最強の冒険者になる方法?


 まずは武器と防具を買います、ついでにう○こします。そうしたら次の順でレベル上げとう○こをします。まず最初はスライムを倒してレベルを五くらいまで上げましょう、そのあとう……


 これ長いやつや、でも最強の冒険者かーー

 この世界にはゲームがないからなーー

 おもしろいならやってみようかなーー

 うーーーん……


「できたぞーー」


「おーー」


 カレーオンザライスだ、においがしてたからわかってた。においの時点でうまかったのでこれもおいしいだろう。いや、魔王様が作ったものというだけでうまい。


「うまい……」


 実家の味だ、懐かしい……涙がでてきた。


「ゆうた、これカレーのルウで作ったんじゃが」


 実家の味はカレールウだったのか……

 というかここ異世界やんな?




 お風呂から上がった、さてどこで寝るか

 本当はベッドで魔王様と寝たいけど、先にベッドに入るのはちょっと……もしダメなら恥ずかしいし


 魔王様が上がってきたら一緒に寝ることになるやろうけども……なんか待ってるの恥ずかしいし


 床で寝ちゃいますか、それでは


「すやすや」





 夜中に目が覚めた、トイレに行きたい

 あれ? なんか温かさを感じる、っていつの間にベッドで魔王様と寝てるんや? しかも後ろからがっつりホールドされてるし……あれ?抜け出せない


 ステータスが低いせいか


「ゆうた……ゆうた……」


 俺が動くたびに寝言で俺のことを呼んでる……

 じゃなくて離して

 もう……漏れるーーー!!

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