三話ゴブリンあらわる
寝てたら朝になっていた
これは普通じゃないか?
スライムに食べられていないし
お腹は痛い
スライムを食べたからだろうが
草むらの中にあれを出してからでる
あーすっきりー
それでここはどこ?ちょっと離れたところのはずだが
anser
よくわかんないけど森だ
木がいっぱいはえている
いや~帰れないねぇ~
いや帰るところないけど
いや教会に行こう
いや腹減ったし
まずは腹ごしらえやな
おっ!キノコはえてる
すぐ横の木の根に赤いキノコがはえていた
いやこの赤キノコはやめとこう
死因ですし
他のキノコなら...
だめだなキノコはやめとこう
ここにあるのは?スライムはいない
ならば
しゃあないし草でも食っとくか
スライムも草食べてるし、俺も草食えるやろ
「ぱくっ しゃりしゃり」
くそまずいしパサパサやん
でもスライムのほうが食感込みでまずいな
てか足りないな
「...」
腹が減っては動けない
しゃーないキノコ食うか
生でキノコを食べ始めた
まずい、マヨネーズほしい
でもまずいけど毒はなさそう
腹ごしらえもすんだ
よし教会に戻るか
まあ簡単やろう
昨日と同じ道をもどれば行けるんやし
10分後
ここはどう考えても森なんよな
そうだ、北の平原からきたから南に向かえばいいんや
方角を調べるときは太陽を見ればいいのはわかる
それで太陽の方角は、今はもう昼かな
昼に太陽は南にあるはずやから太陽に向かうべきやな
それからしばらく歩いているが森からぬける様子がない
ここどこやねん
こんな岩知らんで、とか思ってたら
「ぎやぁぁぁ」
急に奇声が聞こえた
正直びっくりした
声はでなかったけどね
あっちのほうからだな
もしかしてゴブリンとかやったりして
冗談やって
まあ確認やで確認だけやからな
岩影からこっそりと静かにのぞくと
そこには緑色の人型の魔物がいた
たぶんゴブリンだ、冗談だったのに
そして思ってたよりリアルで気持ち悪い
見つかりたくないので
そろりそろりと逃げ出した
しかしお腹が痛くなってきた
くそっさっきのキノコ毒キノコかよ
「うぅぅぅぅぅ」
腹が痛いよ
でもふらふら系じゃないだけましなキノコだ
つい痛くて声がでてしまったが
ゴブリンにばれてない可能性を信じて
再びそろりそろりと逃げようとしたところ
すでにゴブリンに見つかっていたようなので
こちらに向かって追いかけてきた
「やばいって」
必死になって逃げるも俊敏は1だし毒キノコでしんどいし逃げられるはずもなく
どんどん追いついて来た
残り3メートルとなったところで
もう戦うしかないと思った
せめてなんかほしい
でもなにもないので
後ろを振り向きスキルを発動する
まだスキルのことを忘れていない
「スキル〈弱体化〉」
ゴブリンに効いているようだ
ゴブリンの移動速度が少し遅くなったような気がする
しかしこの速度でも俺は逃げきれないので
俺に残された選択肢は戦うこと以外にはない
しかしゴブリンは素手なので殺傷能力は低いだろう
さらにスキルの影響によって攻撃力も弱くなっているはずだ
しかも意外とちっちゃいので(身長約1メートル)
きっと勝てると信じる
信じないとまた死ぬ
とか考えていたら
ゴブリンの拳が俺の腹にヒットした
「ポンっ」
あれ?あんまいたくないぞ
毒キノコの影響で痛みがわからなくなっているだけだが
大丈夫、いけるいけると自分自身を鼓舞する
俺は頑張って拳で殴りかかった
しかし
「ポンっ」
こちらの攻撃も効いてないようだ
俺はまだ本気をだしていないからね
俺はゴブリンから少し間をとって
助走距離を稼ぐ
そして俺の必殺技を本気でくりだす
ドロップキック
「おりやっ」
キックは地面に突き刺さった
かかとが痛い、腹も痛い
でももう一度だ
ドロップキック
「これでどうだーーーーーー」
キックは空気に突き刺さった
くそっスキルでゴブリンの足を遅くしても
その速さに俺はついていけない
でもまだ負けてない
まだ策はあるはずだ
地面は土、ちょっと離れたところに岩、そして周りに広がる森、考えろ考えるんだ
いやなにを考えてるんだ
倒せばいいんだよ
正面突破だ
くらえ俺の秘技パンチを
「くらえぇーー」
「くそー、なんでだよ」
俺は一匹のゴブリンを拳で撃破しようとしたがその間にたくさんのゴブリンに囲まれてしまった
結局ゴブリンは一匹も倒せなかったな
俺は諦めゆっくり目を閉じた
「【魔炎】!!」
最後になにか聞こえたがゴブリンにやられる前に力尽きた
俺はなぜか目が覚めた
「おお起きたかの」
目の前に黒い和風のワンピースを着た
黒髪ロングの目付きの悪い
同い年ぐらいの女の子がいた
見た目は俺好みだ
「あれ?俺はどうなって、それでゴブリンは?」
「おぬしはスタミナぎれで倒れただけじゃ、それでゴブリン共はわらわが燃やしたからな」
「ありがとうございます、それであなたは?」
“「わらわは魔王じゃ」”
「なんやとぉ~」
自称魔王に助けられたのだった