二十七話教会がぁーーー!!
「【リフレクション】」
「ドカーン!!」
やめて! 教会のHPはゼロよ……
と言いたくなる現在の状況、その教会への死体撃ち? のせいで俺たちの腹はよじれている。
「跳ね返すの難しいのう」
「魔王様っはどこ狙ってるんでっすか?」
「海獣じゃ」
でも魔王様が跳ね返したビームは教会に一直線だ。崩れていく教会がおもしろすぎて笑い死にそう……
「待たせたな」
王国騎士団長メカさんの機体ともう一機がとんできた。
救援助かる、お腹の
「自分もきたっすよ」
もう一機は副団長のユニさんか
「じゃあいくっす」
二人は海獣の元へとんでった。頼むこの腹との戦いを終わらせてくれーーー!!
「〈機械武装〉天空の騎士モード」
「〈ユニゾン〉─〈機械武装〉天空の騎士モード」
天空の騎士モードは白い羽のはえた騎士の状態であり、空中戦の時によく使うモードだ。そんなスキルを使い二人は海獣の周りを回りながら、ちくちくと攻撃しダメージを与えていく。
「虹色に光った! ビームだ海側に撃たせるぞ」
「「!?」」
二人はビームを海側に誘導したのになぜかビームはビーチに向かっていく、まあ魔王も砲台ちゃんもいるので余裕だと信じ海獣に向かって攻撃する。
「「はっ!」」
「ドシャーーーン!!」
あれ? 意外と海獣は弱かった?
ここはオオツから海を越え遥か東へ、そこからちょっと西に戻ったところにある、獣王国の西端だ。
「海獣か、腕が鳴るぜい〈破砕〉〈破砕〉〈破砕〉」
ムキムキタンクトップのおっちゃん(獣王)は南の帝国からやってきた海獣たちを消滅させた。
「肩を回したら腕が鳴るぜい!」
ちょっとなにいってんのかわからんよ。
「帝国はここですね」
サカイでレベル上げを終えた男、汚濁は帝国にやってきていた。
ここは帝国と王国の交易路の帝国側の検問場ですか。中に入るには許可が必要だそう。
でも私は特別なので簡単に入れます。
「身分証をだせ」
身分証? そんなもの必要ないです。
だって私は特別ですから
「私は邪神教会の汚濁と申します」
「なんだと邪神教会だと、今すぐ捕らえよ!」
──ガチャン──
なぜか捕まってしまった、これは私を試しているようですね。
「すぐに脱獄してみせましょう」
──捕まってから3日後──
監守がくる時間は把握した、今は三百時千分か、今なら監守がいないはずだ。
今だ「〈汚濁〉」
濁流は牢屋をすりぬけていく
「……」
「「「うわぁ」」」
他の捕まった人たちや数人の監守も巻き込まれた。
「なにごとだ!」
たくさんの監守がやってきた……
俺は王国のスパイ壁ぬけだ、今回は帝国に潜入するぞ。
最近帝国の動きが活発らしい、その帝国がなにをしようとしているかを探るのが俺の仕事だ。
そして今俺がいるのは帝国の検問場からすこし離れた場所だ。今からこの壁をスキルでぬける、よく見ているといいだろう。
「〈壁ぬけ〉」
俺の能力は壁をぬけることができる能力だ、この能力を買われてスパイの仕事を獲得した。
そしてこれが初仕事だ。
よし壁をぬけられた、ここは壁の中か
すかすかだな、ははっ、帝国さんケチりましたねぇーー
次で帝国の中だな。
「〈壁ぬけ〉」
「「……」」
兵士と目が合っている……
「「……」」
俺は無言でうなずいた。
「侵入者だ!!」
──ガチャン──
なぜだ、なぜ壁のすぐ先に兵士がいる?
過ぎたことはしょうがない、切り替えよう。
それよりなんだか床が泥くさいな、帝国って趣味悪いな。
とりあえず「〈壁ぬけ〉」
「「……」」
俺は監守と目が合った。
「「……」」
俺は左右に首をふる。
「脱走者だ!!」
──ガチャン──
なぜだ、なぜ監守がいるんだ?
ついさっき見回りにきただろ(ついさっきとは5秒前の話だ、早すぎたのだ)
牢屋のぬけ方はなんとかごまかしたが次は慎重にせねば。
いや待てよ他に捕まった人を利用すれば、いけそうだな。
「〈壁ぬけ〉」
こんどは牢屋の外ではなく隣の牢屋に出た。
「お前は誰だ?」
「え? なぜ皇帝が?」
「いかにも、わしは皇帝だ、なぜか捕まっている」
「え?」
なんで泥まみれの帝国の皇帝が牢屋に?
「【リフレクション】」
教会の跡地をビームが通りすぎていった……
「一発も当たらなかったのう」
いいえ、最後の一発以外全て教会に命中してました。ってシスターさんが来た。
『わらわの教会がぶっ壊れたんじゃが』
「すまぬ、許して欲しいのじゃ」
『許す!』
「そんなすぐ許していいんかい!」
『いいツッコミじゃな、その代わり女神教会からおぬしらに頼みがある、そこにいる砲台ちゃんにもな』
「某もか」
「まず魔王、おぬしは勇者と聖女を助けに北のタンゴへ向かうのじゃ、どうやら魔王を名乗る何者かが魔王国を作ったようで、そこに囚われておるかもしれぬからだ」
「それは行かねばならぬな、ゆうた一緒に行こう」
おっ、魔王様から指名された。
「はい、もちろんお供します!」
「わいも行く!」「ん、ついてく」「ゆうたのかっこいい活躍がもっと見たいぜ」『私も行きます!』
『おぬしら、タンゴは秘境で陸路は無理じゃぞ、魔王とゆうたですでに満員じゃ』
「なら某の大砲でとんでいけばいいぜ、一回分借りが残ってるからあと一人はとばせるぜ」
「うむ、あと一人か、この中で一人選ぶなら……」
「わい!」「ん、私なんでもできる」「俺様以外にないだろ」『私でいいんじゃないですか~』
「決めた、滝汗来るんじゃ」
「よっしゃ!」
『残ったおぬしらにも頼みがある、気のせい砲台ちゃん、こやつらと供に帝国の皇帝を救いに行くんじゃ』
『あのーー、意味がわからないんですが』
『とにかく行ってみるといいじゃろう』
「金はもらえるのぜ?」
『わらわからはあげられないが皇帝を救うんじゃしもらえるんじゃないか?』
「わかったぜ、皇帝救って儲けてやるぜ」
俺と魔王様と滝汗は砲台ちゃんの大砲で北へぶっとんだ。
「ドカンッ!!」
こうして魔王軍は分断された、このときを狙っているやつらがいないとも知らずに……
『いないんかい!』
「ん、なに言ってるの?」「とんでくゆうたかっこいい」




