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魔王様に俺を捧げたい! ~バグりまくった世界で女の子たちとハチャメチャ異世界生活、女神はバグ直せよ~  作者: 無理です逆バリアー
一章 この世界はバグだらけ編

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二十話死神?それよりたこ焼きあっつ


 死神、こいつは一体どっちなんだ?

 男なのか、女なのか、それによって話が変わってくる……

 たぶん女なんだろうが声だけじゃ判断できない。なので食事のときにどっちなのかを確認しようではないか。


「うっはーーー!! イーツです」


 キタ、魔王様が出前を頼んだのだ、まあ二人増えたししゃーないね。内容はピザ、ミートソースパスタ、フライドチキン、フライドポテトなどだ。


 この世界なんでもあるな、本当に異世界かどうか怪しくなってくる。


 そして俺はピザを食べながら死神をチラ見する、あいつ食事中も仮面をはずさへんのか。


 ピザのチーズが仮面にからまっても、ミートソースが飛び散っても、絶対に仮面を外さない、お風呂も一人で入ってしまった、一体あいつはどっちなんだ!?


 直接聞いてみよう。


「なあ死神、お前は男か女どっちなんや?」


「死神だ、だが女らしい、みなが言うには」


 聞いておいてよかった。


「それでお前はドラゴンを倒したそうだな、どんなだったんだ?」


「んぎゃーー!!」






「おはようなのじゃ、おぬし今日は空いておるじゃろ」


「空いてますねーー」


 滝汗と波は二人で早朝から出掛けてしまったようだ。死神はスロットとダンジョンかな? 昨日話してだいたいあいつのことはわかった、あいつはただのバカだ。


「二人で少し出掛けよう、いいところがあるんじゃ」


「行きます!」


 魔王様と二人きり、期待してしまうのは俺だけだろうか?






「ここじゃ」


「古墳……」


 魔王様に連れてこられたのは古墳だ……

 実は隠れ家カフェ的ななにかだったり、しないか

 まあ本読んでたらこれのことについて書かれてるの読んでしまったし……


「おぬしの本に書かれてあった、ミニダンジョンじゃ、ここでおぬしを鍛えるぞ」


「はい……」


 食べ歩きとかそういうのを期待していた俺が悪かったです。





 内部の形状はボス部屋だ、まあ実際にボスが出るんだが


「おっ、きたぞ」


 地面の土が盛りあがり形を形成していく


 そしてできたのは


 じゃじゃーん


「はにわ、正式名称ははにわゴーレムじゃ」


 この土人形は剣をもっているが弱そうだ。だって目と口が黒丸のよくいるデフォルメされたはにわなのだからーー、って足生えてきた気持ち悪……



「さて、わらわは教会に行ってくる、ダンジョンにたくさんバグがあったからのう、では頑張るのじゃぞーー」


 魔王様はとんでいった……えっ一人なんすか?




「ハニハニー! ハニー!」


 なんかあいつに呼ばれてる気がするんだが……

 帰るふりをしてみよう。


「ハニッ!? ハニハニハニー!!」


 なんやあいつ、反応がおもろいな。

 とりあえず本で説明を読んでみよう。


「ハニ?」


 こいつも見てるけどいいや。


 サカイの古墳ダンジョンに出現するはにわゴーレムは友好的な魔物です。あなたが武器を構えると本気で戦ってくれますよ。ちゃんとあなたが死なないように最後は手加減してくれます。そしてもし体を構成する土にう○こを混ぜるとう○こはにわゴーレムになります。


 う○こはにわゴーレムか……


「ハニハニハニ!」


 ない首を振ってやがる、まあとりあえずこいつと鍛練するってことでいいやんな。


「対戦よろしくお願いします」


「ハニハニー!」


 俺はアスカ丸を構えた。


「ハニーーー!!」


「キーン! あちゃーー」


 簡単にアスカ丸を弾かれ首に剣を突きつけられた。こいつ強い!

 まあ強化した狼ぐらいかな?

 ということは弱くすればいいんですよね。


「もう一回頼む〈弱体化〉」


「ハニー?」


「あー、今のはただの呪文やからな」


「ハニハニー!」


 納得したようだ、フハハハハ弱くなっていることにも気づかないとは、見た目通りですねーー

 俺は再びアスカ丸を構えた。


「ハニー!?」


 さっきより遅いな、まあ俺も遅いので


「キーーーン!」


 ほぼ同時の攻撃だ、今度はなんとか耐えられた、力10じゃ、やっぱり弱いですよねーー、なので絡め手で


「あっ!!」

「ハニ?」


 あっ!! 作戦成功だ、気をそらすことができれば


「もらったーー!!」

「はにゃー」


 はにわゴーレムを撃破した、まあなにももらえないけどね。

 でもズル二つも使ってギリギリやし弱体化なし、絡め手なしでやって鍛えますか。


「もう一回やるか」

「ハニハニー!」






「そろそろお昼じゃぞーー!?」


「【ファイアボール】」「ハニー!」


 ファイアボールの練習中に魔王様が来た、俺はまだなにも出せていないけど……


「おぬしはなにしとるんじゃ、火属性を使えないじゃろ」


「え!?」「ハニ!?」




 いやーー、馬鹿ですねーー、ステータスのところに属性無って書いてあるから火魔法が使えるわけないのにね。


「おぬしに使える魔法は……」


 魔王様は俺の本をぺらぺらして俺がつかえそうなのを探している。


「うむ、ない! 無属性じゃからないない!」

「ハニー!?」


 なぜお前が先に驚くんだ。


 お昼になったので魔王様お手製のお弁当をはにわゴーレムに見せつけて食べさよならした、またサカイに寄ったら会いに行こう。






 さてと、魔王様と二人きりになった。


「おぬしと行きたい場所があるんじゃ」


 おっ、これは期待していいやつか?




「ここじゃ」


 薬屋ですね、俺の頭の悪さを治す薬とか買いにきたんかな?


「HPポーションとMPポーションとパワーポーションとディフェンスポーションと──」

「まいどありぃーーー!!」


 爆買い、ポーション爆買いよ、それゲームやったらやるけど現実ではやらんよ、目の前にやってる人いるけど

 そして魔王様の両手が塞がっている……


「持ちましょうか?」


「おぬしに持てるのか?」


 持てません……



 それで魔王様はなんで俺を連れてきたんだろう?


「たこ焼き美味しそうじゃな……」


 このためかーー? って往復したら買える……


 けどまあ


「買ってきましょうか?」


「よろしく頼む、お金は……」


「俺ので買ってきます」






 やばい、お金が足りねえ……

 なんやねん大銅貨一枚(千円)のたこ焼き六個入りって高すぎやろ、まあ俺の手持ちで一船だけ買えるし魔王様の分だけ買うか。

「まいどありーー!」




「買ってきました」


「じゃあ食べさせるのじゃ、あーん」


 魔王様、たこ焼きですよ、やけどしても知りませんよ、まあ火傷ポーションあるし大丈夫やろうけど


「あーーーん」


 魔王様が待ってる、はやくしないと、なんだこのたこ焼き回りやがって、全然つまようじが刺さら……った!


 あとは口に向かって


「ぶちゃ……」


 今日はエイムの調子が悪いみたいだ、魔王様の口の周りにソースとマヨがべっちゃりと、まあ口に入ったしいいかな。


「おぬしも半分食べていいぞ」

 と言われたので俺も食べることにしよう


「あっふ!? あふあふあふあふあふ!」


 魔王様口の中つよっ……


「とりあえずこのポーションを飲むんじゃ」


「ごくごくぷはーー」


 口の中はおさまった、てこのたこ焼きタコなしやん、中身ソーセージやん……あの値段はなんなん


「それでこれはなんのポーションなんですか?」


「それは発光ポーション、と書いてあるのう……」


「……」


 ものすごく嫌な予感がする。

ぴっかりーんの予感

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