表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王様に俺を捧げたい! ~バグりまくった世界で女の子たちとハチャメチャ異世界生活、女神はバグ直せよ~  作者: 無理です逆バリアー
一章 この世界はバグだらけ編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

19/177

十九話魔王様が死神拾ってきた


 俺の隣にはついさっきまで魔王様が寝ていたはずだ。寝顔が見られなくて残念。


 それで今俺がいるのは魔王軍サカイ支部だ。

 昨日は山道を半日以上歩いたのですっごく疲れた。しかも途中で魔王様がスライムを拾ってきて食べるか? と聞いてきたりそのスライムでサッカーしたりして余計に疲れたという。


 そのおかげで絶賛筋肉痛中だ。言いにく!!


 そして魔王様の作るおいしい食事を食べ教会にやってきた。


『わらわはサカイ教会のめが……シスターじゃ』


 今女神って言おうとしたな? やっぱりポンコツ女神やん。サカイの教会にもシスターさんと瓜二つのシスターさんが、というか女神本物が……いやどういう設定なんだろう?


「サカイのシスターさんはアスカのシスターさんと同一人物なんですか?」


『違うぞ、シスターはみな兄弟じゃから似てるんじゃ』


 人類みな兄弟的な……何人兄弟か聞いたら絶対穴あるやつやん、まあ聞かんといてあげよう


「なんにん兄弟なん?」


 たきあせーーー!! つっこんだらだめなとこ!


『本当の兄弟じゃないぞ、ただの例えじゃ』


 ということは人類みな兄弟のノリか……ってクソっ、俺の脳じゃこの難問がわからねえーー、整理できないからぽーいだ。


「それでシスターさん、魔王軍はこの街でなにをすればいいんじゃ?」


『サカイダンジョンを攻略してもらい、致命的なバグがないかを確認してほしいんじゃ、女神様がごほうびをたっぷり用意しているようじゃぞ、やるか?』


「ゆうた、おぬしどうする?」


「俺はいいけど滝汗はどうする?」


「わいもいいけど波と気のせいは?」


「ん、みんななに言ってるのかわからん……」


『私は遠慮させていただきます』


 そういえば波に旅の目的を言うの忘れてる、俺もよく知らんけど、王都に行くやつやんな?


「ゆうたがドラゴンを倒したと思われて王都にお呼ばれになったから王都に行くんじゃ」


「ん!? ドラゴン倒した!?」


 魔王様……ちょっと勘弁してほしい、俺がげろったせいで馬車の弁償しなければならなくなったからってやめてほしい。

 そのかわり馬が逃げ出さなければ波を助けられなかった。いや、そもそも馬がいなければ波は狼に見つからなかったということだから……


 どっちみち俺が悪いんかい!!




「ん、わかった、ついてったらいいってこと?」


「そゆことーー」


 なんやかんや説明完了でいいやんな?


『ということは決まりじゃな、ではサカイダンジョンに行ってくるんじゃ』


「「おーー!」」


 あれ? なんか忘れてるような……





 今はダンジョンの検問待ちの列に並び約二時間経った。ようやく検問だ、立ちっぱやし足がきつかった、筋肉痛なので余計に痛い。


「ギルドカードがないとダンジョンに入ることはできませんよ」


「「「……」」」


「あなたはどうぞ」


「え? わらわだけ!?」


 魔王様はダンジョンの中に入っていった。緊急事態にならない限り夕方にならないと出口のゲートが開かないようだ。

 ということで夕方まで魔王様と離ればなれになってしまった……




 とりあえず三人でギルドにやってきたのだが混み混みだ。


「どうする?」


「並ぶしかないよな」「ん」



──1時間後──



「こちら買い取りカウンターです、ギルドカードの提示お願いします」


「「……」」



──横の列に並び直して1時間後──



「こちら受付カウンターです」


「ギルドカードの再登録2人と冒険者登録1人です」


「ではこちらに記入してください、次の方どうぞ」


「「……」」



──1時間後──



「こちら波さんのギルドカードになります、ゆうたさんと滝汗さんはまた明後日お越しください」


「「……」」






 俺たちは教会に直行した。


「ギルドバグってる! あんな並ぶとかおかしいで!」


「そうですよ」「ん」


『まあまあ、落ち着くのじゃ、職員とカウンターを増やせばいいんじゃろ』


「「はい」」


『まあ明後日には職員とカウンターが増えると女神様が言っておる、感謝するんじゃ』


 カウンターはわかるけど職員ってどうやって増やすんだろう……


『それでおぬしら他にバグはなかったか?』


 そういえばバグを言うの忘れてたんでした。


「あります、まだ弱体化バフが使えるんです、あとMPがなくなっても魔法弓うてます」


『なんじゃと!? それは──』


 俺は次々と女神……シスターさんからの質問に答えていった。



『修正完了したそうじゃ、それとバグのお詫びにこれをやると』


「これは!」


 失くした例が汚いけど役に立つ本だ、これで魔法が使えるようになる?


『あとおぬしらのスキルを強化したぞ、それとステータスの表記がじきに変わるそうじゃ』


 スキル強化から俺は除外されているようだ、まあいいや


『それでそろそろ魔王が帰ってくる頃ではないか?先に拠点で待っているといいだろう』


「じゃあさようなら」「バイバイ!」「ん」


 なんか妙な予感がする、気のせいならいいが


「……」


 あれ? そういえば誰か足りないような……

 まあ気のせいか……







 魔王様が帰ってきたんだがなんか大鎌を持った死神の格好をした黒いのがいる。なにこいつ?


「ただいまなのじゃ、新しい仲間ができたから紹介する、死神じゃ」


「俺様は死神、よろしくな、今日から」


 ヤバい……魔王様がダンジョンで死神を拾ってきた。

気のせい?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ