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百六十二話赤本戦

アカシダンジョンのラスボス戦だ


「【滝汗レーザー】」「【大波─真空波】」

「【火遁の術】」


三人は赤本に魔法?攻撃をしている

ちょっと待って、これまずくね?


さっきからの傾向を見るにカウンター攻撃が来てしまう

俺はもちろん即「エアウォール」展開


女神は俺の後ろに来た、確定でカウンター攻撃来るやん


「ドゥーーーーーーン!」


おいおい、全面波状攻撃ってしかも結構威力高そうだが


「【滝汗バリア】」「【大波─衝撃波】」

「【火遁の術】」


あいつら強くなってんな、まあ一人そのままのやつもいるが、って俺のエアウォール壊れてもうた


あの攻撃だいぶ威力高いんやな


『あの攻撃は割合攻撃じゃ、三回半喰らったらわらわでも死ぬぞ』


「いやいや女神が死んでどうする」


『復活すればいいじゃろ』


「...」


さてどうするかって波と滝汗が近接攻撃をしようとしている、それより皆別々に戦ってるんよな

コミュニケーションが全くないかんじ


これ?もしかして倒したらなんかもらえる的な?


『いやおぬしに勝ちたいだけじゃないか?』


「俺に?」


『特に波ちゃんはそうじゃろ』


「まあそうですよね」


まあこないだワンパンしたからな...


『じゃからおぬしが最後に横取りするんじゃ、そのほうが魔王っぽいぞ』


「いや女神がなに言ってんですか」


『別にいいじゃろ、自称女神なだけじゃから』


まあそうか...というか自称なんかい、昔誰かに女神って呼ばれてたからそうなったとかじゃなく自称!?


『なにか悪いか?』


「いや女神は女神ですよ」


『そうか、ゆうた大好きじゃ』


女神が甘えてきた、まあいいか



それより三人苦戦してんなー

滝汗レーザーソードも大波大振動も効いてなかったしもちろん火遁の術も効いてないしなにが効くんや?


本やのに燃えへんし水もどうもないし光と闇属性も無理やろうし風と雷属性のどっちかが効くんかな?


それとも


って滝汗なにしとんねん、自らの首を切るとは...

で復活して大魔法を...って自ら死んでMP回復すな


「【滝汗アクアフォールチャージ】」


そして知らん技や、なにあのでっかい水の玉ってやばいやろあれダンジョン崩壊必至やんけ


「女神、あの技大丈夫なんですか?」


『大丈夫じゃない、アカシ丸ごと吹っ飛ぶぞ』


アカシ丸ごとって...


「え!?それは女神がなんとかしてくださいよ」


『いやー、もうチャージ始まってるし無理じゃ、おぬしがあの水の玉に攻撃すればいいんじゃ』


「あの、俺に押し付けないでくださいよ、女神がやればいいでしょ」


俺ができることは女神もできるし


『わかった、じゃがおぬしもやるのじゃ、一緒にやれば怖くない、せーのでエターナルトルネードじゃ』


トルネードなんか


『せーの!』


「【エターナルトルネード】っておい女神」


女神に裏切られた、というかあの水の玉壊れてどんどん沈んでいくような...


「「うぎゃーーーーーー」」


ってちょい待ち、あん中にどんだけ水入っててん


『ごぼごぼごぼごぼごぼ』


いや女神溺れてる、まあこんなんほっといても大丈夫やろう


そして俺は壁にガンガンぶつかりながら再生している

息を止めてるけど再生のおかげでどうもない


女神も息止めたらよかったのに


「【大波】」


波がこの水をうまくコントロールして大丈夫な場所を作りそこにあの三人がいる、すごいな


「【火遁の術】」


いやいやこの状況でそれしたら水蒸気爆発しいひん?

まあしないことを祈...冷やすか


「【エターナルブリザード】」


さっむ...俺だけが寒くなるんかい!意味ないやんけー

というか敵の赤本どこ...?


あの魔核ちゃうよな?あと水位が少しずつ下がってきてるのはあのゲートっぽいやつのせいか?


って負けたんかー




『げほげほっ、ゆうた、助けてくれてもいいと思うんじゃが』


「一緒にうってくれたら助けたんですけどね」


『すまぬ、げほげほっ』


「大丈夫ですか?」


『いや水が肺に入ったままで大丈夫じゃないんじゃ、げほげほ、じゃから人工呼吸で助けてくれ、げほげほ』


さりげなくダジャレ言ってるがそんなんおいといて助けてあげよう


「わかりました、ザシュッ」


『うぎゃーーー!げろげろげろげろうえ~』


女神を無事救出した


『ひどいのじゃ、また鼻の中に指をブッさすなんて...』


「でもびっくりして水全部出てきたじゃないですか」


『結果はそうじゃろうが、ひどいぞ!!』


「まあまあ、なでなで」


『うへー』


女神ちょろい


『ちょろい言うな』


まあ女神の鼻クソを女神の金色の髪の毛で拭いてるのは内緒だ


『...ひどい』




「ん、魔核もらう」


「いいよ」


負けたししゃーない、というか別にいらんけど


「じゃあ買い物にいこ!」「行く」「行くでござる」

三人出掛けちゃった


『ゆうた、ステータスは見ないのか?』


「あー忘れてました、ってクリアできてるんですよね?」


『できてるぞ』


じゃあステータス見てみるか



ゆうた17歳

職業〈魔王〉

レベル100MAX

HP141/141

力503

防御126

知力503

器用10

俊敏112

MP500/500

スキル〈弱体化〉〈ヘイト管理〉〈みかんの力〉〈精霊召喚〉〈魔王〉〈エア操作〉〈爆裂〉〈忍者〉〈飛翔〉〈浮遊〉〈自動再生〉〈巨大化〉〈世界間移動〉

属性全



「なんかー年齢おかしくないですか?この前十とかじゃなかったですか?」


『いやいやそっちよりもっと大事そうなのが増えとるじゃろ』


「いやいや大事ですよ、年齢は」


『いやいや十年も百年も...違うのう』


なんか納得した


『まあそれはあれじゃ、まあそれでもいいじゃないか』


なんかごまかした、でも表情で大体わかったわ


『それより世界間移動じゃ!!』


「まあ箱娘世界とハー勇世界移動できるやつですか?」


『あとおぬしが元いた世界じゃな』


「行けるんですか!?」


『まあ行けるぞ、行くか?座標教えてやるぞ』


「いや、いいです、用事ないんで」


『まあそれよりお風呂に入りたいのう、ゆうた一緒に入るぞ、拒否権はないからのう』


「うえ~」


そのあとスライムになって女神空間の銭湯に一緒に入りましたとさ、めでたしめでた...


ってまだ終わっとらんわ!!

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