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百六十一話三面鏡

『さすがにあの倒しかたはないのじゃー』


駄目ですか~無限再生しながら殴るんだめか~

無茶苦茶攻撃痛かったけどさ


『あとおぬし武器はないのか?』


「ありますよ、釣竿と魔神弓とハンマーが」


『ハンマーがあるならハンマーを使えばいいではないか!』


「いやーダンジョン崩壊しちゃいそうなんで」


「...」


『それは...そうじゃな、なにか即興で武器をやろう、なにがいい?』


「じゃあ刀でお願いします」


だって使いやすいからね、まあ一番慣れてるからというのもあるが


『どんな刀がよいか?』


「アスカ丸みたいなやつで」


まああの長さで使いなれてるし


『わかった...ゆうた、本物のアスカ丸でよいか?』


「え?本物って邪神呼び出すときに消費したんじゃ?」


『いや、あれは消費してない、消費したのはドラゴンのう○こだけじゃ』


「あーそうなんですか」


ってことは邪神ってほぼドラゴンのう○こ?


『ほれ、アスカ丸じゃ、汚かったからきれいにしておいたぞ』


「ありがとうございます」


汚かったって汚濁が持ってたしか?


『では次のボス部屋まで【ワープ】』






ボスは鏡のようだ、階層は...女神がいるからどうでもいいな


『では【進化】』


進化エフェクト無駄にかっけーよ

って一面から三面に増えてやがった...


『それじゃあ頑張るのじゃ』


女神は透明化した、いやワープしたんかもしれん


『透明化じゃ』


さよーですかー




さてボスは三面鏡、鏡やから魔法は跳ね返すんやろう

なら物理はどうだってことで早速アスカ丸の出番や!


「抜刀【閃光豪炎斬】」


あれ?抜刀に違和感が...まあいいや


「トン...」


え?トン...これでも全く効いてない!?

ってちょっと待ってチャージすな


「ビーーーム!」

「うぎゃーーー!」


攻撃速度速すぎて避けられんかったやんけ



『物理攻撃も魔法攻撃でもすぐに今のカウンター攻撃するぞ、あと抜刀は消したぞ、この世界の仕様じゃ、ハー勇世界でも使えなくなるぞ』


「あの、カウンターをもろに食らってすぐに重要なことを話さないでくれません?」


『わかった、もう一度話そう』


「いやわかったんで別にいいんですけど」


『消費したのはドラゴンのう○こだけじゃ』


「絶対それじゃない」


というか物理攻撃も魔法攻撃も効かへんのならなに攻撃が効くんや?とりあえず試してみよう


「ざーこざーこ、無駄に鏡三枚もついてるなんて、ざ」

「ビーーーム!」

「うぎゃーーー!」


精神攻撃も駄目なんかい、というかビーム速すぎる

わかってても避けるん不可能やし


『ゆうた、ちゃんとした精神攻撃になってないぞ』


そうかな?効いてるからカウンターされたんじゃない?


ってこいつの攻略法わかった、でも女神が精神攻撃するところを見てみたい


「じゃあお手本見せてくださいよ」


『いいぞ、やってやろう』


いいんかい


『ざぁこざぁこ、自分から攻撃できないなんてかっわいそ~』

「ビーーーム!」

『うぎゃーーー!』


女神もビーム喰らってておもろい、しかも透明化したままやし


『いらっ【女神砲】』


女神がキレてなんかすごいので倒しちゃった...


『ふー、スッキリしたー』


「あの女神、倒しちゃってますけど」


『いいのじゃスッキリしたし』


「あとなんか臭いませんか...?」


女神にビームが命中した直後からなんか女神周辺が臭っている


『すまぬ、ちょっとチビった』


「汚っ」


『着替えてくる、その先で待っておれ』


「あっはい」


女神やのにチビるんや...いや自称女神の最強魔法使いの人間やった、長っ






なんか女神が戻ってこないんだが...もしかしてトイレにこもってたりして


「【滝汗レーザー】」


「うぎゃーーーって滝汗」


滝汗はよく敵か見分けるために威嚇射撃をする

当たったらどうすんねん、まあ復活さすんやろけど


それで先にダンジョンに潜っていた滝汗たちが追い付いたみたいだ、というか俺が追い越していたみたいだ


「なんや、ゆうたか!ってなんでここにいるん!?」


「女神がいるんやしそういうこともあるやろ」


「まあそやな!それで女神様は?」


「なんか戻って来うへんのよ」


「ん、まだまだ狩り足りない、滝汗こんなんおいて先に進もう」


こんなん!?お前俺にワンパンされたやろが


「そうでござるよ」


「せやな!行くか!」


そして三人が進もうとしたとき女神が戻ってきた


『すまぬ、遅くなった、それでおぬしらもおるのか?』


「女神様!」


『おぬしらも行くか?』


「ん、どこに?」


『強いボスのところじゃ』


「ん、行く」「燃やすでござる」「行きたい!」


『では行くぞ【ワープ】』






さてラスボスですねー、でっかい緑の本のようですねー


「【滝汗レー「ストップ!」」


「なんで!?」


「ちょっと待ってまだ女神あれやってへんやろ」


「?」


『すまぬ、パンツ食い込んでるの直してた【進化】』


さらっといらない報告しないでください


「なにあれ!かっこいいな!」


「ん、まるで...赤本みたいな」


「本が赤くなったでござる」


赤くて大きな本がパタパタしてやがる、相変わらず気持ち悪い


「女神様!あれの名前は?」


『ええと...』


女神は名前決めてないに決まってるやろ


『赤本じゃ』


ほっらーーー

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