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百五十七話決戦邪神教団

どうやらこの部屋の中に敵が六人いる

すでに弱体化スキルを使っているのでそれがわかった、そして俺は魔神弓を手に持っている


「コンコンコンコンコンコンコンコン」


「合言葉は?」


「ゴンっゴンっ、あれ?開かへん」


「引いて開かへんねやったら押したらいいねん」


「合言葉は?」


「あっ、そうか、ドンバリッ」


ドア壊しちゃった


「お前誰だ!?」


中にいたのは六人、その中の一人には見覚えがある


「ゆうた、お前か!!それと魔王!!」


「ライダー!!とりゃっ」


俺はすぐに目の前にいたライダーに魔神弓で攻撃する


「うわーーーーーー!!ドーーン!!」


ライダーは壁を突き破って外にとんでった


あいつはメカさんとかに任せよう


「お前ら魔王ゆうたと魔王なのか!?」


「とりゃっ、そうですよ」


「【血界】こいつら敵だ、楽園あれ起動して」


「えーやだなー【楽園化】」


この結界はタンゴで俺がやられたやつと一緒のねばねばしたやつや、あのミイラ男許せん




そして敵がなんかスキルを使った瞬間周りの景色が荒野に変わり、敵五人との距離が離れた


「えりちゃん、やっちゃって【魔炎】」


俺はとびながら結界を焼き払う、その間にえりちゃんが


「はいよっ【深淵大穴】」


いつものだ、これで結界男を倒すことができた


だが敵はまだ四人だ


「【召喚】─海獣─ドラゴン」

「【楽園─ゴブリンの軍勢】」

「【錬禁術】─スキル模倣付与【魔王】─」

「センキュー」


敵はどんどんスキルを発動してくる


大量のゴブリンの軍勢、大海獣四体、大型のドラゴン一体、そして眼鏡の男が疑似魔王になった


「とんがり頭がラスボスかな?」


「余裕やろ?」


「まあな」


俺らの負け筋は俺が石化することだけだ、ほぼ勝てる



俺はそんな敵に対し弱体化スキルを発動しつつ

今度は魔王の杖を取り出しいい放つ


「【ライトニングプラズマ】」






「エアバイク」


ライダーは仲間の元に戻ろうとするが


「そうはさせない【機械武装】─パンチ」


メカさんがそれを阻止する、しかし


「危ねえな、エアカッター」


「防御、くっ」


メカさんはライダーにやられている、そこに


「【魂の波動】」


魂魂の疑似エアカッターでライダーを攻撃する


「お前はゆうた!?まさかこっちの世界に来ていたとは」


「誰だ、ゆうたって、ってお前はライア!?」


ライダーの前名はライアだ、ということは


「ゆうた、お前は私の敵だ、転生前の敵討ちをさせてもらう!!全範囲エアカッター」


魔王えりちゃんでも避けられなかった技だ


「【魂の守り】」


魂魂は攻撃を見えないなにかで簡単に防いだ


そして実は魂魂はライダーの元カノでありライダーが死んだ原因でもあったのだ


「ライア、本当にすまないあの時のことは後悔している、あの後は毎日墓参りに行ったし、だがあれとこれでは話が違う、君は...なんの罪なんだ!!」


「知らねえよ、私のことを殺した罪だろ!?」


「それは俺の罪だ、お前はこの世界でなにをした!?」


「お風呂にマヨネーズ入れて船を沈めた罪だ!【機械武装】─キック」「!?」


「エアウォール、ぐっ」


そこからメカさんはパンチとキックで連撃する


「ぐはっ...エア...」


もうライダーは限界だ


「今だ!」


「【魂の眠る場所】」


魂魂はライダーをお墓に閉じ込めた


「すまない、ライア...」






残る敵は二人になった、召喚師の二人はすでに倒した

というのも召喚された魔物全部倒して魔神弓でトドメをさしたのだ


特に厄介な海獣とドラゴンは魔神の弓でワンパンできたので後の雑魚はえりちゃんのいつもので全部倒した


そして今はもう天空要塞に戻っている


「まだだ!!【ロックシューティング】」


いや、まだ厄介な疑似魔王(石化)と謎のラスボスがいる


だがMPがもうない、しばらく前からえりちゃんが魔法を一切うってないからえりちゃんもMP切れなのがわかっている


「くそっ、とりゃっ」


俺は魔神の弓で攻撃を当てるしかない、だがこいつ魔王スキルで避けやがる、くそっ


「ふっ【ロックシューティング】」


くそっ、避けられないし後ろにいるえりちゃんだけはなんとか守っている


「うっ」


あとMPが自動再生されないバグがあるんだ、やられれば回復できるかもしれないのでやられようとしてるんだがこいつの攻撃痛みを感じるだけで大したダメージが入っていないのがまたイヤらしい


しかもこいつ石化やのに石化を使ってこないのもまたまたイヤらしい


「【ロックシューティング】」


「くそがーーー!!ダイレクト弓アタック!」


「くっ」


いやこいつ近接弱いぞ、だが近づくと石化を避けることができない、だが近づくしかないのか?


それで今えりちゃんは?


「ゆうた!どけて【ファイアボール】」


MPがちょっと回復したようだ、いいな、それで頼むぞ

俺はバグで全く回復してないからな


「【ストーンウォール】シュン...」


「くそっ」


えりちゃんの最後の魔法が防がれてしまった、もう突っ込むしかないのか


「【爆裂】」


「くそっ【石化】」


やばい、俺が石化したら負ける


「ゆうた!!ドンっ!!」



えりちゃんに石化する寸前に押し出された


えりちゃんは俺に笑いかけながら石化していく


「えりちゃん!!」


「後は頼......」


えりちゃんは完全に石化してしまった



「...わかった、えりちゃん任せろ、エアプレス!!」






「後はお前だけや」


石化は空気で圧縮されてきれいなダイヤモンドになっている、あとはとんがり頭だけだ


「こうなったらやるしかないか【錬禁術】─スキル模倣【巨大化】」


巨大かとんがり頭は全裸になりモザイクがかかっている


そして天空要塞は崩壊し巨体は海に着地した


「【巨大化】」


やつに対抗しこちらも巨大化する、もちろん全裸だ

だがモザイクがかかっているので大丈夫だ


「いくぞ!!」


「来いっ!!」


大怪獣バトル、いいや大全裸バトルが始まった

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