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魔王様に俺を捧げたい! ~バグりまくった世界で女の子たちとハチャメチャ異世界生活、女神はバグ直せよ~  作者: 無理です逆バリアー
一章 この世界はバグだらけ編

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十五話ゴブリンドラゴンなんて倒してないですよね?


 巨大ゴブリンは俺がアスカ丸を構えると、とげ棍棒を振り上げやってきた。

 こいつの行動パターンは気のせいとの戦いを見ていたので


 わからなーい!!


「ヒュン──あっぶな!」


 でも強化されてるのでこんな風に攻撃を見てからでもとげ棍棒を避けることができるんですよ。

 風の音で当たってはいけない攻撃というのはわかった。

 これにボコられてた気のせいは丈夫すぎやろ。


 でも避けるんギリギリやったし、まだまだ速さほしいな。


「〈弱体化〉〈弱体化〉〈弱体化〉」


 こんくらいでいいだろう、俺は弱体化を4回自分にかけた。


 また巨大ゴブリンは棍棒を振り上げた、来るぞ。


「ふっと、うぎゃーーーん……」


 速すぎて逆にとげ棍棒に当たってしまった。

 だが強化の影響で防御力も上がっていたので耐えられた。


 HPは今ので半分も減っちゃったけど。


『ゆうたさん大丈夫ですか?』


「気のせい下がっとけ、行ける気がする、というか行ける気しかせんからな!」


 今のミスタックルで当たったところのとげ部分が壊れたんや、タックルでこの威力ならアスカ丸でやれば本体もワンパンではないか?


 まあ予備で


「〈弱体化〉〈弱体化〉」


 これ以上やると滝汗のように制御できなくなるのでやめておく、ではいざ参る。


 俺は刀を構え地面を蹴り


「はやいはやいーー! ドンッ!!」


 事故った。






「生き返れ!」


 目覚めると滝汗と気のせいが俺の顔を覗いていた。


「ゆうた、かっこよかったで……最初は」


『はい、かっこよかったですよ……最初は』


 どうやら倒せたらしいが中途半端だ、まあ俺ですからね。

 滝汗と気のせいの弱体化状態は俺が死んだことで解除されたみたいだ、逆によかったのかもしれない。


「ほんじゃあこれ持って帰ろ!」


 大きくて黒い魔核が落ちている、なんかレアなやつや、ステータスが低い俺じゃ持てないので滝汗に持ってもらおう。


 巨大ゴブリンの腹には俺のシルエットの穴が空いている。事故ったときに空いたんでしょう、こんな威力出てたんや。


『では私はこれを、ん!! ん!!』


「それは無理よ」


 気のせいは巨大ゴブリンを持ち帰ろうとしている、確かにこいつの皮膚は硬そうやしなんかの素材になりそうやが


 無理よ。


『ゆうたさん、弱体化バフで持って帰れませんか?』


「気のせい、ゲートを見て」


『あっ……通りませんね』


 こいつを倒した後に現れた転移ゲートはだいぶ小さいのでこの巨体を通すことはできない。

 というかあのゲートからダンジョンの外に帰れるやんな? と思ったら、滝汗がゲートの中をチラリと覗いて両手を上げて丸を作った、どうやら帰れるようだ。


『じゃあここで解体しましょう、ゆうたさんよろしくお願いします』


「え……」


 解体? 聞いたことないなーー


『私も助けに来た冒険者の方たちが待ってるので先にいってきます、頑張ってくださいね』


 気のせいはゲートの先にとんでいった……


「嘘でしょ……」


 俺は薄暗い中一人で解体作業に努めるのであった。


「ぶっしゃーーー!」


「あっ……」






 なんとか終わった、ものすごく血まみれになったが作業を終えることができた。まあこの欠けちゃった大きな骨を運ばないといけないんですけどね。

 え? 他の部分ってなんですか? あそこの生ゴミのことですか?






 冒険者ギルドにやってきた、この骨を売るためだ。滝汗と気のせいの二人ともいる。


『遅かったですね、それで骨だけですか?』


 俺はうなずいた。


『はははははーー』


 頼んどいてその笑い方はどないや!


「それでこれ、カードないから売れへんわ」


「あっ……」


 そういえばあのギルドカードないと素材売れへんし再発行してもらうのに時間かかるし、それまで売れへん、っていう決まりやったな……


「でもな、この魔核見せたらなんか驚かれてな今ちょっと待たされてんねん」


「へーー」


 まあ見たことない魔核やしなーー


「滝汗さーん、こっちに来てください」


「はーい!」


 滝汗がギルドのお姉さんに呼ばれた、俺たちもついていこう。




 ギルド二階の個室に案内された。


「ギルドマスター不在のため私がお伝えします、それはドラゴンの魔核です」


「へ!?」


 ごめんなさーい、意味わからーん


「ゆうたが倒したんは、こーんな巨大なゴブリンやで」


 滝汗が手をひろげてもいまいち伝わらないです……


『ゆうたさん、そのちっちゃい骨を見せてあげてください』


 お前のほうがちっちゃいわ! とつっこまずに骨を見せる。


「こ、これは!? ドラゴンの小指の骨じゃないですか!?」


 なに言ってんのこのお姉さん……






 なんか知らんけどドラゴンを倒したということで王都で表彰されることになってしまったんだが気のせいですか?


『気のせいじゃないですよ! なんでゆうたさんはドラゴンじゃないと否定しなかったんですか!?』


「あれはゴブリンドラゴンやぞ、間違ってないやんけ」


 俺はお姉さんに乗っかることにした、だってあのお姉さんめんどくさそうだったからね、それで思っていたより遥かに大ごとになってしまったのは予想外で、内心ではえっぐい焦ってる。


 うん、どうしよ。


「もう、ゆうたのせいで王都に行かなアカンようなってもうたやん!」


「はははははーー」


「はははははーー、ちゃうで! 魔王にどう説明すんの!」


 本当にそれです、どうしよう、あと鍵もなくしたしなーー


「本当のことを全部言うわ」


「ちゃんと頼むで!」


『頼みますよ!』


「もちのろん」


 もちろん俺が倒したのはゴブリンドラゴンということにするぞ、魔王様にカッコつけたいじゃないかーー


『じーーーーーー』


 気のせいが俺を睨んでる、バレてるのは気のせいですか?


アスカ丸、女神によってゆうたのような雑魚う○こでも扱えるように女神パワーで改良された刀


という設定なのは気のせいじゃないですよ~

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