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百四十九話そらとぶモザイクがかかったおっさん

「【血界】ぐはっ」


包帯ぐるぐる巻き男は血を吹き出し倒れながら

邪神の周りを結界で囲んだ


「今だテイマー」


「【テイム】─失敗【テイム】─失敗【テイム】─失敗」


「ばりんっ」


テイマーは邪神をテイムできなかった


「くそっできなかったか」


「ライダー血界を回収頼む」


「わかった」



「しょうがない次のフェイズに行こう」


「了解」


とんがり頭とテイマーはドラゴンに乗って邪神の周りを旋回していた


「【召喚】─海獣」


テイマーは七体の大型海獣を召喚した


「やれ」


大型海獣たちは虹色に輝きビームを放った


しかしほぼ効果はないようだ



仕返しに邪神が海獣に邪神砲を放つ


「ジャッシーーーン!!」


「ギュオーーードンッ」


海獣の一体は消滅した、残りは六体だ



だってこの海獣見た目騙しなのだから

こいつらが生息するのは帝国の東の海

あそこは少しバグっている


海獣のステータスは魔法防御はXなのだが力はゴブリン並みだが重さ補正というのがあるので地形の破壊はできる程度なので山脈を壊したことがある


だが知力もゴブリン並みなのでビームは雑魚い


オオツに海獣が現れたときゆうたがビームに当たったとしてもゆうたを一人ワンパンするぐらいの威力しか出なかった


「戦闘斑はまだか、仕方ない、網をかけるか」


とんがり頭はなにもないところから網を取り出し邪神にかけた


すると邪神は動かなくなった


「よし」


とんがり頭が邪神にかけた網には痺れる効果がついている、しばらくは痺れてくれるだろう


そしてとんがり頭は知っている五分で邪神が痺れ耐性をつけることも、だって石板に書いてあったから


「今のうちに削れ!」


海獣たちはビームを放つ、そしてテイマーととんがり頭が乗っているドラゴンがブレスを放つがほとんど効いてない


というのも防御魔法防御共にXだからだ


そして戦闘斑が到着した、といっても三人だ


一人は眼鏡のイケメン、石化だ


「石化は石化を使ってくれ、う○ちよくでーるあるから全力で使え」


「おう、任しとき」


そして初登場|(実は出てた)、楽園だ変装が得意だ


「楽園はまあ頑張ってくれ」


「まあまかしとけ」


そして初登場、ただのハゲデブだ


「いっちょやるでごんす」


「気をつけてな」




「【石化】─失敗、またかやっぱあかんみたいやな」


「【楽園─ゴブリンの軍勢】」


楽園はゴブリンを大量に実体化させた、数は三万くらい

オオツ侵攻を計画、実行したのはこいつだ


王国に攻めたのはただ王国の力をはかるためであってそれ以外の理由はないそうだ


そして帝国の皇帝と一日入れ替わっていたのもこいつだ

だがそれは完全にこいつの趣味なので特に理由はない


「【巨大化】でごんす!」


こいつはただのハゲデブではなく巨大化スキルを持っている


そして重さ補正でものすごい火力を出すことができる


ただし巨大化できるのは三分間だけだし巨大化中は全身にモザイクがかかっている


色々な理由で見せられないからだ


だがしかしその威力であっても邪神に攻撃を通すことはできない



そのとき王国から精鋭達がとんできた






「なんじゃこりゃ」


網がかけられた牛|(邪神)に全身にモザイクがかかっている巨大な全裸のおっさんが馬乗りになってしばいている下では大量のゴブリンたちが蟻のように牛にたかっている


一言で言うとカオスだ


『ゆうたさん、あの全裸のおっさんは味方です、とにかくうしさんに弱体化を食らわせてやりましょう』


「うんうしさん...まあそうやな【弱体化】」


そのとき邪神が網を弾きとばし全裸のおっさん

ゴブリンも吹き飛んだ



そして全裸のおっさんがとんだ方向は


「王都や!!まずい!!」



俺は大きく息を一吸いしエア操作で空気をなくした空間を作りながら全速力で飛翔スキルを使い王都に向かう


その速度にはあの気のせいでさえも追い付けない



皆が必死におっさんを追いかけている


そして俺は巨大な全裸のおっさんで抜いた


間違えた巨大な全裸のおっさんを抜いた

一応予備で少し先回りしておいた、そして


「...」


やべえ、攻撃スキル忘れた

とりあえず今できるのでいいや


「【弱体化】【エアクッション】」


俺は弱体化とエアクッションでなんとか受けとめようとする


そしてエアクッションにとんできたおっさんはバウンドして王城に一直線


やっば、やらかした


なにもしなければギリギリ城壁で止まるぐらいのかんじだったのに弱体化スキルの影響でバウンド力が上昇し、さらにエアクッションで王城ぴったしに逆に調節してしまった


俺は必死になっておっさんを追いかけた

もちろんさっき追い抜いた方法で


再びおっさんで抜いた、また間違えたごめん


おっさんを抜いた


そして俺の高いステータスのパワーでおっさんを受けとめきれず俺もおっさんと一緒に王城に一直線


俺は再生スキルを連打しながら必死になって押し返そうとするが重力とおっさんの重さには勝てない


「うがっーーーーーー!!」


もう王城にぶつかるってなったとき急におっさんが軽くなった気がした


しかし重力には逆らえないので地面へと落下した






なんとか再生スキルで落下ダメージをなくすことができた

そして今俺は瓦礫に埋まっている、瓦礫が重い


もしかすると王城を破壊してしまったのかもしれないが

それよりここから抜け出さないといけない


まだ邪神がいるからだ


手探りで脱出ルートを探す、さらに壊せばすぐに出られるが王城でする勇気はさすがにない


というかさらにひどくする自信があるのでしない



とりあえず暗いので明るくする必要がある


「【ライト】」


今俺がいる暗い空間を照らした


そして俺は気づいた


モザイクの消えた意識のないおっさんが俺に馬乗りになっていることに


そしてゆっくーりと下を見ていくと


「うぎゃーーーーーー!!」ゆうたは失神した


おっさんのあれがゆうたにぴったりひっついていたのだ

汚いよな、あれ

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