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百三十八話シオンの逆襲

ガチバトルの続きは下のほうにあります

ゆうたがまだ眠っていたころ


とあるクソガキちゃんがボッタクーリがやってきたことを確認したためシオンはゆうたを置いて外に出た






ゆうたと気のせいがガチバトルしているころ


「見つけた、儂のシオン」


シオンは街外れで見つかってしまった


「【エターナルブリザード】」


シオンの強烈な一撃が大楯を持ったボッタクーリを襲う


しかし


「儂に氷は効かぬ」


ボッタクーリは無傷だ


「おまえをたおす」


「くっはははは、お前は儂と結婚するのだ、すぐに捕まえてやるからな」


「【エターナルブリザード】」


「だから儂に氷は効かん」


だが目潰しにはなっているのでその間にシオンは落ちていた掃除用のモップを拾い上げた


「そんなものでどうするのだ」


「これでおまえをたおす」


「くっはははは、笑わせてくれるわ、やれるもんならやってみろ」


「【無双突き】【オーバードレイン】─」


シオンはゆうたが使っていた技を真似して使ってみた


「くっはは、なかなかやるな」


しかし大楯に阻まれダメージを与えることができない


「ばりんっ」


モップが壊れてしまった


「この程度か」


しかし時間は稼げた


「【エターナルブリザード】」


「それは効かないとわかって!?」


その瞬間ボッタクーリは後ろから違う気配を感じた


「【閃光】」


「キーーーン!」


ボッタクーリは大楯の端で攻撃を防いだ


「お前らは」


「えんぐん」


それはシオンそっくりなクソガキちゃんたちの集団だった




「くっはははは、なんとシオンがこんなにおるとは」


そしてクソガキちゃんの一人が喋り始めた


「ボッタクーリおまえのふせいのしょうこはここにある」


「その紙がなんだ...!?」


それはボッタクーリがした数々のぼったくりの証拠だ


「あれー?どーしたのー?」


「それをどうする気だ!!」


「もちろんまおーぐんに「【シールドビーム】」」


ボッタクーリは大楯からビームを出し書類を焼いた


「くっはははは、これで証拠はなくなった、あとはお前を持ち帰るだけだ」


と言ってクソガキちゃんを一人担ぎ逃げ出した


「「「【アイスブリザード】」」」


後ろから攻撃しながら追いかけるがボッタクーリに逃げられてしまった


けれど作戦成功だ


シオンはボッタクーリがクソガキちゃんに夢中になったときにクソガキちゃんと入れ替わり無事だ


これでボッタクーリの位置がわかる


あとはゆうたにボッタクーリを倒してもらうだけ


「そろそろけっしょうがおわるは...あれー?」


ゆうたにボッタクーリを倒してもらおうとするがまだ決勝が終わっていないそうだ






ゆうたと気のせいはガチバトルをしている


「【ライトニングプラズマ】」


雷光の結晶を周囲に散りばめた

時間経過で少しずつ相手を削る技だ


さあ戦いの始まりだ




気のせいは距離を詰めてくる


「【ブレイブインフェルノ】」


手始めに炎で気のせいを牽制する

やっぱりゲームのときより火力が上がっている


勝てるかも


「【天空突き】」


はやい、ゲームのときより素早くなっている

これはどうなるかわからんな


でもな

「【エターナルトルネード】」


「【ブレイブインフェルノ】」


「【エターナルサンダー】」


ゲームのときより強力な技を連発できるんよな

MPが尽きる前に気のせいを削りきれるかな?



槍相手のときの杖での戦いかたはだいたい決まっている



最初にライトニングプラズマを設置しそのあとは魔法で牽制しつつ距離をとり続け魔法と雷光の蓄積ダメージで倒せれば勝ちだ


近づかれるかMPが切れると負けるが今の俺のMPはゲームのときより多いし魔法の威力も高い



しかも槍は防御スキルがないので魔法を防げない


勝てるぞ


だが相手は気のせいだ全く油断できない


「【エターナルサンダー】」


「【エターナルトルネード】」


「【アクアストリーム】」


ときどき技を変えながら強力な魔法を連射していく


気のせいは俺の魔法で見えないがまだまだ余裕だろう






いよいよMPが切れそうだ、ここで一度魔法を止めて気のせいを確認する


「やっぱりか」


『くるくるくる』


天使のわっかをくるくるさせて魔法を防いでいた気のせいが現れた、だがライトニングプラズマでだいぶ削れていることだろう


『こんなもんですか!?』


気のせいの挑発だ、だが乗る前に準備は終わっている


「これで決める【深淵大穴アビスホール】!!」




とうとうMPが尽きた

気のせいがやられていたら俺の勝ちだ


『ゆうたさん、さすがですね...でも私はまだいけます』


「まあな、そうじゃないとな」


やはり気のせいは無事だ、だが頑張れば倒せそうだ



『ゆうたさん、行きますよ!【無双突き】』


俺は杖|(物理)であのコンボに立ち向かう


「おりゃーーー!!」


『おりゃーーー!!』


「ばりんっ」


「『あっ』」


二人の杖と槍が同時に壊れた


だがまだ戦いは終わっていない


「ドロップキッーーーク!!あっ」


俺はドロップキックをはずしてしまった


そして気のせいがスローモーションに見える


『気のせいパーンチ!!』


あっ、ちょっと待って

気のせいのパンチが見えている


「ぶごー」


ゆうたは倒された




『勝ちまし「ぱーんち!」』


『ぶごっ...ばたっ』



「優勝は氷結のシオーーーンーーー!!」




最後はシオン(クソガキちゃん)のパンチで

ガチバトルは終結した

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