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百十二話ワンパンカンタンワイバーン

「〈滝汗〉レーザーソード!」


滝汗レーザーの剣でワイバーンを瞬殺した


「こいつ弱い!」


「そうじゃな、もう少し先に行くか?」


「強いのいるん?」


「おぬしが苦戦するようなやつはいないぞ」


「じゃあ帰ろ!」


「そうじゃな、じゃがボスを倒して帰ろう」


道中はワイバーン(ざこ)の攻撃を全て避けながら飛行して時間短縮、そして十五階層のボスをも瞬殺し魔王と滝汗は帰還するためゲートをくぐった


「ここはどこじゃ?」


ゲートは地上に通じているはずが違うところにでた


『きたか』


「女神様!」


そこには金髪の女神がいた


『魔王ちゃん、わらわに聞きたいことがあるじゃろ?』


「あるぞ、ゆうたを殺す命令をしたのは本当か?」


『本当じゃ、まあちゃんとした理由があるからのう、ところで魔王ちゃん口調を元に戻すか?』


「いや、これでいいのじゃ」


『それでゆうたを殺せと命令した理由じゃが、あれはゆうたの心を鍛えるためじゃ、あやつには死よりつらい真実が待っておる、おぬしにもすまぬな』


「わかったのじゃ」


『それと滝汗』


「はい!」


『おぬしをタンバに送ってやろうかとも考えたのじゃがあやつらがやらかしてしまってのう...頼んだぞ』


「わかったで女神様!」


『ゲートオープン、ゆうたと仲良くやるのじゃぞ』


「もちろんじゃ」


魔王と滝汗はゲートをくぐった、そこでみたのは

「なんじゃこりゃーーー!!」

山と森が絶賛炎上中だった






俺と気のせいとしのぶはダンジョンの七階層まで来ていた、ここまではトリとトカゲしかいなく魔王の杖をぶんまわすだけで倒せた


途中の階層から敵が大きくなったが強さは一切変わらなかった、バグかもしれない


ここまでで魔王様と滝汗を見かけてないがもしかしたらすれ違ったのかもしれない


七階層からワイバーンが出るようだ

魔王様どこに行ったんだろう?

そして風景も他の階層と変わらないのでここが何階層か覚えておかないとわからない

そこは他のダンジョンも一緒やったが今回は地図もガイドもなしなのでちょっときつい


『ゆうたさんそこにワイバーンいますよ』


ただ索敵してくれる気のせいがいるのは助かっている


「ってワイバーン!!」


ワイバーン、聞いたことはあるけどなんなのかよくわからない、最初スライムかなんかみたいなだと思ってたが

滝汗の反応で違うと思った、そしてここの敵はトリとトカゲということはもうわかったよ


「ビッグトリトカゲやな?」


『ワイバーンはワイバーンですよ、ほら来ましたよ』


「ドラゴンやん」


そいつはあのアスカ丸盗っていった緑のドラゴンによく似ているけどちょっと細い


『ワイバーンは速いです、でもそのかわりやわいのでとにかく攻撃を当ててください』


「せっしゃが『ストーーープ!!』」


気のせいがしのぶちゃんを止めている隙に


「〈弱体化〉杖ハンマー!!」


俺は忍者とびで距離を詰めて


「ぶおんっ─どーんっ」


ワンパンで草




ワイバーンの丸い魔核を拾い少し休む


『さすがですゆうたさん』


「それほどでもないって」


まあレベル上がってステータス爆上がりしてるからな


ゆうた10歳

職業〈魔王〉

レベル17(+7)

HP58/58(+7)

力88(+35)

防御41(+7)

知力88(+35)

器用10

俊敏29(+7)

MP85/85(+35)

スキル〈弱体化〉〈爆散〉〈ヘイト管理〉〈みかんの力〉〈精霊召喚〉〈魔王〉〈エア操作〉〈爆裂〉〈忍者〉〈飛翔〉〈浮遊〉

属性全


もう普通に強い、初期のころの俺とは違う


「せっしゃも戦いたかったでござる」


どうせ火遁の術やるんやろ、他ないんか?


「火遁の術以外ならやっていいで」


「せっしゃ分身の術と火遁の術しかできないでござる」


「それは...」


『とべるのでそれだけじゃないじゃないですか』


「それもそうでござるな」


「他に忍者スキルになんかないん?」


俺もいちおう持ってるし


『そうですね、忍者といえばまきびしと隠れ身の術あとは水上歩行の術くらいしか思いつきませんね』


「それ戦うときいらんやん」


『まあ忍者ってそういうものですからね』


そうなんか?


「でも忍者って言ったら手裏剣やろ」


『ないですよね』


「ないでござる」


なんかちょうどいい食べ物がないか探していると食料欄の中に食べ物じゃないものが混ざっていた


「あった」


『なにがあったのですか?』


「これ」


俺は魔法弓をとりだした、どこでなくしたかわからなくなっていたがこんなとこにあったとは、ちゃんと女神にバグは報告しておいた


「これ使え」


しのぶちゃんに魔法弓を渡す、俺はもう普通に魔法が使えるので必要ない


「ありがとうでござる、でも使い方がわからないでござる」


「こうやってこうや」


素振りした


「こうやってこうでござるか」


しのぶちゃんも素振りした


『ちょうどそこにオオトリがいるのでうっちゃってください』


「わかったでござる、こうやってこう!!」


しのぶちゃんは素振りのとおり弓をひいた


「どかーーーん!!」


オオトリは粉々になりクレーターができた

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