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百九話ダンジョン侵入

気のせいとの検証は昨日から続いている

ちゃんと夜は魔王様と寝ました


「生き返れ!」


「気のせい次なに?」


『いまのが最後です』


やっと終わったか、死ぬのに苦しみがないよう気のせいがなんやかんやしてくれた

正直いつもしてほしいが

『痛みを感じないと頭おかしくなりますよ、今日のは特別です』って言われて納得した


確かに痛くないときおかしくなった気がするからな、ってのもワンパンでやられることが多くてそのだいたいが痛みを感じる前に死んでるから頭おかしくなる感覚がちょっとだけわかるんよな


「それで結果はどうなん?」


『エア操作で空気をなくしたときが一番はやいですね』


「あれは実戦で使えんやろ」


『そうかもしれませんね』


「それで他はどうなん?」


『だいたい同じですね』


「へーそうなんか...あんな落ちる必要あった?」


『なかったかもしれませんね』


「じゃあ意味ないやんけ」


『いいえ、意味はありますエア操作で空気をなくせることがわかったですよね?』


「あっそういうことか」


『そうです敵に使っちゃえばいいんです』


「ナイス気のせい、天才ちゃうか?」


『ありがとうございます』


「それじゃあ、この後からなにする?」


今日の予定は知らない


『え?聞いてませんか?』


「なにを?」


『昼からダンジョンで狩りをするって』


「え?それ聞いてない」


「それ話してたときゆうた寝てたから!」


『そうでしたか』


「それで今日にダンジョンクリアするん?」


「ちゃう!ゆうたには下見みたいなもん!わいがワイバーン倒したら帰るねん!」


ちょっとよくわからないので気のせいに翻訳してもらう


『滝汗ちゃんが急にタンバにいる仲間たちを復活させたくなったそうなんですが、どうしてもそれまでにワイバーンを倒したいということなのでダンジョンに行くことになりました』


「ごめん、ちょっとよくわからん」


『とにかく今日ワイバーンを倒します』


「まあそれでダンジョン行くんやな?」


「行くで!ワイバーン倒すで!」


「それでなんでタンバ行きたくなったん?」


「女神様からお告げがきた!」


「そうか、行ってこい」


女神のお告げならしゃーないよな


「お告げってどうやってきたん?」


「昨日滝行してたらきた!」


そういや気のせいが滝汗呼びにいったらいなかったので滝に行ったらいたって言うてたな


『あと私も滝汗ちゃんと一緒にタンバに行きます、しばらくは呼んでもきませんからね』


それは別にいい


その後アワジダンジョンへ向かった

山のほうにあるのでなにも被害はない






アワジダンジョンで迷うことはほぼない

なぜならずっと直進だからだ、階段のところは違うみたいだがそれはどうでもいいと魔王様が言っていた


そして俺はそんなダンジョンの一階層にいる


外にいるみたいに明るいがここはダンジョンの中だ、よくあるオーブンワールド的なやつやな

左右の両端にはみえない壁があるらしい

ゲームでよくあるやつやな

そして木がたくさん生えている


「森みたいやな」


「そうじゃ、だから火魔法はやめておいたほうがいいぞ」


なぜ俺に言うんだろう、しのぶちゃんのほうがやらかしそうやのに


しのぶちゃんもついてきた

気のせいとレベル上げするらしい


そして一階層の敵は弱いトカゲとトリだ、敵じゃない


メンバーは俺、魔王様、滝汗、気のせい、しのぶちゃんだ


「俺武器ないけど大丈夫なんですか?」


俺は魔王の杖しか持ってない、アスカ丸を返してほしい


「そうなのか?まあ杖でなぐればいいじゃろ」


杖でなぐるとか玉手箱みたいやん

って玉手箱...懐かしいな

いろいろあってあの出来事がだいぶ前だったような気がした数えたらわかるけど一週間前くらい前なんよな...いろいろありすぎた


「まあ最終手段あるんで」


気のせいとやったあれのことだ


「まあおぬしはここでレベル上げをするのじゃ」


「え?ワイバーンと戦わないんですか?」


「滝汗が戦うのじゃ、おぬしはレベルが上がってからのう」


そうか今レベル10やったわ、ならしゃーないか

まあ弱体化してからゴブリンしか倒してへんからな

それまでも弱体化してたけど


『私が見守っておきます』


「頼んだぞ」


「せっしゃもがんばるでござる」


「がんばってや!」


そうか、しのぶちゃんもレベル上げか

ということは滝汗と魔王様の二人でワイバーンか


「二人でいけるんですか?」


「まあいけるじゃろう、弱体化しておったから心配してくれたのじゃな、じゃがわらわまんじゅーで復活したからのう」


「まんじゅーで?」


「そうじゃ、今知力が三百あると言ったら安心できるじゃろ?おぬしも復活しておるのではないか?」


ちらりと俺のステータスを覗く


ゆうた10歳

職業〈魔王〉

レベル10

HP51/51

力53

防御34

知力53

器用10

俊敏22

MP50/50

スキル〈弱体化〉〈爆散〉〈ヘイト管理〉〈みかんの力〉〈精霊召喚〉〈魔王〉〈エア操作〉〈爆裂〉〈忍者〉〈飛翔〉〈浮遊〉

属性全


え?誰これ?


俺は強くなってた


「ぴよっ」


>まんじゅーは関係ありません


「魔王様女神によるとまんじゅー関係ないそうです」


「なんじゃとーーー!!」


なにを驚く魔王様

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