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魔王様に俺を捧げたい! ~バグりまくった世界で女の子たちとハチャメチャ異世界生活、女神はバグ直せよ~  作者: 無理です逆バリアー
一章 この世界はバグだらけ編

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十話雨なので中で解体作業


 いい朝だ、ベッドで一人魔王様が寝ている。

 寝顔がかわいい

 今のうちに見ておこう


「じーーー」


「……」


「じーーー」


「じーーー」


「「じーーー!!!!!!」」


 魔王様と見つめあった、とてもいい朝だった。




「ザーーーーーー!!」


 外は全然いい朝ではなかった……


「雨じゃな、こういうときはこれを持っていくといい」


 へぇーー、折り畳み傘とかあるんやこの世界

 もちろん色は黒だ。


「ありがとうございます」


「あっ、それ武器でもあるからさすとき気を付けるんじゃよ」


「え?」


 武器? まあ小学生のころとかは傘でチャンバラとかしてたから……どんなんやろ?


 とりあえず人のいない外に向けてさしてみた。


「ザシュッ──」


「はやっ!?」


 差すスピードよ、音速でさせる傘ってマジで武器だ。


「それじゃあ行ってくるのじゃぞ」


「いってきます」


 魔王様は来ないみたいだ、たぶん雨が嫌いなんだろう。






 ギルドに来たがガラガラだ、まあ雨やしな

 いや、元からやけど……

 そして噴水の少女がいるがめんどくさそうなので気配を消してカウンターに直行した。


「こんにちは、おすすめのクエストありますか?」


 掲示板に一覧があるが読むのがめんどくさいのでカウンターのお姉さんに聞く、というかそこに噴水少女が……


「解体作業はいかがですか? 中でできますよ」


 中でできるクエストがあるんか、それならラッキーやな。


「それでお願いします」


 ギルドのすぐ後ろに解体場があるそうなので行ってみる、というか繋がってる。




「こんにちは、解体作業をしに来ました」


「ガネットだよろしく、解体作業は初めてだな?」


「はい」


 出迎えてくれたのは獣人の大男ガネットさんだ。

 カウンターのお姉さんによると顔は怖いが優しいそうだ。


「このベアウルフを解体するど」


 いきなりごつい狼を持ってきた、動物園でもみたことない、あの本に載っているので解説を置いておく



 ベアウルフ──でかさ3メートルぐらいの狼、ゴブリンの5倍くらいの強さらしい、う○このにおいで簡単に倒すことができる。



「こいつを解体するからよく見とけ」


「さくっ──(省略)」


 ナイフを扱うのがうまい、腹に突き刺して開く

 それで開いたところから皮を剥ぎ内臓を取り出しあとはなんやかんやして並べて終了だ。



 終わった、タイムは三分


 速い


「なれたらこんな感じだな、じゃあやってみろ」


「はいっ」


 小さめのベアウルフを渡された、これならなんとか




 三分後


 目の前には血の海が広がっている

 狼も無惨な姿に……


 まず腹を開くとき、たぶん力足りないし強めでやろう、とするとナイフの切れ味がよすぎて内臓を破壊し血がぶっしゃー、さらになんとかしようと切ったところも内臓で血がぶっしゃーでこの様だ。


 俺ってこんなに不器用なのか


「さすがに、これはね……」


 さすがにガネットさんにも引かれた。

 どうやら器用値が低いのか原因らしい


 不器用でごめんなさい


 狼もごめん


「初めてでこれなら上々、ではないな……」


 まあそうですよね、俺は血まみれになってしまったので洗面台で、頭やら服やらを軽めに洗った、血でくさい。


「後片付けをしておくから帰っていいぞ」


「ありがとうございました」


 俺は一銭も稼げず帰路についた。


「ちょっと待って! 昨日助けてくれた人やんな?」


 気配を消すのを忘れていたので噴水少女に見つかってしまった。めんどくさそうなので別人のふりをしよう、あとはやくシャワー浴びたい。


「違いますお!」


「やっぱり昨日助けてくれた人やんな!」


 これじゃあダメか、ならば


「気のせいじゃないですか~」


『気のせいじゃないですよ~』


「ほらやっぱり、ってなんで逃げようとすんねん!」


 気のせい、呼んだら来るとは思ったけど……

 それより今ははやく帰ってシャワーを浴びたいのに


 はやく傘さして帰ろう、としたら気のせいが傘を持ってきた、こいつちっちゃい癖に力が俺より強いとかずるい!


『ゆうたさん、逃げてもなにもありませんよ!』


「逃げるんちゃうねん、はやくシャワー浴びたいだけやねん」


『それを伝えたらどうですか?』


「あっ、その手があったかザシュッ──」


『ぎゃーーー!!』


 傘をさしたら気のせいはふっとんでいった……

 なんかごめん、つい手が滑ってさすところ押しちゃった、まあ精霊やから大丈夫やんな?


「シャワー浴びたいんやったら帰っていいで、逃げへんようにわいもついてくけど」


「じゃあそれで」


 すでに伝わってたようだ、あれ? 気のせいが犠牲になったのは意味がなかったような……気のせいかな?


『気のせいじゃないですよ! というかその傘なんなんですか! 開くの速すぎないですか?』


 それはそう、そして再び帰路につい……


「お前濡れてるぞ」


「わい? 別に濡れてもいいやん!」


「アカンぞ、風邪ひくぞ」


 俺は傘の中に噴水の子を入れてあげた。


『私は?』


「そのまま入れるやろ」


『確かにそうですね、でも私は精霊なので風邪をひかないので入りますね』


「どっちやねん!」





「ただいま」「お邪魔します!」『さようなら』

 気のせいは帰っていった、ここまでなにしに来たんや……


「おかえりなのじゃ!?」


「とりあえず俺シャワー浴びてきます」


「お、おういいぞ」


 二人置いてきたけど大丈夫かな?




 シャワーから戻ってきた


「ゆうた、こやつ魔王軍に入ることになったぞ」


「ほえ!?」

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