”いいね”って?
いつの間にか新機能、”いいね”が設置されました。
これってなんすかね?
作者しか見られないけど、評価ポイントよりは気軽に意思表示できるって言うところに意味が有るのかしら?
などと思いながら一応受け付ける設定にしておきました。
そうすると、面白いことが。
律儀に一話一話に”いいね”してくれる方がいらっしゃいまして、その人が読み進んでいるのが手に取るように分かるのです。
でもそれも途中まで。
百話くらいからつかなくなりました。
読むのをやめたのかと言うと、ブックマークは減っていないし、たまたま読む時間がないのかな? と思って数日後。
最終話にいいねがされ、評価ポイントもつけて頂きました。
きっと読み進めていたあの人だ! と直感したのですが、確かめようがないのがもどかしいところです。
その後も、百話くらいまでは、ポチポチといいねが増えていくのですが、その後はあまり押されません。
押されなくなっても、やはりブックマークは減らないのです。
これはどうしたことだろう? この現象をどう解釈したら良いのだろう? と考えてみました。
読者様の立場に立つと、すぐに分かりました。
(ははぁ〜、これはあれだな、途中で押すのがめんどくさくなるんだな)
これが正解だと思うのですがどうでしょう?
私の作品は一話の平均が二千文字前後、話の展開も結構複雑で場面が色々と飛ぶので、次の話に行く途中にいちいち”いいね”を押すのはじれったくなるんじゃないかと思うんです。
で、話がゆっくりすすむ出だしの数十話をすぎると、話に集中したくなっていいねを押すのが面倒になる。
もしこの推測があたっているのなら、作者としては嬉しいところです。
物語の世界に没入していただけているわけですから。
ってことはやっぱり、この”いいね”、いらねんじゃね? と思うのです。
いらない、ですめばいいのですが、寧ろ、ない方がいい、と思える節もあるのですがどうでしょう?
というのも、これ、ログインしている人しか押せないみたいなのです。
ならば、読み終わった後、最終話のいいねを押してそのままページを閉じる方、結構いるんじゃないでしょうか?
、、、この所為で評価ポイントを入れない、って可能性は大いにあると思うんです。
読者様からしたらいいねを押すのも評価ポイントを入れるのも同じような行為だからどっちか一つでいいや、と思っちゃうのは自然なこと。
だとしたら、これは作者にとってただの害でしかない機能じゃないのでしょうか?
と愚痴ったところでこんなエッセー、運営の方が目を通すはずもなく、何の意味もないことは重々承知していますが、書かないとゼロ。
宝くじは買わないと決して当たらないのと同じことなので、無意味を承知で書いてみました。
こういう声が大きくなれば運営の方も考えて、より投稿者の快適な空間を作ってくれると思うのです。
思いたいのです。
追記:
やはり、"いいね"の受付設定は外す事にしました。
読み終わったあとに、最終話に"いいね”を付けてブックマークを外す方が多い様で、善意で付けて頂けるのは嬉しいのですが、結果的にポイントの総量が減るので、このシステムはダメだな、と判断しました。
今までポチポチしてくださった皆様、ゴメンナサイ。