チートスキル【※ただし美少女に限る】で皆メス堕ちさせて幸せな世界を築こう
天啓が下りてきました。仕方ないね。
「そうよ、そのまま…自分の心に正直になるの」
「でも、わたしこんなの初めてで…」
「大丈夫!誰だって初めてはあるわ」
「はい、アンリお姉さま…」
(堕ちた!)
「さぁ、そのまま―――このフリフリの衣装を着るのよ!」
スッパーン!!!!
「遅いと思ったら…何しとるんじゃ!」
私の名前は姫川杏里。18歳の頃に神様の手違いで死んでそのまま異世界に転生した。
慣れない環境で色々あったものの、今は平穏に過ごしている。
魔王ちゃんとのデートに行く途中ごろつきに絡まれたので、彼らをメス堕ちさせてたとこ。
「でっ…いやそうではなく!アンリも弱くないのだから、普通に撃退すればいいじゃろうに」
「私の使命は世界中の生物をメス堕ちさせて百合はーれむを作ることだからね!」
「まったくこれだから…」
私は転生するときにいわゆるチートスキルをもらった。
その名も【※ただし美少女に限る】。
私が「ただし美少女に限る」と思うと、視界内の対象が美少女に変身して私に対する好感度が上がるという…まさに百合はーれむのためのスキルなのだ!
「もうわしはアンリなしでは生きてゆけん…捨てないでくれよ」
「私にかかれば魔王すらこの通りなのだ!」
「大声で何言っとるんじゃ!恥ずかしいじゃろう!」
おっとそうだ。それどころじゃなかった。
「じゃあ、いこっか」
「………ん」
手を差し出すと素直に握り返してくれる。かわよ。
デートの帰り、魔王ちゃんが不安そうな顔をした。
「どうしたの?」
「わしはな…不安なのじゃ。いつかこの夢がさめてしまって、またひとりぼっちになるのではないか。アンリが……元の世界に帰るのではないかとな」
「なんだ、そんなことか」
「そんなことではない!わしにとっては…なによりも、大切な…」
「私は帰らないよ。最初はね?故郷のことを思い出すこともあったんだ。でも、今はあなたたちがいる。私の――そう!私の!私だけの!百合はーれむがね!」
魔王ちゃんが泣きながら笑う。
「全く…アンリはいつもそればかりじゃのう」
「それに明日は勇者ちゃんとのデートがあるから!」
「むっ、そのようなことを言われたら嫉妬してしまうではないか」
俯いてもじもじしてる。
「ごめん我慢できない」
「何を、んんっ」
唇を奪ってしまった。
そのまま舌を入れてとろけるまで蹂躙する。
「宿…いこっか。あんな心配ができなくなるまで愛してあげる」
彼女はこくりと頷いた。
このあと気が済むまでいちゃいちゃした。
アンリちゃんの冒険を書くかどうかは未定です。これも文章力上げてからかな。
他にも百合短編上げてるので見ていってください。
感想や評価あると喜びの舞します。
感想で誰かから要望があるか、気が向いたらデートの内容も加筆します。
可愛い魔王ちゃんを表現しきれる自信がなかった…