2/2
1章 1節 剣
空から剣が降り、地面を裂いた剣があり、今も地面最深部に刺さっているとされている。
先代の人々はそこまでその剣を欲したのか。
とある土地に大きな国があったが、その国は小国同士の集まりで出来ていた。
その中でも、ある3国はそれぞれの特徴を持っていた。
ある1国は、金属が豊富に採掘できる土地を有していた。
また別の1国は、金属を加工する高い技術を有していた。
残りの1国は、金属を研磨する高い技術を有していた。
この3国は協力をすることで、金属を加工し、他国へ商売を行っていた。
ある日、空に何か輝いた物体が3国で確認された。
その物体はものすごい音を立てながら落ちてきた。
次の瞬間、非常に大きな揺れを伴い、地面へと落下した。
その物体は3国の境界を裂くほどの威力で、地面奥深くへと消え去った。
あまりにも奥深くにその物体が消え去ったため、物体が何かを特定するには相当な時間を要した。
