海月族ゼル現れる!
編集を入れさせて頂きました。
誤字脱字が多く反省ばかりです。
いつもお読み下さる皆様がいる事に感動して感謝しながら書かせて頂いてます。
改めてありがとうございます。
「待ち合わせ場所は、砂漠のオアシス。至急来られたし!」
バイロンからの伝言。
用件については殆ど書いてない。
ただ、至急と。まさかの砂漠オアシス待ち合わせとか。
こんな時だ。
俺達は、急いで装備を整えて転移魔石でオアシスへ。
泉は横に到着。
今回のメンバーは、エドのみだ。
何せ懸念材料は沢山ある。
今は人出は割けないし、もし困難だと判断した時点で誰かにSOSかければいい。
相変わらず砂漠であるのが嘘のような緑豊かなオアシスでバイロン達を探す。
おっ。バイロン達も少人数だな。
あちらでも魔人の脅威に人員は割けないよな。
「ラル殿。早くに来て頂いて良かった。
まずは、こちらの方をご紹介させて下さい。
海月族の長アガタ様のご息女でゼル様です。」
丁寧に頭を下げて挨拶する可愛い笑顔の少女がいた。
いたが…いる場所が問題だよな。
いや、色々と問題点発見してるよ、俺。
だいたい、なぜリーヴァイの肩にいるのか?
小さ過ぎないか?
人形と呼んでもいっそ良くない?
次々とわく疑問もそっちのけで彼女の赤い目に釘付けになる。
この世界で赤い目は、魔人のみ。
まさか…
「ふふふ。本当にリーヴァイ殿の言われる通りですね。ラル殿は思った事が全部顔に出ると。
赤い目は海月族の特徴です。銀の髪も同じく。
我々水中の国では、これが一般的なのですがこの様に誤解を招く。
ですから人型を取ることをあまりしません。
今回は、どうしてもお伝えしたい事があって。」
「す、すみません。不躾な事をしてしまい恥ずかしいです。今海月族では危機だと聞いています。
その危険を超えて来て頂いたのに。」
俺…最低だよ。
前世でも思い込みで誰かを傷つけるヤツを最低だと嫌ってたのに。
俺がなってどうする。
はー。本当に申し訳ない。
「ラル殿。
大丈夫ですよ。海月族に初めて会った方は皆んなそのような態度になるのです。いや、もっと過激な例もある。
とにかく、お話を伺いましょう。」とドルン。
ニコッと笑ってからゼル殿の話が始まる。
「ではお話します。
我々海月族は、特殊能力を持っています。その能力を我々は『写り込み』と呼んでいます。
ですが他の種族の間では違う名前で呼ばれています。
『予知能力』と。
ですがそれは少し違います。
我々は予知できるのではなく、ほんの僅かに未来からの示唆が『写り込む』のです。
ひとつの絵のように。
今回は、このオアシスでした。
通常であればそれで終了ですが続きがありました。
ラル殿のお顔が写り込みに入っている事。
生き物が入るなど。これまで一度もありませんでした。何かあると長は考えました。
魔王復活の迫るこの時だからこそだと。
そこで、既知の仲であるリーヴァイ殿にお頼みしてここに皆様をお連れしました。」
何か複雑な話に取り敢えず頷いた。
何があるのかは、『写り込み』の能力では解明出来ない。自分達で探す他ないのだ。
変わった能力に感心するも、時間が惜しいとドルンに言われ、とにかく辺りの捜索する事にした。
皆んなで散らばって、オアシスを隈なく探したが何も見つからない。
だんだんとゼル殿の顔にも懸念の色が出ている。
小さな人形なのでどうもつい見てしまう。
目が合うとニコッと笑うので慌てて離れる。
俺、こういうのは弱いんだよ。
照れていたら知らない間にオアシスから飛び出していた。
外側から砂漠にあるオアシスの美しさに少し感動しつつ戻りながら考えた。
もしかしたら今回に限っては、『写り込み』も間違ったのかもしれないと。
そう思って歩いていたら、目の前で光る何かを発見!
近づいてよく見ると小さな鏡だ。
不思議な模様の鏡の発見に嬉しくなり鏡を見た。
ま、眩しいーー!!
しまった。砂漠だここ。は、反射忘れてたー!
ドドドドォドトーーー!!!!!
地震か?地鳴りが物凄い音がしたと思ったら今度はピタッと音が静まる。
えーー!!!
目の前にあの地下都市がある。
地下深く秘宝の眠っていた場所が、地表にあられるなんて現れるなんて。
廃墟となって久しいだろうその街の姿はまるで古代遺跡に見える。
海月族はこれを言いたかったのか?
凄い能力だ。やっぱり…




