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桜の木の下で  作者: 栗原 純
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お気に入りの場所

この前、一ヶ月ペースと言いましたが最初なので少し書き進めようかなと考えています。

勝手でちょっとやらせて貰おうと思っています。よろしくお願いします。


___走り出して、10分後に経った時に...


しばらくして、お爺ちゃんが言った通りに町の展望台に着きました。それから上まで上がると心地よい風がブワッと吹いてきました。風が少し強かったので僕は目をギュっと閉じた、少ししてから目を開けて見ると綺麗な海とその周辺の町とが組み合わさっていてとても綺麗でした。それから僕は、この素晴らしい景色をじっくりと眺めていました。

いつまでも見ていても飽きない光景だなぁ……...と、この光景を見ていて思いました。



それはそれは、光が差し込んできらきらと輝いていてとても綺麗で優しいような感じが溢れだしたとても良いものでした。するとお爺ちゃんはやって来て僕にこう言ってくれたんだ....

僕の顔をしっかり見てあのね、こう言ったんだよ。



「今では何処に行くにも遠くなくて自由に行ったり来たりできるものだけど、昔はそうは行かなかったんだよ。

色々な決まりがあって証明書と言うのが必要だったんだ、だから今の時代になってから随分と楽になったんだ。」

だから、だからね....昔と違って沢山の物があるけど環境とかの変化によってここ数年で何もかも変わってしまったんだ__けれど、楽しい事も悲しい事もこの町で分かり合えた、


「__....この展望台の景色を慎に見せてあげたかった。だから、私のお気に入りの場所を教えてあげたんだよ_」



でも、私の思いが伝わって本当に良かった。ほんとうに伝わって良かった、うれしいな……と私は思った。孫を見ていると、うれし涙がぽろぽろとこぼれ出した。何で私は泣いているのだろうか?と思いその時は不思議に思っていた。

すると、隣から慎が私の涙を拭いてくれました。お爺ちゃん、大丈夫なのですか?と親切に声を掛けてくれた。そして無理をしなくていいよ、僕が傍にいてあげるよ__と真剣な表情で言ってくれた。少ししてから落ち着いたお爺ちゃんは、慎が私の傍にいてくれてたから今まで頑張れたんだと思う、ありがとう………!と僕の耳元の近くで言ってくれました。コソッと言ってくれた。


そして、僕はお爺ちゃんと二人で暮らした、

お爺ちゃんのようにお年寄りから小さい子供達も集まれる居心地の良い場所にしていきたい、そして守っていきたいと考えているんだ。


___そう誓ったんだ、あの場所で。


おじいさんのお気に入りの場所?と言う感じだったんですが、次からは、青年と慎くん、お爺ちゃんがお話に出てきます。

どうかよろしくお願いします。

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