少年は魔法学校に通わなければならなくなった。
ーー僕が7歳になった頃ーー
どこの小学校も魔法学校になっていたことに僕は愕然としたのも束の間、諦めて義務教育なので、小学校に通うのだろうがいじめられないか、心配である。
今日もニュースで魔法使いの活躍が当たり前のように報じられて僕のこともまた当たり前のように人間扱いされていない。
でも友達のミカヅキには相談したくない。
こんなことでは僕は挫けない。
二年前からだ。
こんな僕が化け物で人として見てくれるなんて極僅かなんだろう。
でも僕は、みんなから愛されているはずだから、たとえこの街以外の人間全てが僕を憐憫の目で見ても憐れみの目でなんで見られないといけない。
だって、僕は神様と友達になれたんだ。
だけど、いつもいつも夜になると泣いてしまう。
神様と会えるのはいつも夜だけ。
だけど、今日から素晴らしい学園生活が始まっちゃう予感がする。
小学校に入る時お母さんとお父さんは心配そうに僕を見た。
「嫌なことがあったら相談にのるからね。」
「お父さんもいざという時困ったら助けれるように今日もお仕事頑張ってくるよ。」
そして入学式が始まった。
教科書には、新たに「魔法学」を配られた。
僕にも配られるのが辛かった。
僕は魔法が使えないのに周りの目が哀れな人を見る目で僕は見返したいとは不思議と思わなかった。
その後、入学式を終えて帰宅するときに涙が出て止まらなくなった。
止まらないんだ。どうしても止まらない。