あとがき
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
『魔剣鍛冶師になりたくて!』これにて完結になります。
無事終わることができたということで私としても感無量の気持ちです。
この作品は、本格的に『小説家になろう』様で掲載するにマッチしたファンタジーを描こうと色々工夫してみた作品でした。
パラメータや人間以外のファンタジー種族など今まで挑戦したことのなかったものに挑戦し、色々戸惑うこともあった作品です。
ただ、ここまで頑張った成果といたしまして、連載も佳境に到達するという終盤に書籍化が実現したのは嬉しい限りです。
連載終了のほぼ同日に発売という巡り合わせの奇妙さになってしまいました。
とにかくもここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございます。
また別の作品でお会いできましたら幸いです。
最後に余談ですが、ラスボスとなった剣神アテナについて補足を。
ギリシャ神話の同名神をモデルにし、あまりに手加減なしのゲスっぷりを示してしまったラスボスですが、作者のわたしとしては思い入れの深いキャラです。
何故なら、このキャラクターは私の過去作『世直し暗黒真の奔走』でやはりラスボスを務めたアテスと同一人物だからですね。
『世直し暗黒神』では最終的に消滅したかに見えた彼女ですが、神としての不変性で生き残り、時空を越えて異世界に渡って『魔剣鍛冶師のなりたくて!』の世界に行き着いた。
そして地元神のメドゥーサを騙して世界を乗っ取り、人間への復讐を開始した。
アテス=アテナが何故そこまで人間を憎むかは『世直し暗黒神』を参照ですね。
そういう意味では『魔剣鍛冶師』は『世直し暗黒神』の後日譚とも言え、長い話がついに終わったという感じがします。
ですが、書籍版についてもまだまだ続いていくとは思いますので、できれば今度はそちらの方でお付き合いいただければ幸いです。
今度は書籍版で、もしくは別作品で、またお会いしましょう!!





