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微笑ましき二人 そして手紙
炎華は天狗に会うことを決意する
しかし暁の心は霧が晴れない、、、。
忌み子 呪われた子 異端児
赤髪赤瞳の異質な私。
暁は妖術で私に合わせているから赤い髪色。
満月の夜は嫌い。
男も女も沢山よってくるから
意味も無く理性を失くして襲ってくるから
その度に私の身内に助けてもらうばかりで私は動けない、動いたらまた襲われるから。
「暁、私は天狗に会いたいわ。」
「天狗の里の帝?」
「いいえ、、、天狗の帝はお忙しくて取り合ってもらえないわ。
人間を狩っている天狗本人に、よ。」
じっと暁の瞳を覗く様に見つめる。
暁とはとても古い付き合いだ、きっとわかってくれると信じている。
「、、、、、だめって言っても行くでしょ、炎華は。」
ハァ、、、とおもむろに溜め息を吐かれて多少、罪悪感が募った。
「人に妖が悪いものばかりじゃないと理解してほしいの。
天狗は本来、人間と共存して生きるもの、、、なにか、なにか理由があるはずだもの。」
「そうだね、、、でも帝の手紙の話は?」
「あ、、、今見る。」
ぱらり、と桜色の紙を広げると中には達筆な字で文字が綴られていた。
今のうちに書きます。
まだ2年生ですから、、、
受験とか嫌だな、、。(泣)




