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夢の街

作者: 秋葉竹





昔から、

その街は、

夢の街と、呼ばれてた。

私の部屋は、暖かく、

新しい風が、吹いている。


真珠のような、

星々が、

ピカリ、ピカリ、と

またたいて、

たまには、ななめに、ながれおち、

そっと静かに、溶けてゆく。


昼間の雨で、

たまった水面に、

健気に生きてるアメンボが

スイーッ、スイーッ、と

泳いでいたよ。


水面に映る、

ましろな月が

ちいさな、まんまる、お皿のようで、

部屋から見おろす、綺麗な円は、

たまに、魚が、揺らしてゆくよ。


部屋でまだ寝て、寝息をたてて、

彼女は少し笑っているよう。

朝が来るまで、しあわせそうに、

たまには、ちいさな、寝言も聴くよ。


泣きたいような、

このしあわせに、

も一度夜空を、ゆっくり眺めて、

私は、今後も、この街に住み、

やさしく生きれる、

未来を、夢みる。








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