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スライムになったから自由に生きてみる  作者: 清道
転生と目標
7/63

分裂後の戦闘

7話目

俺が2人になってから初めて戦ってみる。

単純にいえば戦力2倍なのだから楽になるはずだ。

相手はゴブリンがいい。とはいえ、群れてこられたら勝てる気がしない。

はぐれを探さなければ。

草木の陰に隠れながら別々に探す。単独よりも遥かに広い範囲を探索できるあたり、やはり数は偉大なんだと実感する。そうこうしている内にはぐれのゴブリンを見つけた。


今回は2人とも正面から当たるのではなく、1人が正面、もう1人が隠れて奇襲してみる。


1人でゴブリンの前に行くと相手も気づいてまっすぐ寄ってくる。

相変わらずコイツは馬鹿で助かる。

もう1人の俺Bは今、木の上にいる。あいつがこっちに走ってきてるから、俺は少し後退し距離をとる。

正面に突っ込む振りをする、そうすると相手は一瞬だが迎撃体制を取ろうとする。すぐに直すがそこが隙になる

相手が油断した瞬間に、木の上にいた俺Bが飛びかかる。

そして顔を覆い、いつも通り溶かしていく。

今回は2人だからかなり早い。

すぐに溶かし終わった。


<隠密を習得しました>


今回の振り返りだ。

正直ここまで上手くいくとは思わなかった

なんと今回、俺は一撃も食らっていないのである。

今までの戦いから比べればかなり良くなっていると思う。

この作戦はこれからも使っていこう。


そしてずっと欲しかったあると信じていたスキル<隠密>

俺の目標的にも絶対に必須のものだった!


忘れる前に新スキルの<隠密>と、この前手に入れた<拘束>の内容を見ておこう。


隠密

周りの生物等から認識されにくくなる


拘束

相手を拘束する際、相手を締めつける力が強くなる


どちらも今の戦闘スタイル的にありがたいものだった

今回吸収したゴブリンは2人で吸収したが、どういう判定なのだろうか。まぁこれはおいおい見えてくるだろう。


新しいスキルも手に入り手数も増えたので、そろそろ

2匹以上の相手も襲ってみようと思う


見つけた、2匹だ

またゴブリンだが、この森には他に生物は居ないのだろうか?同族すら見ていないのだが。


ここで俺は少し戦闘に工夫を加えてみることにした

最初まではおなじ2匹の注意を片方に引き付け、目の前で瞬時に後退、上から俺が降ってくる

ここまでは前と一緒。今回はそこで一旦注意を引いていた俺Aは<隠密>が発動するように茂みへ。

突然のことに驚き、味方を助けようとスライムBに棒を振り下ろすゴブリン。

頭にくっついてる俺Bはそこで退避。

なんということでしょう。フレンドリーファイアの完成です。

あとは味方を攻撃したことに動揺しているゴブリンに2人(匹?)で突撃。味方の攻撃で気絶してるゴブリンは放置で元気な方を仕留める。

その後気絶している残りを片付け、初めての複数VS複数の戦闘が終わった。




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