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4.00038 決断の音


足元の粒子が一斉に鳴り、決断の音が空間を満たす。小さな鐘のような響きが、スロープ全体に伝播する。俺はその音に合わせて一歩を踏み出す。音は過去と未来を繋ぎ、世界の層を再編する合図となる。三后の視線が静かに承認を示し、エメラルドの鏡が一瞬だけ真実を映した。選択は終わりではなく、次の始まりだ。

その一歩で、スロープの歌が変わった。色が一つ増え、風の匂いが少しだけ違う。プロメテウスの火が青から薄紅へと揺れ、メーテリュの骨格が新しい角度で噛み合った。エメラルドは鏡の中で笑い、俺は胸の中に新しい旋律を抱えた。これが外歴の深層で得たものだと、身体が静かに告げる。

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